007 スカイフォールのレビュー・感想・評価
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二十三作目 防戦のMI6とM
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
クレイグになってからの路線を引き継ぎ重厚な作りになっている。今まではMI6は世界各国で活躍するのが常だったが、今作では初めてMI6自体が攻撃を受けるという受身で防戦をする話になっている。ボンドの生家が見れたり、またその家が派手な見せ場になっていて映像的な迫力があった。
だが今回の話はMが中心となっていて、彼女が冒頭から作戦の失態を犯し政治的に糾弾され、さらに過去のしがらみから敵役も登場し活劇にまで参戦するという全て一式揃った忙しいものになった。ボンドというよりMの過去現在そして結末を描いた内容で、国家の情報局というにはかなり個人的な話になっていて、それ故に設定の壮大さがやや縮小したように思った。
素晴らしい!アクションが良い!画がキレイ! 昨今の派手なハリウッド...
外伝
007シリーズで1番好きです!
美しい
2020.11.29再見 テレビ放映で1作目(ダニエルグレイグ版)...
スペクター見てから逆行予習 その3 8年後に映画館鑑賞が叶った!
2023.11.20.
映画館で見ることができました。ダニエル・クレイグの007シリーズはジェムーズ・ボンドの成長物語なんだと思いました。Bildungsroman! 仲間であれ敵であれ人々との出会いや恋や別れがあり、裏切られ後悔し悲しみ、涙も流すボンド。抑えながらもいろんな表情をみせて1作ごとに成熟し腹の据わったプロフェッショナルになる成長物語。今日見た「スカイフォール」でその様に思いました。007はスーパーマンでも全能の不死身でもなく、過去があり思い出も悲しみもある大人の男、そして年もとっていきます。敵役のマッツ→ハビエル・バルデム→クリストフ・ヴァルツは皆、完全悪ではない。愛した人を亡くす、疑似母(M=ジュディ・デンチ)への思いと恨み、疑似兄弟間の父親を巡っての複雑な感情(スペクター)など奥行きが深いと思いました。スカイフォールではボンドテーマ曲が効果的に使われていてメリハリあってよかったです。新しいM16=メンバー投入も自然で説得力あり気持ちよかったです。クレイグの「カジノロワイヤル」も是非映画館で見たいと思いました。「スカイフォール」と「カジノロワイヤル」の2作はエモーショナルの度合いが素晴らしく群を抜いていると思っています。久しぶりにクレイグ=ボンドを堪能して幸せでした。TOM FORDのスーツがかっこよかった!
おまけ
フィンチャー監督は007シリーズをやってみたいのかなあ。「ザ・キラー」の端緒シーン、「スカイフォール」にあったー!
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いよいよ007ムードが濃厚になってきました!ナオミ・ハリス、ベン・ウィショーとチームも揃い、ワクワクしました。前作よりずっとずっといいと思いました。
最高到達点
心に残らないけど楽しい時間でした。
Mラスト
ダニエルの007の中ではスカイフォールが傑作!
序盤の撃たれるシーンも好きだしイタリアのチェースシーンも良い。
何と言ってもMをクソババアと呼ぶシーンも絶妙。
復帰テストで撃てない所も筋トレの後崩れるシーンも演技お上手。
あの東洋人のボンドガールは誰だったんだろう。
そして新たな味方のQと黒人女性アシスタントも良い味。
Mの焼け残った犬とテストにパスしてないボンドを採用する器量に上司たるとはなんぞやを思ったりもする。
バビエルの悪役も凄かった。
入れ歯を外したところ、思わず目を伏せてしまいそうになる。
スカイフォールは話の進みも悪役も悪いところが見当たらない。
スペクターも良かったけど、ダニエルの007なら圧倒的にスカイフォールナンバーワンかもなぁ!
ちなみに、このサイトにロシアより愛を込めてとドクターノオのレビューが書けないのが残念。
是非スペクターを見る前に、上記の2本を見て欲しい。
スペクターの歴史となる作品なのだから!
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