ミッドナイト・イン・パリのレビュー・感想・評価
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懐古趣味のトラップが描かれているがそれに関するメッセージにはあんま...
懐古趣味のトラップが描かれているがそれに関するメッセージにはあんまり惹かれなかった それよりもむしろ、新しい愛のカタチを見つけた気がする 誰が過去の男に恋し続けちゃダメなんてゆったんだろう 過去の男のことを好きでいながら、新しい恋を探して何が悪いんだろう 目の前の恋人を愛しながら、昔をも愛することだってできるはずだ 皮肉にも、それが懐古趣味なのかもしれないが
ウッディ・アレン版『巴里のアメリカ人』
※2024.05.02. 2回目の鑑賞。【テアトル梅田】 ①とても良い気分にさせてくれた。 前回はこの映画の良いところがよくわかっていなかったな。 それとも、去年の秋に初めてパリに行ったから(出来ればまた行きたい)懐かしかったのらか。 ②大恐慌前のローリング・トゥウェンティーズ(日本で言えばパブルが弾ける前の80年代か)は確かにアメリカ合衆国という国にとってに一番幸せな時代だったかも知れない(白人にとってはですけど)。 いま自分が戦前の大正時代にちょっと憧れているからか、主人公の気持ちがちょっと分かる。
パリはすてき
綺麗な街。ロマンチック。 街に恋しちゃう。 でもなんであの2人は婚約したの? 愛し合ってたの?? 早く別れたらいいのに!!ってずっと思ってた笑 わたしたちもまわりからそう見られていませんように笑 マリオンコティヤールは顔も声も体も好き〜 美しいのに可愛い〜 眼福だなぁ〜!! 教養があればもっと面白く観れたのに。 でも教養がなくても思ったより楽しめた。 かるーく観られた。 雨のパリを一緒に歩ける人がいて良かったね!羨ましいぞ!
芸術家がわからない。。
この映画は昔の黄金時代こそが美であると伝えたいのだろうが、パリの芸術について何も知らない僕にはこの映画はあまり引き込まれなかった。 フランスが好きでフランス語を勉強しているが、この映画をきっかけに芸術についても勉強してみようと思う。 パリの街並みはとても綺麗で行きたくなる。 あまり芸術に興味が無い人はあまりこの映画はおもしろいと感じないだろう。ただただ流れゆく1時間半だったのが残念。。
Woody Allen
映画界の異端児ウディ・アレン・ とうとう彼の世界に足を踏み入れてしまった。脚本家として、卓越した才能を持つことで知られる、ウディアレン。映画の常識を大きく覆し、今もなお、コンスタントに作品を作り続けているレジェンド映画監督・脚本家の一人。自分はまだまだ、初心者ウディアレンをどう楽しめばいいのかはこれからってとこ。 本作は94分。最近150分超えの作品を数多く観ていたせいか、エンディングを迎える準備ができていないまま終わってしまった。別の言い方をすれば、ウディアレンの世界を純粋に楽しんでいたっがために、時が経つのを忘れてしまっていた。フランスのパリという舞台で、なんの前触れもなくタイムトラベルが始まり、リズミカルにストーリーが進んでいく。物語の中心は、主人公ギル。ギルの主観というか、ギルのストーリーといってもいいようなぐらい彼の感情を追っていくスタイルで描かれる。 私が素直に楽しめたのは、有名すぎるヨーロッパの芸術家たちがキャラクター満載でたくさん出てきたところにある。まず、アイデアでウディアレンの1勝。バケーションで訪れたパリで脚本家の主人公がタイムトラベルをして芸術家たちに感化させられる。タイムトラベルをここまで、しれっとやってのけるアイデアがすごい。ここまで使い古させたアイデアであっても、いまだにタイムトラベルした主人公は驚いて、タイムトラベルで遊んだり、悪いことに使うのがセオリー。夜になったら過去に戻るという、まるでディズニーの世界のような設定を夫婦と仕事へと抵抗させたところにこの作品の礎がある。 その後も知る人ぞ知る、芸術史のジョークがたくさん落ちているのだが、正直半分ぐらいは見落としているだろう。 ウディアレンは会話を描く天才だと言われている。私の最も弱いところ。今作でも会話でシーンが動いていくのは間違いない。ただ、一つのワードで物語が動くというよりも、ストーリーを通してキャラクターが変化していく様子が、会話を通して伝わってくる。言葉数の多さや、言い回しなど決して、コーエン兄弟の各セリフのように難しくはない。まぁ、まだこれから。 監督として、ブロッキングにも特徴がある。カメラには映らない部分を使った表現は素敵。カメラの後ろや、壁の後ろなど、カメラの存在を感じさせないようなブロッキングは、ウディアレンの美しい世界を視聴者の想像力を使ってさらに広げる。 視聴者を使って映画を作り上げていく監督なのだろうか?それとも、視聴者を引き込んでいくようなインパクトのある監督なのだろうか?
