「ジャックは最強アイテム“王冠”を手に入れた!」ジャックと天空の巨人 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ジャックは最強アイテム“王冠”を手に入れた!
「XーMEN」シリーズのブライアン・シンガー監督が、童話「ジャックと豆の木」を映画化。
「白雪姫」が「スノーホワイト」になったと同じ、元ネタを大胆脚色した冒険ファンタジー大作。
セットもVFXもとにかく金がかかっているのが分かる。
聞けば、制作費は2億ドル!
でも悲しいかな、米国内では制作費の1/3程度…。
同じ大作ファンタジー「オズ」と公開時期が重なったのも痛い。
映画は別に赤字になるほどの駄作ではないと感じた。
だけど、前半はちょっとかったるかった。
主人公のジャック(「アバウト・ア・ボーイ」のあの男の子が大きくなった!)とヒロインのお姫様イザベル。それぞれ子供の頃に豆の木の伝説を聞いていて〜成長したけど自分自身を見いだせないでいて〜そんな二人が出会って惹かれ合って〜ようやく豆の木が伸びる。
ここに至るまでがありきたり。定番の裏切り者も登場。スタンリー・トゥッチが裏切りそうな顔してる(笑)
40分くらい経って巨人が出て来て、やっと面白くなる。何だかんだ言って、やっぱりそこが一番の見所。
間一髪、巨人たちの魔の手から逃れ下界に戻るも、今度は巨人たちが攻め込んでくる。まさに“進撃の巨人”!
「ジャックと豆の木」の話の中で、巨人たちが豆の木をつたって下界に降りてくる…という逆の発想がユニーク。
巨人たちとのバトルは「ロード・オブ・ザ・リング」風の大スケールのアクション!
金かかってるぅ〜! あ、それを考えると、また制作費の事が…(笑)
何処までも予定調和だけど、気軽に楽しめる娯楽作。
それにしても、あの王冠はズルい! RPGゲームで言ったら反則的なアイテム(笑)
余談だけど…
レンタルしてきた洋画はいつも字幕と吹替で2回見るようにしている。
ジャック=ウエンツ、イザベル=平愛梨は微妙、巨人たち=お笑い芸人は酷かったけど、巨人のボスのゴリはそれほど悪くはなかった。
あら!
アバウトアボーイの男の子だったんですね(V)o¥o(V)?
ジェダイが巨人と闘うと言うのが・・なんか微妙で笑いました(*^^)v
今からレビュー書きます~ヽ(^o^)丿