るろうに剣心のレビュー・感想・評価
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ココ最近の日本映画イチオシ
面白いと知人から聞いて鑑賞。日本映画のアクション洋画に比べて期待できないが本作のアクションシーンは素晴らしい。
こんなにもハラハラするとは思わなかった。2時間超あるが長さは感じずあっという間に観終わった。
剣心の穏やかな印象とは異なる過去が有り、葛藤、決意が感じられて緋村剣心の虜にあっという間になる。
佐藤健のかっこよさに見惚れて蒼井優の容姿に見惚れてしまう。香川照之、綾野剛の怪演も良き。続編も期待したい。
谷垣さんの賜物
ハリウッドを意識したアクションシーンに興奮
面白かった
タバコに関して、今のシガレットのタイプを吸っていたりするのはちょっと違うんじゃないかと思ったけど。
3本目、伝説の最期編まで観て楽しんだ。
今年、最終章というのが出てたみたいだから、観てみたい。
凄くいい
割と
いや、ストーリーがねぇ〜。
外連味たっぷりな豪快チャンバラアクションに大興奮
友人からの勧めで、2021年6月現在、劇場公開されているるろうに剣心の最新劇場版を観に行くことになりましたが、過去作を観ていなかったので今更ながら鑑賞しました。有名作品ではありますが、私は原作もアニメも観ていないので事前知識はほぼ無いと言っていいと思います。
結論、これは今後の「時代劇」を塗り替える作品になるかもしれませんね。
ストーリーが面白いのは当然として、何より驚かされたのはワイヤーアクションも使用した豪快なチャンバラアクション。とにかく速い!!とにかくカッコいい!!時代劇の殺陣には今までなかったようなアクロバットな演出が多くて視覚的にも楽しめる。今後の「時代劇の殺陣」の常識を変えるかもしれない作品だったと思います。
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幕末の動乱期に「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心(佐藤健)。明治維新から10年の月日が流れ、剣心は「不殺の誓い」を立て、人を切ることができないように刃が逆についた逆刃刀を携えて放浪の旅をしていた。剣心が東京に来ていた折、「神谷活心流 人斬り抜刀斎」を名乗って辻斬りを行う者がいるということで、神谷活心流師範代の神谷薫(武井咲)は刀を携えて歩く剣心を怪しみ、声を掛ける。
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現実の明治時代の東京を舞台としたストーリー。着物で生活する庶民と、洋服を着て生活する貴族。日本古来の文化と文明開化によって諸外国から流入してきた文化が入り乱れる非常にカオスな時代です。このカオスな時代設定と、その時代設定に説得力を持たせる作りこまれた衣装やセットなどの小道具を見ると、「金掛かってんなぁ」「よくできてるなぁ」と思いますね。これだけ大掛かりなセットやエキストラに至るまでの何百着の衣装や小道具を用意するのはかなり大変でしょうから、製作陣の「るろうに剣心の世界観を完璧に作り上げるぞ」という意気込みを感じられて良かったです。
役者陣も素晴らしかった。剣心を演じる佐藤健の演技は特に素晴らしく、普段の穏やかな表情から戦闘シーンのキリッとした表情に切り替わるところは本当に良かった。『仮面ライダー電王』を思い出しますね。普段の気弱な表情が、「イマジン」に憑依されることで別人のように切り替わるのが非常に印象的な作品でした。佐藤健さんは「顔の切り替え」は本当に上手いです。
また、個人的に好きな俳優さんである香川照之さんがめちゃくちゃ印象的な敵キャラとして登場しているところも良かったですね。ああいうキャラを演じるは香川さん以外に考えられない。すごかった。
そして何より素晴らしかったのは、今後の時代劇に影響を与えるかもしれないとすら感じたワイヤーアクションも使った迫力満点で外連味たっぷりな殺陣です。
映画マニアとしても知られるライムスター宇多丸さんが「時代劇は観る人も撮る人も減って、時代劇の技術は途絶えてしまった」とおっしゃっていました。時代劇の撮影方法が今ではほとんど手探り状態になっていますが、この時代劇の殺陣に現代的なアクション要素と撮影技術を存分に取り入れた本作の殺陣は、伝統的な殺陣とは全く異なりますが、外連味たっぷりなアクションになっていて観ていて非常に面白い!!
ストーリーも、原作未読の初見さんに優しい構成になっていました。全く事前知識が無くても、世界観にしっかり入り込めるようになっていたのは素晴らしいと思います。
「漫画原作の実写映画」はあまり評判の良くない映画が多いように感じますが、本作は例外だと思います。非常に面白かった!!オススメです!!
シン・るろうに剣心。これにて完結
漫画実写化における一つの可能性を見た
最終章鑑賞前に、過去作品&原作のおさらい。本作を観るのは3〜4回目になるかな。
レビューは初見時の感想である。
TVドラマはほとんど観ないので、佐藤クンを観るのは4年前の「電王・ファイナルカウントダウン」以来。
もっとも、電王であれだけ幅広い演技が出来る事を散々見せつけてくれた佐藤クン。剣心が「拙者、ござる口調」から「俺、口調」に変わる時の「目の演技」などはお手のものであろう。
外見の雰囲気などは原作キャラとはタイプが違うが佐藤クンの演技を信頼し、かなり安心して劇場に足を運んだ。
「外見の雰囲気が違う」といえば、江口洋介だ。彼は原作の斎藤とはかなり印象が違う。あまりに違い過ぎるので、佐藤クンと剣心のイメージのズレ程度はどうでもよくなってしまった(笑)
斎藤一よりも土方歳三が似合いそうだ。むしろ伊勢谷友介の方が原作斎藤のイメージに近いと思う。
それにしても、男性俳優陣、キャラが立ち過ぎ!(良い意味でw)
全員、原作キャラとは皆 雰囲気が違うのだけど、自分の中で消化し、魅力的な新キャラを作り上げている!
