ワールド・ウォー Zのレビュー・感想・評価
全254件中、221~240件目を表示
ありきたり・・・
そうか、Zはゾンビの・・・単純でしょ!!
国連が主体で維持活動できる設定にも無理がある。
アメリカはパンデミックの前に、空港閉鎖・陸路閉鎖などを施すでしょ?
そもそも感染源からの対応が遅すぎて、ブラピが家族でテレビ見ているときはすでに戒厳令が敷かれるはず。アメリカ陥落からスタートで、国連管轄の空母で家族を預けながら、家族愛を見せるのかと思いきや、電話のやり取りではへまをする…。
飛行機に乗ったときなんて、酷すぎ。
ブラピは不死身か!?なんで女の子と2人だけ助かるのか…。
最後には、ブラピが数あるウィルスから当てて、ゾンビを交わすと…。
おいおい、そりゃ無理あるでしょ。大体ウィルスに体負けません?
とまぁ、突っ込みどころ満載です。
他にもありすぎて、切りが無いですね。
けど、ポップコーン食べながら、なーんにも考えずに見るには
大作系として持って来いだと思いますよ。
かるーいパニック映画であるし、そんなに血が飛び交わないし。
初デートでもありでしょう。
内容はバイオハザードのほうが遥かにいい。
とにかくありきたり、薄い…。
もうちょっと頑張って、ブラピさん。
私生活では素晴らしい家族愛に満ち溢れた行動をしてるのだから。
アンジェリーナ・ジョリーや子どもたちへの愛は、ステキそのもの。
その栄誉もあるから、これから頑張ってねで☆1つ追加で☆3です。
薄い
緊迫シーンが多すぎず良い
私がそうだったのでもしかすると知らない方もいらっしゃるかも、と思い最初に書いておきます。
これ、ゾンビ物です。
ただし、割と初心者向けというか、あまりグロくはありません。
なので、「スプラッター」だから嫌、という方は意識を変えるために見てみても良いのでは。
さて、レビュー本体に入りますね。
冒頭、作品内の状況説明は、テレビやラジオのザッピングを使う定番の流れ。この時点で「あれ?これゾンビ系か?」と感じる人はたぶんコレ系が好きな方かと。
ストーリーはシンプルで、強力な感染力のある「何か」のせいで、人々がたちまちゾンビ化(作中「Z」と表現)して襲ってくるのに対し、対策を探すため主人公が世界中を巡りながら謎解きに挑戦するというもの。
ただ、ストーリーはあまり重要ではないかな。展開するためのキーとなる要素がアラだらけで、善意に解釈すれば「藁にもすがる」状況だからとなりますが、作中の表現では主人公は「これで確実に前進できる!」的な確信を持って動いているようにしか見えません。あまりこだわると楽しめなさそうだったので私はサラっと流しておきました。
主人公設定は「国連の調査官」というのが目新しいですが、何が専門なのかも良く分からなかったですし。特殊部隊員とどこが違うのかさっぱりなのは、制作側の掘り下げ不足か説明不足ということに。
それでもこの映画、最終的には結構満足できました。
というのは、緊張感の総量が程よく抑えられており、かつ最終的になんとなくホッとできるから。「とりあえずひと段落かぁ」とエピローグをゆったり見られましたから、見終わった心地は快適なほうですね。
Zがどこからでも来るわけではなく、安全地帯はきちんと分けられているので、「いつ襲ってくるのか」とドキドキするシーンと、安心して話に見入っていられるシーンがハッキリしており、見ていて疲れすぎないのが大きいですね。
後半になると「突然の襲来」は大分減ってくれる(予想がつく)ので、心の準備をしてからバトルシーンに向き合うことが出来ました。「ハラハラ」感も多すぎると嫌になってくる私にはちょうど良く釣り合っており、楽しむことが出来ました。
冒頭にも書きましたが、こういう点も含めて、いわゆる「ゾンビ」ものに慣れていない方も大丈夫なのではないかと。
ブラッド・ピットも出てますし、見ても良いとおもいますよ。
レオドランドなゾンビ
どうやらゴアシーンはないらしいと聞いていたのだが、本当にはらわたにむさぼりつくシーンがないどころか、かみつく場面すらなかった。
飛行機が落ちたり巨大な壁にゾンビの群れが人柱のようになってよじ登ったりと非常にスケールの大きい場面がたくさんみられたのだが、スケールに誤魔化されている感じがすごくした。
そもそもブラピは細菌研究者でもなんでもないのに、自分が治療法を開発しなければならないという使命感の元に行動し始める。どんな思い上がり野郎なんだよと思っていたら、本当に開発してしまうスーパーマンだった。
手首を切られた女の子を飛行機で切り口を消毒する場面は本当に痛そうだった。ちょっとした切り傷でも消毒すると死ぬほど痛いのに、手首って怖すぎる。
研究室に侵入する場面は、建物の外で大騒ぎして建物からゾンビを誘い出せばいいのにと思った。
人と感染者のおっかけっこで2時間だ!
ちびりそ~
ゾンビ映画として楽しめました
カタルシス不足
仕方ないが、中途半端
アルマゲドンにあらず?
