「テンポはイギリス流」ブリッツ KGRさんの映画レビュー(感想・評価)
テンポはイギリス流
イギリス版ダーティ・ハリーとでもいおうか。
法が裁けない犯人を処刑する、言わば必殺仕置き人。
何が正義か、何が悪かの議論はこの際置いといて、悪い奴、しかも性根の腐ったやつらは叩きのめす。
かといって、自分が絶対正義とは言わず、どちらかといえば悪、しかも悪い奴には徹底して悪。
本当にあったら大変だが「毒を以て毒を制す」は古今東西の一つの「正義」の考え方なのかも。
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ジェイソン・ステイサムは、どちらかというと「まともな悪い奴」の役が多いが、今作では「悪いまともな役」となっている。
彼は車のアクションが多いが今作では普通の運転しかしておらず、その部分の期待には応えてない。
いずれにしても肉体派、武闘派の役柄が多く、もう少し違う役柄も見てみたい。
パディ・コンシダインは「ホット・ファズ」では古参の地元警官、
「ボーン・アルティメイタム」ではボーンを追うシャーナリスト。
ストークスのルーク・エバンスは「三銃士」のアラミス。
ザウィ・アシュトンは初見だが、TVの出演が多いようだ。
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