燃ゆるときのレビュー・感想・評価
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実際はセクハラ等が多かった。それが日本の真実の姿
浪花節は西洋人には分からない。兎も角、日本の狂気は終わったのだと思う。それで良い。
今じゃ日本のカップ麺と言うよりも、『メイドインコリア』になっちまっている。
何が駄目か。
結論は物凄く簡単。
日本は小麦文化じゃない。
残念ながら、インスタント麺では小麦の美味さが駄目になっているからだと思う。つまり、パンでも麺でもパスタでも、西洋人はのどごしで語っていない。小麦を味わっているのだ。
よく噛んで小麦を味わう。それが基本なのだ。
お隣の国のインスタントラーメンが売れるのは、たぶん、スープの味が西洋人に合うのだと思う。勿論値段もある。つまり、いずれ、メイドインコリアも飽きられる時は来る。
海外旅行している時、今でもカップ麺が棚を分捕っているのが嫌になる。だがしかし、ロシアのモスクワに行った時、インスタントマッシュポテトが多種類あった。理由は言わずもがなだが。
インスタント麺が口に合わなくて、ほとんど完食をした事がないので、偉そうな事は言えないが、麺を美味いと思った事は一度も無い。スープがかろうじて後をひく程度だと思っている。
この会社を立て直すには、日本人スタッフの人件費が問題。それをカットするのが一番。それができないなら、撤退すべきなのだ。
勿論、海外へ拠点を移すような日本の会社は、アメリカの企業と同じ。どどのつまり今の様に日本企業はなっている。そして、日本国内の会社までアメリカの様になってしまった。
ユニオンとはアメリカでは必須。日本ではユニオンは会社始動で作られる。そして、アメリカの場合、こう言った状況に陥る前にユニオンを会社が作って対処する。つまり、本来はユニオンは必要なのである。日本ではそれすら曲解する。
内需だけで食べられる会社を作るべきなのだ。何しろ、日本は開国して二百年経っていない。
海外進出ならてはの苦労?
かの悪名高き「学習指導要領」というものがあり、国内であればどこの県でもほぼ均質な労働力を確保できる国内とは違い、とくに国土の広大なアメリカでは、地域によっても得られる労働力は、決して均質なものではないことでしょう。
かてて加えて、宗教観や習俗の違いもあることでしょう。
不慣れな土地(海外)で活動する企業の苦労は、並大抵ではなさそうです。
本作も高度成長期という時代背景を抜きにして考えることはできないかと思いますが、海外進出企業の試練の一端を描いた作品として評価できるのではないかと思います。
川森(中井貴一)はマルちゃん東洋水産の社員。安価な韓国製品との厳しい価格競争をどうやって克服するのか?原材料の調達問題、セクハラ問題、労働組合問題、米国での経済活動はまるで戦争のようだった。
ネット配信で映画「燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY」を見た。
2006年製作/114分/日本
配給:東映
劇場公開日:2006年2月11日
中井貴一
大塚寧々
長谷川初範
中村育二
津川雅彦
伊武雅刀
鹿賀丈史
木下ほうか
細野辰興監督
高杉良原作
アメリカに進出した会社の立て直しを任された営業マンの、
家族や上層部らとの対立を描きながら、
その会社が再生していくまでを描く内容となっている。
当初はアメリカで撮影する予定だったが、
テロによる入国審査が厳格になったことから、
オーストラリアに変更し大半を撮っている。
川森(中井貴一)はマルちゃん(東洋水産)の社員。
海外進出した米国での主力商品は即席麺。
安価な韓国製品におされ売り上げが落ちている。
厳しい価格競争をどうやって克服するのか?
それ以外にも、原材料の調達問題、
会社を陥れようとするねつ造されたセクハラ問題、
会社を弱体化させようとする労働組合問題、
米国での経済活動はまるで戦争のようだった。
脚本が上手くまとまりすぎていることが逆に、
「出来過ぎやろ」とういう突っ込みを入れられそうな部分はあるが、
そこは映画だからしょうがない。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
団塊の世代向け社内幹部養成用教育ビデオでしょうか
かなり時代錯誤的な企業立て直し物語。まず引っかかったのがコスト削減のための節電です。昼休みなどの休憩時間に電気を消すのはいいのですが、機械稼動中にまで電気をけすのは労働衛生上良くないこと。作業効率や労働者の健康、安全管理の面でかなりマイナスポイントとなりそうです。もちろんこのままだとISO取得は不可能です。
ユニオンが入るという問題に関しても、労働者と日本人マネージャーの間に“面と向っての対話”が出来なくなるなどと訴えるシーンがありましたけど、それまでそういった対話のシーンなんて皆無だったのにいきなりこの台詞ではまずいでしょう。そして社員を大切にしているような錯覚を起こしてしまいがちですが、自主退職する人がいなかったのは単にカリフォルニア州がきわめて失業率が高かっただけのこと。企業側の横暴さを垣間見た気分になりました。せっかく24時間稼動するくらいに売上を伸ばしているのですし、会合を開くために機械をストップさせることも従業員の心を掴むための必然性を感じませんでした。
また、息子の手術に動揺する姿も手術が無事終わったという伝言を最後に立ち消えてしまい中途半端だったし、キャサリンの心理変化も描ききれてないし、工場内部に金をかけすぎていたのか、全体的にチープな作りになってしまったのが残念なところ。
詰め込み過ぎ感も否定できないし、後半部分はあきらかに失敗でしょう。津川雅彦に言わせる戦争絡みの台詞なんて敗戦を喫したための復讐心みたいだし、そんなことより現代の社会事情に即した企業内改革なんかを目標にしてほしかったです・・・
疑問点はいっぱい出てくるものの、川森(中井貴一)のアミーゴ油を買いつけるためにマルケスにアタックする熱血ぶりは感動的だったし、投資会社による企業買収工作などはライブドア問題などタイムリーな題材となって社会性を見事に演出していました。ニートが増えてしまった現代日本では、仕事に対する熱意を伝えてくれる映画が少ないので、製作意図を考えると存在価値のある映画です・・・それだけに惜しい、惜しすぎる、残念だ。せめて、公式ページにコメントすると、「レモン味のカップ麺1年分プレゼント」といった企画があればなぁ・・・
【2006年2月映画館にて】
資材担当営業の中井貴一が主役で米国にある子会社のインスタント麺工場...
資材担当営業の中井貴一が主役で米国にある子会社のインスタント麺工場の立て直しをはかるドラマ。部下になったキャサリンが美人で有能でと思っていたら裏切られる、サラリーマン主役の漫画みたいな展開。社長が良い人なのがこのお話の救い。後半端折ってる感じある。酒を酌み交わす営業とか土下座とか日本人的なものをいれつつ王道なラスト。
やりがいをなくしたサラリーマン必見!
仕事をする上で営業の基本とか、会社において人材とは何なのかを改めて考えさせられる。
会社で働いてると自分中心に考えてしまうから、従業員としての考え方になってしまうけど
経営者側の立場に立ってみたときの考え方とかが学べるから会社で働く若い人たちには見て損はない!
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