劇場公開日 2011年9月17日

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「次は観客席が揺れる5D…?」スパイキッズ4D ワールドタイム・ミッション 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0次は観客席が揺れる5D…?

2013年1月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

「デスペラード」や「マチェーテ」で血湧き肉躍るバイオレンス・エンターテイメントを撮るロバート・ロドリゲスのもう一つの顔。
それがこのシリーズ。
劇場では匂いも飛び出す4Dとして公開。次は観客席が揺れる5Dかな…?

前3作からキャストを一新。
レベッカとセシルの双子の姉弟と、元スパイの継母マリッサが主人公。
レベッカとマリッサはいまいちソリが合わない。
そんな時、世界中で時間がおかしくなる奇妙な事件が!
スパイに復帰する事になったマリッサと、新たなスパイキッズとなったレベッカ&セシルが立ち向かう!
マリッサ役のジェシカ・アルバがとにかく可愛い。スパイとしてのリアリティには欠けるけど(笑)
レベッカ&セシル姉弟が、前3作のカルメン&ジュニ姉弟に負けず劣らずのわんぱく。
マリッサは実はカルメン&ジュニ姉弟といとこ。と言う事で、この二人も登場。びっくりするくらい大人になっている!
ロドリゲスの常連、ダニー・トレホも勿論出演。

ソリが合わなかった義理の親子が次第に絆を深めるファミリー・メッセージもあるにはあるが、それでも救えないのが幼稚過ぎる話。
もはや漫画かアニメの完全なる子供向け。
前3作も子供向けだが、それでもまだ大人も楽しんで見れた。
ハリーハウゼン作品へのオマージュ溢れる「2」は良かった。
だけど今回は、正直結構キツい。
このままなら「5D」はない…かな?

唯一面白かったのは(ジェシカ・アルバの可愛さ以外に)、ベラベラ喋るロボット犬、アルゴ!
彼(?)の活躍ならまた見たいかも…?

近大