ミッドナイト・イン・パリのレビュー・感想・評価
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古き良き時代
あの頃に生まれてたら良かった!など思うことあります。わかります。
内容が個人的に深すぎず、程よい浅さで「今」を生きてる事を堪能できるよう後押しされる映画でした。等身大でいいんだよ、みたいな
さっぱりしてて所々クスッと笑える要素もあり、何より図が全て美しい…。どのシーンも美しいパリでいっぱい……
お酒飲んでほろ酔いな時に軽く観るのにいい映画だなって思いました。
黄金時代はいつ?
1920年代の芸術が花開く時代に
想いを馳せる現代の主人公。
わかるなぁ。私も古き良き時代の雰囲気を好きになるし、ダリのいた時代なんて最高。
昼と夜とが交互に描かれ、
騒々しく窮屈な現代と
奔放で自由な1920年代が繰り返される。
全体的にテンポがよく、
どこかコミカルで見る者をワクワクさせる。
なぜタイムスリップするのか等
細かいところはあまり気にせず
スッと入り込める作品です。
ラストシーンも個人的にはとても好き。
この時代の芸術家が好きな方は絶対楽しめます。
憧れのパリ。
ずっとパリに憧れていたので、ふと目に入りDVDの借りて見ました。ウッディアレンの作品は初めて拝見したのですが、すごく内容が面白かったです。また、夜になると変わるという設定が何とも素敵でワクワクしましたね。街並みも何処を見ても絵になるような風景で、もっとパリが好きになりました。ただまだ知識不足な私には人物の理解が難しかったです。もう一度勉強してから改めて観たいと思います。
美しくもグロテスク
ウッディ・アレン監督作品は、本作以外に『アニー・ホール』を観賞しました。独特すぎるほど斬新な演出に目を丸くしましたが、気がついたら夢中になっていました。そんなアレン監督が手がけた美しくもグロテスクな物語(だと私は感じました)。
どう表現すれば良いのか分かりませんが、要は夜になると、主人公はヘミングウェイやピカソが生きていた時代にタイムスリップしてしまうのです。そこである女性に恋をし、婚約者と彼女の間で悩み苦しむという何とも贅沢な話。
こう書くと、本作がラブストーリーのようにみえますが、僕は単なるラブストーリーではないと思っています。むしろ一番に描かれているのは、"過去への憧れと現実"です。過ぎ去ってしまったものへの執着心、これは形を変えながら今でも多くの作品で描かれています。冒頭でグロテスクと表記した理由は、これにあります。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、"過去への憧れ"ほど怖いものはありません。最悪の場合、現実を忘れます。現実を忘れるとは、すなわち"死"です。本作は、まさに過去に殺される人物も描いているのです。それをラブストーリーという形でオブラートに包んでいるとでも言いましょうか。そういう面では、とてもグロテスクな作品だと思います。
星月夜
ゴッホの絵のポスターが素敵だなぁと前からずっと見たくて、やっと観られた作品。
好きだなぁ。綺麗な映像や魅力的なストーリーだけではなくて、どの年代にも響くであろうメッセージも込められている。
パリの魅力に溢れていて、再び足を運びたくなった。とりあえず美術館に行きたくなった。
おとぎ話だね
小説家志望の主人公が、婚約者と旅行中のパリで、不思議な体験をするというファンタジー物語。
舞台がパリで、過去の偉人との出会いがあり、なんとなく大人で、おしゃれで、知的なストーリーに思えてしまうが、本質的には現代的おとぎ話ではないかと思われる。
そのため、ストーリーに緻密さや高尚さを求める人には、映像美以外は印象が残らないかもしれない。
しかし、ロマンチストであったり、子供心を残していたりする大人であれば、物語に散りばめられたロマンスや皮肉を感じ取り、なかなか楽しめる映画だと思う。
黄金期を体験してみたいという、ロマンチストの心をくすぐる良作だと思う。
映画のなかに入りたい
ウッディアレンの映画ってどこか芝居がかっていて、あまり乗れないことが多いけど、この映画にははまりました。
こんな夢のようなことが起こればいいなー!誰しも夢見るパリのファンタジーです。
面白いけど、残念。
うーん…ちょっと期待ハズレかな。現代と1920年代のパリを行き来する設定は面白かった。そして小説家の主人公が、20年代の芸術家である、ヘミングウェイやダリらと出会うのもとても面白い。しかし、どうもググッとこないのだ。現代をつまらないものにして過去を楽しいものにしている。だから婚約者との旅行もつまらないし、20年代の女性(アドリアナ)と一緒にいる時間は楽しい。その演出がこっちにまで響き過ぎて、現代のシーンがつまらなくなってしまった。知識人ぶってる男という自分の最も嫌いな人種まで出る。だからこそつまらないのではなく、不思議な…ググッとこないように感じてしまった。オチのつけ方はそれだけの演出があるので上手い。さらに言えば、過去に憧れる人間を上手く説いている。確かに言われてみればそうかもしれないな。
ってか、エイドリアン・ブロディどうしちゃったの?!笑
ウディ大好き
ワクワクした!
面白かったー!
フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ダリなどなど、1930年代、古き良き時代に活躍した芸術家たちにパリで会えるなんて!
でも、ウディが今を否定しているわけではないのも伝わってきた。
つい最近、フィッツジェラルドの「華麗なるギャッツビー」を読み返したところだったから、記憶が鮮明なうちにこの映画を見たのがとても良かった。
もう一回見たい!
ウディアレンの「映画を楽しんじゃお〜」と言う遊び心に、バッチリ便乗できました(^。^)
ウディおじさんの想像力に感服!
歴史とパリに
もっと詳しかったら楽しめたのかも。
DVD観てるからついつい役者が本当にその歴史的人物と似ているのか検索してしまった。笑
後半でそれぞれが過去の時代の方が良かったと言い出すところあたりでウディアレンぽさを感じた。
マリオンコティヤールとパリが美しい作品。
うーん
評価が高かったので期待して見たが、、まったりしすぎて淡々と盛り上がりもなく終了。パリの街並みは確かに素敵だし、映画として伝えたいメッセージも分かりやすいけど、見終わった後に心に残るものはなかった
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