遊星からの物体X ファーストコンタクトのレビュー・感想・評価
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うーん、少し残念ですかね。
前作のインパクトが凄すぎて今回は割を食った感じですかね。
35年前の映画と現在の映画はもちろん、予算、CG、VFX等
格段の進歩をしてるのですが、なぜか今回の作品より
前作の方が印象が強いです。
まず、モンスターの表情、二人の人間がくっ付いて融合されてゆく
モンスターがビジュアル的にはクライマックスなのですが
前回のシベリアンハスキーが割れてモンスターが飛び出る
シーンの方が断然凄かった気がします。
(小さかったのでそう感じたのかもしれないが・・・)
また同様に前作は首から足が飛び出して
動きまわるスパイダーモンスターがいたが、今回は腕です。
なんか牙が出ていて、うーんバイオハザードVみたい。
次に脚本。
前作はとにかく、ドキドキ感が凄くて、個人的にその印象が
強いのかもしれませんが今回はなんか今一つでした。
気に入らないのは特にモンスターを見分ける方法。
前回は血に熱線を当てる事で判別しましたが
(あのシーンもドキドキ感秀逸でした)
今回は無機質で見分ける・・・。
うーん納得できない。主に全員を歯で見分けるのだが
私の歯はセラミックだから・・・とか。
おいおい、前作の前日譚じゃなかったのか?
前作って35年前ですぜ。
俳優は名優ばかりでしたが、最後のシーンも???
前作はあまり、モンスターが人間臭く無く
演技したりしなかった。今回はね人間臭すぎるんです。
これが原因ですかね。
まあ、リメイクではないのですが前作に感銘を受けた
私は少し期待しすぎたのかもしれません。
でも前作見なかったら普通のB級モンスター映画なので
それで楽しんでも良いのではないでしょうか。
なつかしぃ!!
前作ありきで見ると名作
よかった
宇宙人がバカっぽい
エイリアンの不気味さがよく出来てる
ロブ・ボッティンは凄かった
ジョン・カーペンター作品の前日譚ということで、ストーリーよりもクリーチャーを見比べる感覚で観に行った。
その結果ロブ・ボッティンがいかに凄かったかということを再認識させられることとなった。今回の作品も別に悪くはない。十分及第点には達している。しかしCGもなかった時代に、メカニカルだけで作られた「観る者の予想をはるかに超えた」クリーチャーを観た衝撃を超えることはなかった。
むしろ宇宙船の描写にもう少し工夫をして、エイリアンは宇宙船を動かして何をしようとしていたのかとか、そもそも何の目的でやってきたのかなども描くようにした方がよかったと思う。
「名作」とは呼べないが、「名作」の前作より全ての面で面白い。
観てきたけど滅茶苦茶面白かった。
30年前の前作と比べると、当たり前だけど全てに置いて良くなってたし、今作ならではの一工夫もあった。
技術革新で表現レベルが格段に上がった特殊効果やクリーチャーデザインだけでなく、各所の演出や脚本も大きくレベルアップしていた。
もっとも、名作と言うのはその時代の他の作品との比較によって決まる物なので、既にCG全盛の時代に生まれた今作よりも、こんな気色の悪いクリーチャーの概念すらなかった時代に登場した前作の方が「名作」なのは間違いないが。
もし、全く予備知識の無い人に今作と前作を観せたら、恐らく大半の人は今作に軍配を上げるだろう。
惜しむらくは、コマーシャル的な部分において、現代に置いては時代に埋もれざるを得ない企画であったと言う事だろう。
でも、そんなコマーシャル的な話は作品自体の完成度の高さにいささかもマイナスにはなっていないので安心して劇場に行って欲しい。
全国14館と、公開規模が少ないのもマイナスイメージだけど、内容はB級の皮を被ったA級作品。
近くで公開してるなら絶対オススメ。
リメイクではなく、前日譚です。
1982年制作のジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」を見たのは、作品が公開されてから、15年ほど経ってから。
しかも、DVDで。
当時、「アナコンダ」や作品名は忘れたけれど「ピーターソンさん」が出てくるものなど、≪うぎゃ~、エグイ~≫という作品をたくさん見ていた。
そんな中でも、この作品の凄さは、今でも記憶に残っている。
これは傑作だ!!
