映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマルアドベンチャーのレビュー・感想・評価
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どんな命も、生きてる生きてく!
ドラえもん(映画)シリーズ第32作。
小学館創業90周年記念作品。
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作エピソード(モアよ、ドードーよ、永遠に)は既読です。
普段はあまりフィーチャーされないのび太くんのパパ、のび助が大活躍する本作。大活躍と言っても、ドラえもんたちと冒険を繰り広げるのは、子供時代ののび助でした。
お互い親子とは気づかず、冒険の中で友情を育んでいくのび太とのび助。のび助は危険を省みず、友達の危機には敢然と飛び込んで、絶対に助けようと行動する…。このパパあって、のび太くん有り。時空を超越した絆に涙がこぼれました。
乱獲で絶滅した動物たちが暮らしている島は理想郷だし、実際そう云う場所があれば…、と夢想せずにはいられませんでした。人類の過ちであり、決して忘れてはならないな、と…
連綿と繋がれて来た命にも想いを馳せました。我々は、ご先祖様から受け継がれて来た命を生きている…。正しいことも間違ったことも、全部引っくるめて家族の歴史で血の轍…
そして今日も、これからも、生きてる生きてく!
[余談]
空気砲などの武器系のひみつ道具やどこでもドア、タケコプターが根こそぎ使えないと云う事態にハラハラしました(笑)。
家族で見る用に狙い過ぎ
ドラえもんの一話から広げるパターンなのかな。絶滅動物の回。
ドードーやあのちびっ子がとにかくかわいい。
まあ、この親子推しは、賛否あるだろう。ドラえもんをずっと見てた者からすると、ないな、と思うセリフがバンバン出てくる。考えると胸があったかくなる、あれは言わずにそれを描いていただろう。おばあちゃんの回を見ろ、と。
なので、本作はいい話の持っていきかたがちょっと独特。小さい子がいる家族で見る用に狙い過ぎたのかも、ていう。。
のび太パパ・のび助の大冒険・・・だっけ?
カブトムシを闘わせる虫相撲が発端。のび太の父のび助が買ってあげたカブトムシを闘わせるのだが、ジャイアンには負けてばかり。ドラミちゃんの計らいによってヘラクレスオオカブトを手に入れたのび太はあっという間にチャンピオンに・・・そんなこんなでいつものメンバーでタイムパトロール・ゴン助とともにベレーガモンド島へ。そこには絶滅したはずの動物が平和に暮らしていた。
絶滅危惧種を保護しようというテーマに加えて、のび太と父親との時空を超えた愛情物語がある作品。「わすれん棒」によってのび助が記憶を無くしたまま冒険するところも上手い設定だ。何しろ30年前ののび助は坊主頭ではあるが、のび太そっくり。ロッコロ族たちからは勇者ダッケと覚えられてるところもいい。
いつもの劇場版の雰囲気いっぱいだったけど、夢のある道具だな~と感じられたのが、「空気クレヨン」だ。空気に絵が描けること、のび助は絵の才能があることなど、ノスタルジックでファンタジックな展開でした。
しずかちゃんのヌードは、入浴シーンがあるものの肩から上だけ。その代わり、みんなが頑張ってるところで、ポンポンで応援しまくる姿が笑える・・・可愛い。
お父さんのエピソード
昔のお父さんと出会う流れもゴタゴタ重たくてリズムがない。
お父さんでなきゃ困るネタがない。
ゴールデンヘラクレスの存在ももうひとつで守り神とかどうなんだろう。活躍は悪役の乗り物を壊すだけ。
オリジナルだけど、見たような話で少しも盛り上がらなかったです。
かつての偉大なる歴史と功績は...
映画ドラえもんと言えばストーリーがよく出来上がった大人が見てもあっぱれといった作品と言うのが今までであった
しかし...
なんともチープな映画でがっかり
新ドラえもんはリメイクじゃなきゃダメみたいだ
新ストーリーは見るに堪えない
ゴン助のおっちょこちょいのせいで…
のび太のとーちゃんが出てきたけど、出て来なくても成り立つ話。つまり、そんなに重要な役割は果たしていない。ただの感動エピソード要因でしかない。とーちゃんじゃないと解決できない、“何か”があれば、もっと良い作品になるんだろうけどな〜。残念。
幼稚化に歯止めが利かぬ映画ドラえもん
映画ドラえもんが年々幼稚化してきている。
元々子供向けの作品なんだけど、藤子・F・不二雄氏が携わっていた頃の映画は大人もワクワク楽しめた気がするのだが…。
今回の舞台は絶滅動物が住む不思議な島。
島を訪れた一行は、一人の少年ダッケと出会う。
実はこの少年、タイムトラベルで迷い込んで来たのび太のパパ。
そうとは知らずのび太たちは、ダッケや島の人々と共に、島の守り神である黄金のカブトムシ=ゴールデンヘラクレスを狙う悪漢と戦う。
のび太が実父と頑張ったり、のび太たちが家族への思いを告白したりと、”家族の絆“が描かれる。
「家族を思うと、ここ(胸)があったかくなる」など、子供には分かり易いけど、何度も何度もこういうのを見てきている者にとっては新鮮味ナシ&ストレート過ぎてこっ恥ずかしい。
(決して作品が悪いのではなく、自分の不覚ゆえ)
絶滅動物が登場するんだけど、絶滅動物の保護とか自然を守ろう!というメッセージは低め。
話はゴールデンヘラクレスがメインとなるのだが、そもそも絶滅動物の島の守り神が何故にカブトムシ?
何だかちぐはぐな印象を受けた今回の映画だった。
それでも、無難には楽しめる。
映像技術はストーリーをカバーしない
子供と見に行ったが、タイトルどおり、現在の映像技術はすごいのだが、ストーリーはいまいちであった。
親子愛を強調するのも、小さい子には分かりやすいかもしれないが、それを何回も言葉に出して繰り返すのも、なんとなく見ているほうは気恥ずかしい。また、最後に敵と戦うシーンでも静香ちゃんが、のび太をチアガールのように応援するのだが、自分の知っている静香ちゃんはあんなに軽い感じはしなかったのでとても残念。原作の藤子・F・不二雄さんが生きていたら果たして、あのような脚色であったか、そもそもこのように書いたかどうか非常に疑問がある。
一寸の虫にも五分の魂
手書き線のタッチを活かしたやわらかい作画が本当に可愛らしくて毎年観に行っていますが、オリジナルのキャラや話はたいてい残念な方に働いている新大長編。
今年は完全オリジナルだからつまんなそうだなーと覚悟して行った以上に脚本ひどかったので、毎年惰性で見てる人は1800円で美味しいもの食べたほうがいいし作画目当ての人は寝ないように注意して下さい。そんなわけで評価は作画とスネちゃまへの点。
震災後はじめてのドラ映画だからか、親子の絆ネタを無理矢理ぶちこんだおかげで起承転結その他キーポイントがことごとく新手のギャグかって強引さで展開してていっそすがすがしい気分になれること請け合い。そら寒い!そら寒いよママー!
「スーパーで虫を買う」この行為がシャーマンたち悪徳商人を儲けさせ、希少生物の絶滅に加担していること、ちょっとでもいいから描いてほしかったです。
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