50/50 フィフティ・フィフティのレビュー・感想・評価
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ジョセフ・ゴードン好きであれば
個人評価:3.8 こういった余命宣告を受けた主人公の作品は見ないようにしている。作品の良し悪し以前に、見る側の人間としての弱い部分に訴えかけ、どうやっても感動させてしまうズルさがあるからだ。 今回はジョセフ・ゴードンが好きなので見てみましたが、案の定、涙腺も緩み、なかなか良作と感じてしまう。 邦画でもこの手の作品は多く、軽薄な感動ストーリーにしてしまうが、本作は各キャラクターとの交流ををしっかり描き、お涙頂戴の一辺倒ではない。欲を言えばアルツハイマーの父親との1コマがあってもと思うし、またその夫の看病と、ガンを患った息子を気遣う母親の苦労は半端ないと思うが、その母親の影のたくましさと悲しみは描かれていない。 心に突き刺さる表現やテーマは感じられないが、ジョセフ・ゴードン好きであれば、あの線の細い自然な演技だけで見応えはある。
まぁこんなもんか。
ガン宣告を受けて、生存率は50%。 シビアなテーマだけどけっこう軽めにまとまった印象。 病気になった本人、家族、恋人、そして友人。 それぞれの苦悩を描いてはいるけど、なんだかキレイすぎるというか…。 まぁ生々しさみたいのは目指してないだろうからOKなんだけど。 演技は良いんだけど現実感がないというか、 どこか表面的な感じが否めなかった。 ともあれ、生きることはそれ自体が希望に満ちている っていうメッセージには勇気づけられるし、ハートウォーミングでもある。 個人的にはラストシーンが非常に気に入らないので、 それで評価が落ちちゃったのかも。
ガンになった本人より、周りの人間のほうがずっとキツい。ガンになるこ...
ガンになった本人より、周りの人間のほうがずっとキツい。ガンになること自体は、本人にとっては決して悪いことばかりじゃない。良い方に転がればこの作品のような展開になるんだし。悪い方に転がると最悪だけど…。それも、本人の生き方しだいなんだろう。
友の姿勢
1番印象に残ったシーンは、
主人公が友達の家に行った際に、
しっかり読み込まれた
癌患者との付き合い方という本を見つけた場面。
不安、怒り、安心、愛、嫌悪、誇り、、、
様々な感情を抱えながらもがく主人公に、
病気を笑いに変えながら以前と変わらない対応を
相手に気づかれることなく、
陰で必死に考え、調べた上でしていたことは、
単純にかっこいいと思えた。
友を思いやり、友のために努力し、
人知れず実行する。
そんな友になりたいと思わせてくれる映画。
情けない自分をコントロールできるか
身体髪膚これを父母に受く・・ガンになること自体が親不孝だし、まわりに迷惑かける自分自身が情けなくなるのは当然。その気持ちに仲間を巻き込むのはもっと情けない。そんな時でも卑屈にならない大物になりたいです。
ホワッツ?なんでこれこんなに評価が高いんだい?生存率50%のガンを...
ホワッツ?なんでこれこんなに評価が高いんだい?生存率50%のガンを宣告された27歳の男が、マンネリの彼女じゃなく、疎遠だった両親やがんばる新人セラピストの助けで絶望に向き合っていくんだと。なんの工夫もない学園祭以下のシナリオにがっかり。これじゃまるで偽ドキュメンタリ。フィクションなんだから、どんなに演技がまともでも、これじゃダメダメ。かしこくかわいいアナ・ケンドリックにセラピーしてもらわないと立ち直れない気分。おしおきの2点だ。
ガンになった本人より、周りの人間のほうがずっとキツい。ガンになるこ...
