「よくもたくさんの人が殺される映画だ」アウトレイジ ビヨンド chakurobeeさんの映画レビュー(感想・評価)
よくもたくさんの人が殺される映画だ
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やくざ同士の抗争を利用してやくざ勢力の弱体化を図ろうとするプロットは黒澤さんの「用心棒」を思い出させた。 それにしてもたくさんの人が殺される映画だった。現代ではあり得ないだろう。それとも、この世の中、静かに気づかれずに抹殺されている人間が多数いるのかもしれない。映画の展開は面白く良くできていると思うが、最後に刑事も含めて殺されてしまうのは、あまりに現実離れしていると思った。北野武のパワーには圧倒されたが、60代半ば過ぎての歳で見る好ましい映画には合致しないような印象であった。
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