「.」ロボジー 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅(CS放送)にて鑑賞。矢口史靖脚本・監督。五十嵐信次郎ことミッキー・カーチスが人間味溢れる“鈴木重光”をイキイキと熱演。特に途中何度か登場する無理矢理、厭々乍らと云う表情が佳く、表情の変化はラストシーンで活かされている。“佐々木葉子”の吉高由里子も良さが引き出されている。厭きさせない物語の展開や構成が巧みで、ラストの後味・着地点も良い。よく練られたシナリオだが、ややダレ気味に映る中盤に難があり、モウ少しツマむともっと締まった様にも思える。ただ文句無しの合格点で、充分愉しんだ。70/100点。
・レトロ的な“ロボジー”の造形・デザインも印象深く魅力的。“五十嵐信次郎”名義ミッキー・カーチスによるスティクスの完コピに近いナンバーが流れるスタッフロールも楽しい。
・鑑賞日:2013年5月12日(日)
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