るろうに剣心のレビュー・感想・評価
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アクション時代劇の決定版
おろ
「龍馬伝」の映像美を維持したまま谷垣アクション監督のアクションが炸裂した記念すべき作品。佐藤健の身体能力の常人離れした高さを万民が認識した作品でもある。
ー 邦画のチャンバラ映画に、決別を告げた作品。ー
・圧倒的な、刃を交える数々のシーンのスピード感溢れる画の迫力、美しさ。そしてそれを具現化した佐藤健を始めとした役者陣の奮闘ぶり。(特に、短刀の名手”外印”を演じた綾野剛と佐藤健の殺陣は圧巻であった。)
・登場人物のキャラクター設定も秀逸で、最終章まで出演する江口洋介演じる斎藤一の”牙突”や青木崇高演じる相楽左之助が振り回す”斬馬刀”、香川照之演じる西洋カブレの武田観柳が打ちまくる”ガトリングガン”等々、魅力的な剣法、武器などお好きな方々には堪らない世界もきちんと描かれる。
・そして、彼らを取り巻く女性達の魅力的な事。
・大ヒットしたのも今更ながら良く分かる、傑作である。
(勿論、漫画原作の魅力があってのことであろうが、それを只の実写化のレベルに留めず、映像作品として更に昇華させた大友啓史監督・脚本の力量はもっと評価されるべきだろうと思った作品)
・この後、作品は更にスケールアップしていくが、どの作品も超一級のエンターテインメント作品である。
・この作品シリーズ三作品をDVDで一気に観たら、如何でしょうか?
<2012年9月30日 劇場にて鑑賞>
アクションシーンが秀逸でした。
原作が少年向けのマンガなのでツッコミどころもありますし、剣心の惚けたようなほわほわ感がちょっと足りない、あの役者さんの演技は微妙だったなぁ…等、欲を言えばキリがありませんが、それらを差し引いてもかなり面白かったです。
何て言っても佐藤健さんが格好良かったですよね。
映像や編集のお蔭もあると思いますが、殺陣はスピード感も迫力も有り見事でした。
それに加え香川照之さんをはじめ脇を固める役者陣も豪華で、それほど目立った役ではありませんでしたが、綾野剛さんや須藤元気さんも良い感じでした。
それ以上に吉川晃司さんと江口洋介さん。
御二人ともそれなりの年齢になられているはずなのに、全くそのような物を感じさせず、とても魅力的でしたね。
続編も楽しみです。
アクションシーンはすごかった
原作既読、アニメ版はおおむね鑑賞済
アニメは好きで〜
毎週みてたが、これはひどかった。
佐藤健はそこそこみせるが、あまりに曲芸剣法でシラケる。
この人の殺陣はちょっと独特でたしか少林寺拳法初段?でしたか。あとダンスが趣味とかきいたが、どちらかと言えばダンスの動きに近いというか武道有段者の殺陣ではない。
ストーリーも陳腐だよねえ、香川照之が無駄にやな奴(笑)
斎藤の牙突がもう…もう少し何とかならなかったのか、江口洋介は悪くないが。撮影技術の問題だね。
あと
この話は勘違いしてる人が多いから言って置くと、よく「無限の住人」の木村拓哉と比較してる人がネットでは多いが、木村拓哉のが断然殺陣はうまいよ。ずっと剣道やってただけある
「武士の一分」でラスト、相手が剣を抜く前に当て身(簡単に言えば体当たり)をしてる場面があるが
いわゆる「先の先」と言ってなかなか型通りに動いていても難しいものなのです。
あとさ、「無限の住人」は「るろうに剣心」のぱくりと言ってる人がやたらいるが原作はむげにんのが先だったよ。一年違いだからビミョーだが、沙村広明の独創性はなかなか真似できないのは作品読めばわかる
特にセリフのやり取りはちょっと他になかなか類をみない。
まあ、別にどちらのひいきもしたいんじゃないけど、あまりに視野が狭いというか。いろいろみてから経験してからじゃないとわからないこともあると言えば言えるのか。
自分としてはこのるろうにの実写化も、むげにんの実写化もどちらも失敗とみてる。
だから、このあとの志々雄一派が出てくる二部作はみてない。見る気がしない
アニメが完成度高かった。
いやー面白かったでござる。近年の邦画の中では私的にはNo. 1でご...
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