女優の吉行和子さん
2025年9月2日未明肺炎のため東京都内の病院にて90歳で他界
作家吉行淳之介の妹としても有名
監督は『冬物語(1989)』『日本のいちばん長い夏』の倉内均
脚本は『ワニと鸚鵡とおっとせい』の山元清多と原作者の島田洋七
粗筋
昭和30年代
広島で生まれ育った明広少年は生まれる前に原爆症で父を亡くしていた
歳の近い兄と母の3人暮らしをしていた明広だったがそんなある日に母の姉である伯母が佐賀から訪ねてきた
叔母が帰る際に母と一緒に駅のホームまで見送りに行った明広だったが汽車に無理やり乗せられてしまう
明広は伯母と一緒に佐賀に
なんやかんやで明広は佐賀に住む母方の祖母と二人暮らしをすることになった
女手一つで7人を育てた58歳の祖母
しかし明広の母はそれほどタフではなく都会で男の子2人を育てるには大変
そこで明広の母と伯母と祖母で相談して決めたことだった
原作の島田洋七は「がばい」を「すごい」という意味で使っている
しかし佐賀では本来「とても」という意味
大阪だと「めちゃ」
島田洋七は元々広島の人だから勘違いしてるんだろう
団塊世代ならノスタルジー
しかし自分は団塊ジュニアゆえに「こうだったのかな」と思うもピンとはこない
貧乏くさいがハートフル
1番の売りはやっぱり吉行和子
とにかく声がいいのよ
なぜか豆腐屋のおじさんに緒形拳
贅沢な謎のキャスティング
良い笑顔
ときおり三宅裕司が出てくる
どうせなら緒形拳はこっちに使うべきだったのではないか
逆だよ逆
配役
佐賀で一人暮らしをしていたばあちゃん(真佐子と明広母の母)に吉行和子
広島で水商売をしている明広の母に工藤夕貴
明広の母の姉の真佐子に浅田美代子
明広(成人)に三宅裕司
明広(中学生)に鈴木祐真
明広(小学生高学年)に池田晃信
明広(小学生低学年)に池田壮磨
スポーツ店主に島田紳助
大学の掃除夫に島田洋八
中学教師の中野に山本太郎
小2担当教師に保積ぺぺ
警官に吉守京太
看護婦に石川あずみ
豆腐屋のおじさんに緒形拳