アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴのレビュー・感想・評価
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犯られたら、殺りかえす!
リベンジ・バイオレンスの元祖『発情アニマル』をリメイクした本作は、オリジナルを超えたリベンジ度合い。
小説を書きに女性一人で住宅街から離れた別荘を訪れたジェニファー。もう街を訪れたときから、あやしい雰囲気ぷんぷんです。それを知ってか知らずか、一人をいいことに水着でフラフラ、露出高いトレーニングウェアでマラソンしたりと、田舎のヤローにはたまらない情況。っていうか、ジェニファーさん見知らぬ土地で緊張感なさすぎすよ!
といっても、ジェニファーは派手な女性ではなく、地味で知的な女性。それがまた、のちのちのリベンジを面白くさせているんですな。
さて、ひたすら拷問&レイプを観させられる前半戦。とはいっても、描写がそこまで直接的ではないので、なんとか気分を害さずに見れる程度(人によると思いますが)。まぁ、男性陣のやっていることは卑劣すぎますから、観るのは我慢の前半戦といいましょう。
ずたずたぼろぼろ、目もうつろでふらふら歩くジェニファー。もう生きる気力もないのかと思うくらいの悲惨な状態。が、彼女は違った!!!
後半戦は、ジェニファーリベンジ開始です!それが、また緻密で爽快なんです。前半のいやーな気分を一気に吹っ飛ばしてくれます。
【リベンジ一覧】
川に顔をつけられた男 → アルカリ溶液の風呂に顔をつけトロトロ
ビデオ撮影していたおでぶの男 → ビデオ撮影しながらカラスに目玉くわせ
歯や口を犯された男 → 歯をペンチで抜き取り、おちんちんチョンパ
お尻を犯された保安官 → ショットガンをお尻に…んでドッカン!
嫌々といいながら犯した男 → 利用して保安官といっしょにドッカン!
いやー、楽しかったね。
もったいないのは、リベンジシーンは30分くらいしかなかったところでしょうか。前半の嫌なシーンはもう少しカットして、後編もっとジワジワいたぶってほしかったですね~。
レイプリベンジムービー、再び・・・
オリジナルに続いて、30年を経たリメイクです。
ほぼ、前作と同じ。主役の女性も同じ名前のジェニファーでした。女優も今時の綺麗な方ですが、そのレイプシーンは、相変わらす壮絶なものでした。
そして、この犯人どもは、前作以上のクズ野郎でしたが、さらに一工夫があって、楽しませてもらえました。
【一応、ネタバレ】
無事、逃げ出して保安官に訴えたのに、まさか保安官まで仲間だったとは、ホンッと絶望的な驚きだった。まぁ、この保安官も家族持ちでありながら、根っからのクズ野郎なんで、後半のリベンジ部分では思いっきりスッキリ出来ました。
まぁ、みんなの殺され方もオリジナルになぞった部分が多かったかな。
局部を切って失血死とかね。
ただリメイクは、自分がやられたことをより一層、計画的に実行した部分がありました。
毒水の上のアレはつらいよね。うつぶせで寝て腹筋で身体を支える。力が尽きると毒水に上半身が使ってしまう・・・焼けただれたような顔が痛々しかった。
尻の穴にライフルを突っ込まれるのも、それだけで痛そう。まぁ、前述の保安官にだから、ざまぁみろとしか思わなかったけどね。
アメリカの田舎はやはり要注意ですね。
先ず作品どうこうよりも、このような内容なのでイメージアップには繋がらないにも関わらず出演し、迫真の演技を披露して下さったサラ・バトラーさんに拍手を贈りたいです。
作品の内容としては皆様も書かれているように楽しめる作品ではありませんが、良く出来た作品だと思います。
前半部分が少し長過ぎな気もしますが、状況が酷ければ酷い程主人公の怒りが観客にも伝わるものなので、演出としては有りかもしれませんね。
ただ尺の関係かと思いますが、前半の皺寄せが後半にきてしまったみたいで、復讐が少しあっさりしていたのが残念でした。
尺は長くなっても、保安官とリーダー格の二人に対する復讐は最もネチネチやって欲しかったですね。
それにしても、家庭では良い父親で有り、外では保安官、その実、裏に回ればその行いは畜生以下…こんな人間が実在しない事を願うばかりです。
あと、都会から田舎に旅する時は要注意ですねw
08/12 07:50
よく作ったね(´・ω・`)
レイプシーンがかなりきついですが、復讐シーンが更にその上を行っていて、映画作りへの半端ない覚悟を感じました。シリーズ化したのも分からなくはないです。最中に電話がかかってきて「パパだよー」と話すシーンは鬼畜で良かったです。男たちもそれぞれキャラが立っていました。序盤で不用心すぎるだろというのはありますが、シンプルで完成度が高い映画だと思います。
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