ジャンピング・ザ・ブルーム 恋と嵐と結婚式

解説

格差婚カップルとその家族が巻き起こす騒動を描いたコメディドラマ。交通事故をきっかけに出会い、恋に落ちた弁護士のサブリナと銀行員のジェイソン。ふたりはやがて結婚を決めるが、彼らの実家は社会的にも経済的にも大きな格差があった。結婚式のために訪れた島で顔を合わせた両家の家族は、価値観の違いから衝突するようになり……。主演は「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」のポーラ・パットンと「セントアンナの奇跡」のラズ・アロンソ。

2011年製作/108分/アメリカ
原題または英題:Jumping the Broom

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0タイトルを知ってから

2011年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

まず はじめに、歴史と伝統を知っておかないと 理解できないタイトルです(わたしも 知りませんでした、笑) アメリカ、南北戦争以後、奴隷であった黒人たちの結婚式で行われていた セレモニーのひとつ。 花嫁と花婿が誓いをたてて 晴れて夫婦となった直後に、箒(ほうき)をジャンプして またぐというものです。 「もうそんなこと(奴隷として 掃き掃除なんか)しない」という意味が あるようです(ネット情報より) ストーリーは よくある結婚式の ドタバタ劇 + 家庭内の問題。 お金持ちと、一般家庭(まぁ 貧困層)。 母子家庭と、両親が揃っているが 問題を抱える家族。 結婚するにあたって、賛成する者・反対する者。 伝統を重んじて 箒をまたぐのか、今風の式にするのか… などなど。 黒人さん主体の作品で、人種差別を皮肉ったセリフだったり 同じ黒人同士でも バックグラウンドがちがうと考え方もちがうという点での ジョークだったり 日本人にはちょっと難しいし、白人さんには ウケないような内容だったりもします(…なんで この映画 観たんだっけ?…ヒマだったからな、苦笑) (それぞれのキャラが)問題 抱えすぎて、テレビでシリーズものとして立ち上げるならいいけど、108分で完結させるのは ちょっと強引すぎるかなぁという印象。 ロレッタ・デバインや ターシャ・スミスが出演してるところから 「コメディでしょ」と思うけど、ギャグもその名のとおり “ブラック・ユーモア”なんで 共感笑いにはならず。。 問題発覚のシーンでは どよ~んと空気が重くなるのに 数分で解決しちゃうところも ついていけない。。 『プレシャス』で 素晴らしい助演(先生役)を見せた ポーラ・パットンがヒロイン役なのですが、どうも浮いてる。。 可愛いけど、(見た目)年齢に見合わない格好や キャラクターで、なぜか目立つ(格闘家並みの)首の太さばかりが 気になりました。。 ポーラのママ役を アンジェラ・バセットという女優さんが演じていましたが、「彼女だけ シリアス演技?」って感じでしたね。 あ、『グリーン・ランタン』にも 出演してる方です。 自分なりに(この作品を観る方に対して) よいレビューを書いたなと思います(自画自賛、笑)ヒマな日の DVD作品、です。

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