エイリアン ディレクターズ・カットのレビュー・感想・評価
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ディレクターズ・カット版‼️
ディレクターズ・カット版としてのレビューです‼️アンドロイドのアッシュのセリフ「ヤツは完全生物。素晴らしい純粋さで、生存のため良心や後悔に影響されることのない完全生物」‼️このセリフはエイリアン、正確には一作目のエイリアンを象徴するようなセリフ‼️一作目のオリジナル公開版を観た時、エイリアンは人間を食べるわけでもなく、ただ自分以外の生物は容赦なく殺す‼️命乞いや情けなど全く通用しない‼️遭遇したら終わり‼️そういう設定が怖かったんですよ‼️目的も判らず、不気味で得体が知れない‼️そんな生物が広大な宇宙空間の限定された宇宙船内で襲ってくる‼️そういうエイリアンの最悪な意味での神秘性が魅力だった‼️もちろん「エイリアン2」以降、この生物のいろんな習性が判明するわけですが、少なくとも一作目では必要ないことだったんです‼️それなのに追加されたシーンは、ブレットとダラスが繭にされているシーン‼️エッ⁉️ブレットとダラスは生きてたの⁉️ダラスはともかく、ブレットは明らかに殺されてるように見えるんだけど⁉️エイリアンはフェイスハガーを寄生させるつもりだったの⁉️という事はゼノモーフからもあのバカでかい卵を生み出せるの⁉️容赦ない殺戮マシーンのはずのエイリアンが⁉️完全生物であるはずのエイリアンの余計な一面を見せてしまっている‼️そしてリプリーが必死に脱出シャトルに向かう途中に挿入されたこのシーンは、作品のペースを遮断してるし、明らかにこのシーンだけ浮いてる気がする‼️小さな事かもしれないけど、私は劇場公開オリジナル版の方が圧倒的に好きです‼️
The perfect organism. メッチャ恐い‼️
最近youtube で「エイリアンエイリアン」を聴く事にハマっているので久しぶりに本家「エイリアン」を観賞しました。うん、いつ観ても面白い‼️この作品を公開当時に何も知らず映画館で観てたらメチャクチャ面白かっただろうなっと当時の人が羨ましくなります。
ホントに見所が多くって油断できないんですよね。それでも個人的に突出していると思うのはH・R・ギーガーのデザインではないでしょうか?だいたいエイリアンの口の中に口があるデザインを考えつくって事自体がスゴい。頭おかしい。変態だ。
こちらはギーガーではないのですが、宇宙船ノストモロ号のデザインも武骨でカッコいいです。最近のスマートな宇宙船と違いゴツゴツして、やたら突起物が多い。よく観るとこの宇宙船メチャメチャでかいんですね。それに対してクルーが7人って少なすぎ‼️そして、何の為かわからない装置がいっぱいある。いやー、SFだなぁ。
今ではシガニー・ウィーバーが当然のように主人公ですけど、本作を初めて観たら誰が主役かわからずドキドキしますよね。特にリプリーは最初職務に忠実な嫌なヤツ感ありますし。終盤爆弾をセットする時に自分で「7分後に集合」って言っておきながら、その後に猫を探し始めるリプリーにはオイッ!って思いました。しかも、その猫をエイリアンの前に放置するし。酷いなぁ。
最初にフェイス・ハガーされるケインはジョン・ハートだったんですね。先日観た「エレファント・マン」の中の人だ!そのケインが危ない時に1人シャトルでドラッグきめてるダラス船長。実はダメな人っぽさが示唆されています。アンドロイドのイアン・ホルムは「ロード・オブ・ザ・リングス」のビルボやん!等々発見があります。
観賞後Wikipediaさんを観てて驚いたのは本作はリドリー・スコットの企画ではなかったんですね。リドリーはあくまでも雇われて監督をしたって事にビックリでした。ずっとリドリーが最初っから作り上げたと思ってて。意外だったなぁ。それでもリドリーは歴史に残る名作を何本も監督したスゴい人物には間違いないですけどね。
そもそも「AILEN」は外国人、外から来た人って意味で宇宙人を意味する事はなかったみたいです。ほら、stingも「English man in NY」でも普通に「I'm an ailen」って歌ってますよね。でも、今ではエイリアンといえば宇宙人の意味。そういった所でも本当に世界を変えたSFホラーの金字塔。古いからって敬遠せずに観なきゃ損ですよね!
未公開シーンの追加は大正解!
SFホラーのエポックメイキング的作品『エイリアン』を、リドリー・スコット監督自らが再編集したディレクターズ・カット版。
『エイリアン』のブルーレイをレンタルしたところ、劇場公開版とディレクターズ・カット版が両方とも収録されていたので、劇場公開版を鑑賞後直ぐに本バージョンも観てみました。
未公開シーンを6分程追加しているにも拘らず、ランタイムはオリジナルより1分短いということで、結構編集し直されているはずなんですが、『エイリアン』素人の私には正直どこが変わっているのかよくわかりませんでした。
ただ、なんとなく本バージョンの方が纏まりが良く、見易くなっているような気がします。
追加された劇場未公開シーンには、何点か気づきました。
その中でも、ブレットがやられた直後にリプリーとパーカーが駆け付けるシーンと、繭にされたブレットとダラス船長をリプリーが発見するシーンは追加されていて正解だと思います。
というより、かなり重要なシーンだったので何故カットされていたのか、これがわからない…
劇場公開版とディレクターズ・カット版、どちらかを選べと言われればディレクターズ・カット版を選びます。
完全版といっても差し支えのない、出来の良い再編集版だと思います!
洗練された恐怖
エイリアン・シリーズ第1作に未公開シーンを加え、リドリー・スコット監督による細かな再編集が施されたバージョン。
Ultra HD Blu-rayで鑑賞(吹替)。
ディレクターズ・カット版なのにオリジナル版よりも上映時間が短くなっている希有なパターン。より洗練されている印象で、個人的にはこちらの方が好きだ。エイリアンの生態の一部が描かれていたり、乗組員たちのドラマが掘り下げられていたりと、オリジナル版との微かな違いがマニア心をくすぐる。
追加シーンでいちばん衝撃的なのは、ダラスのその後。オリジナル版では生死不明のままだったが、追加シーンによってチェストバスターに生きながら絡め取られていたと判明する。
その最期も壮絶だ。俺の命令は絶対だと振る舞う暴君的な船長だったダラスが、リプリーに慈悲を請い、焼いてもらうと云うのはある意味フェミニズムの勝利なのかなと感じた。
[以降の鑑賞記録]
2024/09/05:Blu-ray(吹替)
※修正(2024/09/05)
怖い
劇場版ではカットされていたシーンが追加されたり、逆に公開されたシーンがカットされたりしています。
一番の売は昔から話題に成っていたエイリアンの巣のシーン。そのカットシーンだけを特典映像か何かで観た事は有ったのですが、遂に本編に組み込んだ形で観る事ができたのは単純に嬉しかったです。
ただ劇場版を何度も観ている為か時間制限の有る宇宙船脱出の中でテンポが悪く浮いたシーンに成っています。
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