「それでも恋するパリですな」ミッドナイト・イン・パリ カメさんの映画レビュー(感想・評価)
それでも恋するパリですな
個人評価:4.3
素敵、すてき、ステキがぎっしり詰まった作品。
見てる方もパリに恋し、そして惑わせる。
そして心に刻まれる名ゼリフがたくさん。
芸術の黄金時代に生たはずのゴーギャンは「いかに今の時代が空虚で想像力に欠けているか」と言って嘆き、それを聞いた主人公は「現在って不満なものなんだ、それが人生だから」と現代を生きる彼がまた嘆く。
言葉のチョイスがウディ・アレンさん、素敵すぎます。
最後には雨の中、「構わないわ、濡れても平気よ」と言ってパリの夜に消えていく2人のラストシーン。最後まで名ゼリフをありがとう。
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