佐藤剣心、青木左之助、江口斎藤、吉川刃衛、(ついでに次作以降、伊勢谷蒼紫)
そして何より
香川観柳〜〜〜!
見事だ、見事過ぎるぞ、香川照之!
龍馬伝は見た事がないのですが、演出の大友氏を始め、福山、蒼井、青木、伊勢谷、香川各氏が被ってるんですね。
佐藤クンが以蔵ってのは「人斬り」の役どころを見る意図もあったのかしら?
本作では、刃衛のモデルが以蔵ですけれどね。
原作1〜4巻に収められている複数のストーリーを、換骨奪胎、うまくミックスしてオリジナルストーリーに仕上げてある。(まだ登場しない斎藤も、きっちりぶち込んであるしw
まぁ、牙突のないるろうになんて、クリープを入れない珈琲みたいなものだから仕方ないな。)
出来れば赤報隊の辺りには少しだけ言及して欲しかったが、説明するとなると厄介ではあるので端折られたのは仕方ないか。
おかげで左之がただの筋肉バカになってしまっているのは惜しいところ。
CGを使わない点も評価したい。
ワイヤーは多用しているが、殺陣自体がしっかりしているのでスローモーションが非常に活きる。
特技はブレイクダンス、少林寺拳法は黒帯という佐藤クンの身体能力の高さに依るところも大きいであろう。
原作の見どころは充分に盛り込み、ストーリーも「なるほど、こう繋いだか!」と満足いく脚本で楽しませてくれる。
改めて「明治初期」を舞台にしたサムライアクション劇の可能性を非常に感じる事が出来た。
和洋・近代を上手く折衷して盛り込む事が可能なので、江戸期以前を扱った「時代劇」に比べ、若い世代や外国人には理解しやすく、喜ばれる剣戟アクションも工夫しやすいのであろう。
1990年代には創作の背景として敬遠されがちであった明治・大正期は今後の作家達にとって魅力的な時代になってくるのかもしれない。
うむ、文句無しに面白かった。
続編にも期待・大である。
なぜ評価が高い?
江口洋介かっけえ、香川照之ハンパねえ、、
ひとつのるろ剣像
この殺陣は剣心そのもの!!
イケメン✖️華麗なアクション!で高評価も納得。
ストーリーは単純だけど、分かりやすく、映画だからって変にテコ入れしないのも好感!
漫画が未読の人でも分かるので安心。
佐藤健、歴代No.1のカッコ良さと言っても過言ではないと思うし、これは老若男女虜にしてしまうほど!
ただ、私は佐藤健とアクションが苦手で、他の俳優陣も好きな人がいなかったので、満足度はやや低め…。
これが、吉沢亮や横浜流星ならもう鼻血モノ!!佐藤健ファンがうらやましい…笑
でも、違う人がよかったなんてちょっと言えないくらい佐藤健はすごい!!華麗な殺陣とアクションは圧巻!剣心そのもの!(アニメ薄ら覚え程度な私が生意気に)
漫画が原作にありがちなやり過ぎもなく、興奮冷めないので安心。
アクションだけでなく、剣心(佐藤健)の戦闘中と平常のギャップにも胸キュンで楽しめると思います。
☆3なのは、歴史物好きやアクション、漫画原作が苦手な人に自信を持って薦められるかと言われたら少し自信がない。「漫画の殺陣の再現度がとても高くかっこいい」以外のそれ以上でも以下でもないと思いました。
ちょっと欲張っちゃったかな?
これからコミックの実写化をやろうって制作者は全員見習え!
コミックの実写化の成功例のみならず、単体の映像作品としてもアクションの金字塔とさえ言える物を描き切ったですね!これは!
殺陣の迫力と美しさミックスの凄まじさが理屈抜きにカッコいいのよ!本当に!
ワイヤーアクションとわかりきってはいても、「いいんだよ…細けぇこたぁ…」と脊髄反射のスピードで許してしまいますね!これは!
実写化にあたってどこにポイントを置くかをはっきりと決めて撮りきった作品であると思います。
実写化の駄作はそこがぼやけまくってるんですよ。
とにかくアクションが半端なくかっこいいです。こんなに凄いの見たことないよ!
ここを思いっきり描き切りましたね!
「アクションかっこよくなかったら役者やめます」とまでの覚悟で臨んだ佐藤健さんのお言葉通りに、その気迫が見事に実られたと思います。
かといって、ストーリーがおざなりになっているわけでは決してなく、各キャラクターの存在感と合わせて、お話の筋道がきちんと描かれていました。実は原作は未読なのですけれど…(汗)
だからこそ余計に一本の単体作品として純粋に楽しめました。
私の胸に思いっきり突き刺さったのは、アクションはもちろんのこと、かなり細かい部分で、剣心が刀を床に置いた時の“ズチャリ…”というSEに痺れましたね。あんなに細かい部分まできっちりと作り込んでいるからこそ、集大成として作品の成功があったのではないかと思っております。
剣心が人斬り抜刀斎に戻るスイッチが入る際も、わざとらしさが一切なくモニタに見入るまま、その豹変に心掴まれました。
そう…映画館ではなく、プライムビデオが初見なのです。
大変惜しいことをしたと思います。これは何が何でも映画館で観るべき作品だったとかなり後悔しております。
遅くはないので、映画館の営業が再開したら、必ずThe Finalを観に行こう。コロナのあほ。
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