「ふわふわした良作」ミッドナイト・イン・パリ Curveさんの映画レビュー(感想・評価)
ふわふわした良作
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自身初ウッディ・アレン作品。
どこかふわふわとした楽しい作品。
ちょっと違うのかもしれいが見てる最中に思ったことを書いておく。
昔に「こち亀」で読んだんだと思う。
ピラミッドの壁画にも書いてあったそうだ。
「近頃の若者は…」と。
いつの世にも回顧主義はある。
もっと言えば、自身の若い頃や幼い頃を懐かしみ戻りたいと思うのも同じ様なものなのかも知れない。
だが作中でも主人公ギルが憧れていた時代の人たちは嘆いていた。
昔は良かったと。
結局「ちょうどいい時代」なんてないのだ。
昔を懐かしみ憧れながら現世で足掻くしかないのだなと思った。
しかし作中出てくるインテリぶる男。
心底ムカついた。
さらに彼に心酔する婚約者にも腹が立った。
故に見事である。
あの二人が居たお陰で過去に逃避した後の浮遊感、安心感が増したと思う。
二人共覚えて置きたい役者だ。
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