「母の愛」メリダとおそろしの森 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
母の愛
魅力的なキャラクターが勢揃い。 楽しいことには違いないですが、ストーリー展開と そのキャラクターのアピールシーンを拾うのとで あたふたしてしまう。 かなり忙しい作品です。 そんな中、感動を与えてくれるのが 母の愛。 主人公は王女メリダなのですが、私の印象に残ったのは エリノア王妃。 後半のメリダと王妃のやりとりに 感動の涙でした。 時代設定は中世っぽいのですが、内容は 現代の親子にもありがちな「親の心 子知らず」といったところでしょうか。 邦題も(日本版の)プレビューでも「森が… 森が…」と言っていますが、そこはあまり 重要視する必要はないかも。
赤毛でくせ毛の活発な女の子・メリダがとても可愛くて、愛情いっぱい・でも小言が多い エリノア(王妃)ママ(『ナニー・マクフィー』)が凛としていて、体は大きいけれど中身(頭)は少年のままの ファーガス王(パパ)、そして手に負えないくらい腕白な 三つ子の弟たち。 その他、マウディという女中や、森に住む魔女(『ハリポタ・シリーズ』ロンのママ、モリーを演じた女優さん)、メリダの愛馬・アンガスなど次々と楽しいキャラが飛び出して 片時も目を離せません。
いつの時代にも家族が一番。 勇気ある旅は 一人でなし得るものではない。 もし運命を変えることができるとしたら、あなたはどうする? 主題歌も素敵です!面白シーン確認のために もう一度観ようと思います。
P.S. 本編が始まる前のショートフィルムも 親子(家族)をテーマにしていて とても微笑ましかったです。
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