ガンになった本人より、周りの人間のほうがずっとキツい。ガンになること自体は、本人にとっては決して悪いことばかりじゃない。良い方に転がればこの作品のような展開になるんだし。悪い方に転がると最悪だけど…。それも、本人の生き方しだいなんだろう。
ともだち
主人公の人柄ありきでしょうが、癌宣告を受けたとの告白後も、いつも通りに接する友人の変わらない優しさに、ジーンときます。(今まで同様に接する為の勉強を(本を資料に)主人公の見えない所でしてくれていた優しさに、またジーンときます。 セス・ローゲンは、バカやってハチャメチャ!な役(も好きだけど)よりも、こういう役の方が(相変わらずバカやってたけどね(笑)魅力的に感じる。 観て良かった。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの笑顔に、こちらが癒される~
身体の不調を訴え、診察してもらうと 癌であることがわかる。
普段と変わらぬ生活をしているつもりでいても
同じく癌を患い治療していた仲間の死を目の当たりにし
次第に死の恐怖に襲われるが、新米セラピストのキャサリンの言葉を思い出し
なんとか心を落ち着かせていく。
しかし、抗癌剤の治療が全く効いていなかったことで、非常に難しい手術を受けることになる。
オペ当日のアダム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)が良かった。
もしかしたら二度と目を覚ますことができないかもしれない恐怖が
すごく伝わってきた。
それと、何といっても 親友カイル役のセス・ローゲンが良かったw
病気をテーマにした、重くなりがちな内容でありながら
カイルだけは、いつもと変わらずアダムと接していて
そのことで作品のバランスが上手く取れていて良かったと思う。
カイルは、女とヤルことばっかりのどうしようもない男だけど
敢えていつもと変わらぬ態度を取り続けることの辛さもあったのだろうと思った。
酔いつぶれたカイルを自宅まで送ったアダムが見付けたものを見て
思わずウルッとしちゃいました。
自分だったらとずっと考えてた
ジョセフゴードンレビットが良い。表情に哀愁が漂ってて、他人事のように思えなかった。親友も良い。 今の世の中、群れて絆や仲間とすぐ言うけど、大切な物は最小限で良いんだなと思えた。 若くしてガンになるという思いテーマなのだけど、何故か健やかで優しい雰囲気で、自分の人生に天地がひっくり返るような出来事が起きても、こんな風に出来るだけ自然体で、断捨離して大切な人にだけ囲まれて支えられて生きていり事に気付けたら幸せだなと思った。 ずっと自分がもしこうなったらどうしよう、こうして行こうと想像の世界に何度も飛びかけた。それくらい他人事と思えない映画だった。音楽も良かった。
真の友情、真の愛情
ガンになったアダムを通じて、真の友情とは何か、真の愛情とは何かを考えさせられた。 病気になった時の感情や、それを告知された周囲の人の反応がとてもリアル。 自分が人生の谷底に落ちている時に、手を差し伸べてくれる友達がいるか? もしいれば、その人の人生はとても豊かなのだろう。アダムにとってのこの悪友は、まさにアダムの人生にとって、宝そのものだ。 また、アダムが最後の方で、今まで自分のことでいっばいいっぱいだったために知ることができなかった、親や友の愛情。これに気づき、周囲に優しくなれたアダム、、尊敬します。 自分がもし病気になったらどうあるのだろう、また周囲の大切な人が病気になったら、、、 色んなことを、考えさせられる良い映画だった。
それいけ我が人生!
健康に生きてきたのに…ガン……だと… こんな始まり方です。実体験が基になっているだけあって、とても現実味がありました。みんなの態度が突然変わったり。そんな時に頼りになるのは、やっぱり友達なんですよね。ちゃんとフェアに向き合ってくれるのは、いつでも友達です。 だから一度できた友達は、一生大切にしよう!って心から思いました。 さて、こんな重いストーリーなのにも関わらず、とても明るいタッチで描かれているので、病気ものにしては観やすいです。時折流れるポップな歌も、人生を全力で謳歌しようとする主人公と見事にマッチしていました。 決して楽ではない、けれども希望をもって、諦めずに、とにかく"生きる!"という強い気持ちを大切にしなければならないのだと説教された気がします。だって、明日"ガン宣告"されるかもしれないんですよ?
ハイな気分
重くなりそうなテーマとは裏腹にすごくハイな気分にさせてくれる映画でした。 主人公と同じ年だけど自分だったらこんなに前向きになれないだろうなー 飾らない親友がいて、新しい出会いがあって何かを欲するってことが生きるってことなんだなー
優しさのかたちは人それぞれ
余命わずかと宣告された友人や恋人、家族との向き合い方。 誰もが遭遇する可能性があるお話。 限られた時間の中でないと、相手を思いやったり向き合ったり出来ないのが、普通だと改めて思う。 だからこそ、こういう作品で何かヒントを掴めればと。
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