象のなみだのレビュー・感想・評価
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【象の泪を見ると願いが叶う。】
■SEXの後、上野動物園に行ったカップル。
女は男に子供ができたかもしれないと言い、一緒に公衆WCで検査する。
◆感想
・男の、子供が出来た事に対する困惑と嬉しさを伊藤寛という俳優が、鼻水を啜りながら、というか豪快に垂れ流しながら表現するシーンは凄い。
・女の、男の困惑する姿から逃げるも、一人で象を観ているうちに、込み上げる笑いを表現するシーンも印象的である。
<今作の吉田浩太監督という方は、申し訳ないが良く知らない。
だが、経歴を見ると長年、邦画界で頑張っているのだ。
二人の俳優さんにしても、そうなのかな。
映画製作ってお金が掛かるから、売れないとどうしても短編になるのだが、光が当たって欲しいモノである。>
☆☆★★★ ※ 鑑賞直後のメモから 吉田浩太初監督作品は、男女2人...
☆☆★★★
※ 鑑賞直後のメモから
吉田浩太初監督作品は、男女2人の悩みを1日のデートの中で描く。
象のなみだを見ると願いが叶うとゆう、迷信を話す彼。
それを聞いて「今日出かけよう!」と言う彼女。
この後の展開は、やや予想通りに進む。多くの男女に共通するだけに、少し捻りが足りない感じは否めない。
それでも大量の◯水を、見事なまでに流す彼氏の姿には。思わず大沢親分ではないが「天晴れ!」と言葉が出そうになった。
最後ははっきりと結末を見せない事で、観客の1人1人の想像力に委ねてはいたが…。
個人的には。最後に至る過程での説得力不足を感じるだけに。その結末の付け方では、観客を納得させるにはやや弱い様に感じてしまいましたが…。
2010年6月27日 シネマロサ2
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