皮肉の効いた、一風変わったパリ観光映画
ウッディアレン一流の皮肉が効いている 芸術通ぶっている俗物たる自分たちを盛大に皮肉っている パリに行ったら見たいものを全て見せてくれる 現代のパリを冒頭から観光名所をどんどん見せる それだけでなく、君たちの憧れはベルエボックや狂乱の時代の頃のパリなんだろ 見せてあげよう その時代の有名人、芸術家、作家達をどれだけ知ってるかい?とばかりに次々に登場させる もちろん主人公は芸術好きの観客の投影 ウッディアレン自身でもある イネスは芸術に興味の無い観客 ポールは芸術好きの観客の鏡でもある 次々に画面に登場する当時の有名人の講釈をドヤ顔で垂れ流してしてたんじゃないの? 知ったかぶりして蘊蓄を語ってみせるが、生半可な間違った知識ばかりじゃないかと しかし、終盤でウッディアレンは結論を提示する それでも、芸術が好きなんだから別に良いじゃないか パリに憧れたって別に良いじゃないか 芸術通ぶらず、教養や知識をひけらかさず 自分の好きなものを観ている分なら別にどうでもいいことだ、害はない 人の勝手、自分の人生はそれで豊かになるのだから パリ観光にだってどんどん行くべきだ だから、主人公はイネスと別れパリに残ったのだ
それでも恋するパリですな
個人評価:4.3 素敵、すてき、ステキがぎっしり詰まった作品。 見てる方もパリに恋し、そして惑わせる。 そして心に刻まれる名ゼリフがたくさん。 芸術の黄金時代に生たはずのゴーギャンは「いかに今の時代が空虚で想像力に欠けているか」と言って嘆き、それを聞いた主人公は「現在って不満なものなんだ、それが人生だから」と現代を生きる彼がまた嘆く。 言葉のチョイスがウディ・アレンさん、素敵すぎます。 最後には雨の中、「構わないわ、濡れても平気よ」と言ってパリの夜に消えていく2人のラストシーン。最後まで名ゼリフをありがとう。
いっぱい謎が残るけど、素敵な映画。
「ミッドナイト・イン・パリ」Netflix 字幕版で鑑賞。 *概要* 小説家がパリでタイムスリップをして、芸術家の偉人たちに触れ合うラブストーリー。 *主演* オーウェン・ウィルソン *感想* 小説家がパリでタイムスリップして芸術家の偉人たちと触れ合う話。僕は、芸術に対してはあまり詳しくありませんが、この映画を一言で言うなら凄く洒落た映画だなって思いました。(^^) 小説家が真夜中のパリで歩いてると、鐘が鳴って、突然タイムスリップをして、芸術家の偉人と出逢うというストーリー設定は嫌いではありません。非現実ですけど、斬新だった。 しかし、僕は勉強不足の為、芸術家の偉人はほとんど知らないので、その偉人が深い言葉を言ったり、作品名を挙げてもいまいちピンと来なかったし、話の中身も正直よく分からなかった。(笑) 主人公が向こうの世界の女性と現実世界の女性に恋をしたって…ねぇ……(^^; 終わり方がとても雑だし、盛り上がりに欠けて全然なくて、いっぱい謎が残る映画でしたが、パリの風景や世界観は嫌いじゃなかったので、つまらなくはなかったです。(^^)
芸術にもっと精通していれば。。
芸術への知識があれば、更に面白かったんだろうな。。と思う作品。映像は非常に美しく、お洒落な映画を見てる気分になる。 奥さんのレイチェル・マクアダムスが可愛い。こんなフィアンセがいながら、よく過去の世界の女性と浮気するな、そりゃ気持ち悪がられてフラれるわ、、と主人公のキャラクターにはあまり同意できず。 よくできた作品だけど、懐古主義に陥っても意味がないという事を仕方がないという事を言いたかったのか?
ウディ・アレンな作品
時空を超えて偉大な芸術家たちに会えるんです。 キャスティングがとてもいい。 ヘミングウェイやダリ、ゴーギャンなどなどかじっているとかなり笑えます^^。 ウディ・アレン監督。
_______________30movie
メッセージが分かりやすくて好き 過去を讃美する思想は共感できて 主人公の気持ちにすごく入り込めた。 誰もが一度はどうして自分はこの時代に 生まれなかったんだろうと嘆く こんなに好きなのにと そういう思いを代弁してくれて そんな夢をちょっと叶えてくれる映画 終わり方も最高大好き
にわかアートファンにはたまらない
アカデミーシリーズで。 アーティストの時に脚本賞取ったのか。 ウッディアレン のロマンチックコメディ。 にわかアートファンにはたまらない。 知ってるアーティストが登場すると、突っ込みつつもニヤニヤしてしまう。 オーウェンウィルソンがいい味出しつつ、レイチェルマクアダムスも前回見たスポットライトとは全然違うビッチな役どころで面白い。 1920年代の狂乱の時代、パリはどんなだったんだろうか。 現代を愛しつつも、やはり覗いてみたい世界館。 20年代のファッションも楽しめて、大満足だった。
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