「男女の友情って・・・」ワン・デイ 23年のラブストーリー クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
男女の友情って・・・
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久々にキタ❗️ 私のストライクゾーンのど真ん中ストレート豪速球なラブストーリー。「恋人たちの予感」以来のこの何とも言えない、身悶えさせてくれるカップル。
最初は男はただのオスで、女は満更でもないのに、互いを友人として制御してしまう、逆若気の至り。それって意味無いけど、何年もズルズルいってしまう。社会出たら仕方ない。
しかしこの2人は、何年後かにはそれも解消し、正式に結ばれるという、自分からしてみたら何とも羨ましい事限りない。相手がアンハサウェイというのも充分過ぎて、これ以上望む事は無いはず。
自分にとってこの作品が心に沁みたのは、スタートが大学の卒業当日から、というのが、とても感情移入しやすく、しかも今現実の自分とほぼ同世代で終わっている。途中からデレクシーは完全に自分に置き換わっていて、結ばれて「子どもが欲しいわ」なんて言われた時にはそらもう我が世の春かと見紛う程でしたが、現実の自分にしてみたら結ばれる事すら有り得ないのであるから、結ばれてからのその後は割と蛇足感はあった。
寧ろ結ばれない結末の方を観てみたい。
40代の方にはちょっと劇薬な作品です。
取扱注意。
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