「教養必須、日本人にはなかなか」ミッドナイト・イン・パリ 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
教養必須、日本人にはなかなか
例えばロートレックとフィッツジェラルドの活躍した時期が数十年違う、なんてことを自然に知っている欧米人並みの教養と常識がないとこの作品の面白さはわかりません。
私も3割くらいしかわからない、というより知らないので3割くらいしか面白さがわからないハズ。
ヘミングウェイやピカゾなどはもちろんジャン・コクトとか大正から昭和初期にかけての欧米の文化サロンについての知識が必須です。
おそらく事実と創作を混ぜているので、「あーあの話ね」みたいな知識が前提でしょう。
それでも「カイロ」「カメレオン」みたような、アレン選手お得意のありそうでなかった奇抜な設定はそれだけでも十分観る価値はありますが。
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