主演のカート・ラッセルも若かったもの。
で、リメイクかと思いきや、前日譚だった。
見事に話がつながっている。
きっと、監督も古典SFホラー傑作のファンなのね。
30年も経てば、映像は進化し、エイリアンのエグさもすごい。
この人がそうなのか、いやあの人か。。。
それとも・・・。
適度に怖さも散りばめられ、疑心暗鬼が膨らむ。
いいね~。
ただ、私にとっては、男性出演者で見知った人がいなかったので、名前と顔がつながらなくて、これは誰?どういう場面に居た人? という疑問があり、ストーリーについていくのが少々ややこしかった。
それと、怖い作品をたくさん見過ぎたかな。
あまり恐怖は感じなかった。
慣れって、コワいね。
作り手の気合を感じる正統派続編! 真夏でも南極だけは行きたくない……
怖い。
オリジナルとの比較はさておき、とりあえず、かなり怖い。
悪意しか持たないおぞまし過ぎるクリーチャーの数々。疑心暗鬼の緊張感。
そして北極というだだっ広い密室が醸し出す静かな絶望。
夏なのに底冷えするような寒気を感じましたよ。
オリジナルのファンなので、ここから先はどうしてもオリジナルとの
比較中心のレビューになってしまう点はご勘弁願いたい。
鑑賞前の一番の心配はクリーチャーだった。
2012年のメジャー映画でCGを使わない筈が無い。だがこの手のクリーチャーをCGで描くと、
生物っぽさや質量を感じないというか、どうにも薄っぺらに見えてしまう例が多い。
だが本作、相当に頑張っていた。
人体が滅茶苦茶に歪んだような造形の“それ”らが
もぞもぞ床を這いながら怒号を挙げる姿には
肉や質量をしっかり感じるし、ぬめった皮膚の質感もリアル。
ストレートに言うと、すっげえ気色悪い(笑)。
作り手はあの“生”っぽさの再現に苦心したに違いない。
一部のシーンではちゃんとアニマトロニクスを駆使してるらしいし。
オリジナルにも登場した“双つ頭”が完成するシーンなんてね、
思わずニヤリとしつつもおぞましさで顔を引きつらせてしまうという、
自分でもよく分かんない表情になっちゃいましたよ。
そして『誰に擬態しているのか?』という疑心暗鬼が生む恐怖もしっかり継承されていた。
擬態している人物を確かめる為の検査シーンなんて、
“それ”が屋内にいるか屋外にいるか目の前にいるか
隣にいるか何匹いるかサッパリ不明のとんでもないカオス状態。
検査方法についても「なるほど」と膝を叩く新たな方法が提示される。
ホントにそれで見抜けてる?という不確かさを残している点も絶妙だ。
本作はオリジナルのシチュエーションを幾つも踏襲しつつ、
そこにことごとく新たなヒネリを加えて怖がらせてくれる。
終盤に登場する“あの場所”のデザインにもっと独創性が欲しかったとか、
ファンも度肝を抜くような造形のクリーチャーが観たかったとかの不満はある。
中弛みを感じない部分が全く無い訳でも無い。
だが全体として、オリジナルをリスペクトしつつ、
『元ネタを知ってる観客も知らない観客も震え上がらせてやるぜ!』
という作り手の尋常ならざる気合が感じられる、
かなりステキな前日譚になっていた。
オリジナルをその場で観返したくなる、見事な幕引きも◎!
<2012/8/5鑑賞>
B級全開でした!
まずまず期待通り
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