見終わると「ワールドウォー」の意味がよくわかります笑
みんなのリーダー、アメリカが世界を救う!というアルマゲドン的な映画かな?と思いながら最初のほうは見てました。
エルサレムに元凶があるんじゃないかと匂わせられるシーンで特に。
実際はそんなことはなく、むしろエルサレムの指導者の「行動する人間」ぶりに、出来るな!と思わせられるんですが、最初にエルサレムが出てくるときの言及の仕方、思わせぶりじゃなかったですか?
さて、ブラピは世界中を飛び回り、行く先々で人と出会いつつ、各所でZに襲われます。
国連として始まり、WHOで終わるというのがいかにもって感じです笑
そういえばオープニングも環境問題、自然の脅威を意識させるものでした。
環境問題は否が応でも国際的な問題になる、国境を超えて広がる二酸化炭素が国際的な協力を強烈に引き起こす起爆剤になるかもしれない、という話を思い出します。
ともかく、アメリカナショナリズムプンプンの映画かと思って観たら、それどころかナショナリズムを(若干説教くさく?)否定するような映画でした。サラッと大統領死んでるし。
ナショナリズム無き国際的な協力の場では、人種宗教関係なく「行動する人間」が尊いのだ!というようなことを教え込まれた気がします笑
そして、国家忠誠を抜きにして、闘う理由として出てくるのが「家族」と。
エルサレムで、城壁が超えられる原因になったのが、国旗ふりつつの騒ぎだった、というのも、一つの警句……なのかも。
対ゾンビシーンはぶっちゃけ、走れ!か静かに!の2パターンしかなくて単調っちゃ単調ですがまあゾンビですし。
ゾンビですしね。はい。うん。
うーん…
感染したゾンビをぶち殺しながら、人類が生き残る策を探るという映画だが、途中で眠くなる。面白い、という人はもちろんいるのだろうが、私にはダメ。
何がダメかって?
①感染源の一つとみられる韓国に到着していきなり、ハーバード大学感染学の権威という若き学者があっさり、自分で転んで銃が暴発して死ぬ。(はあ?こいつは何の役割だったのか?)
②一部の特権階級だけが国連空母に乗れる不愉快さ(そもそも、国連は軍を持たないし、この特権階級ぶりがあっさりと普通に描かれている。)
③感染源や感染経路は最後まで不明のまま。映画は「戦いは始まったばかりだ」とか言って終わる。話が広がりすぎて収拾不能になるパターン。
④ゾンビがただ、一部の人をよけていく光景だけで「ゾンビは何かに感染した人間には近づかない」と推理し、自ら毒素のワクチンを注射するむちゃぶり。(要するに腹に落ちない)
⑤やっと搭乗した民間機の中で手りゅう弾を爆発させて墜落させ、主人公とイスラエル女性兵士だけ生き残る荒唐無稽ぶり。さらに腹に部品が貫通したにもかかわらずものすごい勢いで回復する。テレビゲームじゃないんだから。普通ならあれは全治半年以上。そもそも出血多量。
⑥映画全般で、自分と自分の家族、その周辺だけ助かれば(主人公本人の考えではなく、作品自体の描き方)、他の無辜の人々はあっさり犠牲になってもよい。
⑦最後のシーンなんか、ただの虐殺。映画を見ている多くの人は、もし映画と同じ事態が起きたら、ほぼ全員がゾンビ側になるのに、もう軍隊がゾンビを一個所に誘導するように集めてガンガン射殺、火炎放射器で焼き殺す。てか、本来、こいつらゾンビをどう治療するか、を一切考えず、射殺しまくる感覚の不愉快さ。
⑧家族愛って、この薄っぺらな描写でどう感じろというのか。電話してるだけだろ?それもうかつな電話で人が死ぬのに平然としている。ぶっ放し映画だってたくさんあるぞ、家族愛に感動するのって。
自分で何で眠くなったか考えると、要するに、すべてが「なるほど」と腹に落ちずに不自然なのと、くどくど説明が多く、、また、その説明が脳の中をすっと通っていかないことに行き着く。
ゾンビ映画は難しい。個人的にはバイオハザードの方が面白かった。
なかなか良い。
3Dの字幕版での鑑賞。
ゾンビの集団が積み上がり、スクリーンから飛び出してきたシーンはけっこう迫力があり、楽しめました。
終盤の緊張感が伝わってくる、ゾンビと人の神経をとぎすました対決はドキドキものでした。
ゾンビが歯をカクカクカクカクは、怖いと同時に笑える。
続編あるといいですね。
かな~り満足!
凄いスピード感です。
冒頭少ししてから次から次へと襲ってくる難題に対し、観客の考える間もなくストーリーが展開していきます。
ゾンビの動きが速いので、その早さに驚かされます。
飛行機のシーンが一番ハラハラしましたが、そういう解決方法か!っていう感じで、良い意味で期待を上回る展開です。
ただ、エンディングが少し前から読めてしまったため、終盤のスピード感は大分落ちてしまったかな、、という印象。
また、終盤のゾンビはそんなに怖くなくなるというか、ハラハラしなくなりました。
特に、研究所でのシーンで、音に反応するということで、主人公達がゾンビがいる部屋の窓の前を通過する時には、こちらを向いてない時に一人がそーっと窓の前を通過、かすかな音に反応してゾンビが振り向き、暫くするとまた後ろを向き、もう一人が通過、またゾンビが振り向き、、というシーン、どこかで観たことある、、、そう、「だるまさんが転んだ」だ!
と思ってからは、何故か含み笑いが出てしまう余裕の展開という感じで。。
終盤のスピードの低下とともに、若干の消化不良感も残るエンディングでした。
でも、トータルとしては大変面白い映画です。
もう一度観たいです。多分DVDも買います。
ゾンビ映画がデートムービーになった日!
人が持たねばならない行動原理とは
恐怖映画では、ありません。
常に冷静に現実を直視し、その現実から条件を導きだし、自己の意思で行動出来る者とは、どうあるべきかと強く訴えかけます。
ある時間経過とともに、生き残っている者は、自然と選別されており、皆結果死に臨んでも自然と受け入れます。
登場人物を、危機的世界に放り込む為に、ゾンビを選択したに過ぎません。
その背景を人工的な紛争・事故でも、噴火・地震等の自然災害を選択しない事で、全ての人間に平等に起こりうる災難として選択した監督の慧眼に感服です。
「行動する者だけが、生き残る。」
良い言葉です。
男女の違いなく、本作品で戦う人々に共通しているのは、現実を直視し自分が判断・決断した結果を受け入れる。
わめきも呻きもせず、他人に責任転嫁する事もありません。
極論ですが、今の地球に生きる人間が多すぎるのでは無いか。
民主主義=自由競争ではない事は、皆気づいています。
惰性で生きる。
ある日突然何かが決壊し、殺戮が始まる予兆でしょうか。
ゾンビがいっぱい
ゾンビの数が多いです!とりあえず数で勝負じゃーと云わんばかりの多さです。あまりの多さに勝てる気がしません。
そしてゾンビが速いです!世界陸上レベルの速さで襲ってきます。
そんなゾンビ達相手に、ブラピが真面目に闘っております。
ブラピ以外の俳優陣も、地味ながらキッチリ真面目に演技しております。上手いです。(デビッド・モース出ててびっくりしました。マシュー・フォックス地味すぎてどこに出てるのか判りませんでした…。)
数多い&速い&真面目で、ぐいぐい迫ってきます。迫力あります。
話の展開も早いので、観客に考える隙をあたえません。
たいへん面白かったです。
--
ただ一つ、ちょっと残念だったのは…。
最後の研究所のシーンでしょうか。
研究所という設定上、ゾンビ数が激減します。
また、また音に反応するゾンビを刺激しないよう静かにしているので、シーン自体が落ち着いてしまいます。ゾンビも減速します。
ここで、思わず、考える隙が出来てしまって…。
ブラピと研究員の話を聴いているうちに、様々な思いが浮かんできてしまい…。
例えば作中の細かい設定。音に反応するゾンビ…イスラエルのシーンで「歌」に反応して襲ってきたけど、その前にバリバリ飛んでたヘリの音には反応しないの?とか、ものすごーく野暮な疑問が湧いてきて。
さらには
そもそもゾンビって何なの?という「そもそも論」まで、私の中で湧き始め…。
(そんなことはブラピじゃなくてジョージ・A・ロメロ先生に訊けって話なんですが。)
これ、本作が悪いっていうより、ゾンビ映画観ながら、そんな野暮なことを云う私が100%悪いです。
(いや、ロメロやフルチの作品だったら逆にそんな疑問も湧いてこないのですが…。
ゾンビ映画というジャンルを解放し、一般向けにレイティングも下げる配慮がなされた本作。
マニアではない一般向けにゾンビという触媒を使って何を表現しようとしたのか?何のためのゾンビだったのか?と、ふとした隙に湧いてきちゃいました…。ブラピの狙いも判らなくもないですが、伏線の未回収や、スピーディーな展開を優先したがために単純化された部分もあり、狙いもぼやけてしまったような気がします。ぼやかさずに、この世界観をガチに作ったなら、レイティングもR18くらいになってしまって今ほどのヒットは見込めなかったかもしれないけど、歴史に残る大傑作か大珍品になっただろうに…と、ちょっぴり残念に思ってしまいました。
エンターテインメント作品としてみれば、こんな指摘は大変野暮です。楽しみを阻害するほどの齟齬はないと思います。ごめんなさい。)
兎にも角にも、一度ギアを入れたなら、観客に考えさせぬよう、一気に突っ走れ!!いや、突っ走ってください…と、お願いしたくなる研究所シーンでした。
これが噂の撮り直したシーンなのかなーと思ってみたり、撮り直す前のシーンも観てみたいなーと思ってみたり、ちょっと悶々としてしまいました。
--
ちょっとした悶々もありましたが、全体的にはとても充実した映像で、全米でブラピ史上最高興収&ゾンビ映画史上最高興収なのも充分納得です。面白かったです!
最後が…
早い!速い!
全254件中、221~240件目を表示