ロード・オブ・クエスト ドラゴンとユニコーンの剣のレビュー・感想・評価
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下ネタファンタジーという新ジャンル?
ジェームズ・フランコ、ゾーイ・デシャネル、ナタリー・ポートマンという豪華キャストを擁しても、興行的に動員が見込めないジャンル。 原作付きで、巨匠の監督作品で、各分野から絶賛されるほどの脚本を得て、なおかつ潤沢な資金を保証され、驚異の映像マジックをもってしても『ロード・オブ・ザ・リング』にかなわないのであれば、本作のような変化球で勝負せざるを得ないのでしょう。 私は、嫌いではないです。 むしろ、ド直球のファンタジーで描かれていたのなら、この時期『タイタンの……』とか『300……』的な作品が群生しましたよね。埋もれてしまって、話題にもならなかったのではないかと思います。 嫌いな人は離れていくでしょうけど、このほうが強く印象に残ると思います。 下ネタファンタジーという、新しいジャンルの開拓者として続けて欲しいものです。 2014.6.26
主人公はジャック・ブラック似?
月が二つ重なる時、魔術師と処女が交わるとドラゴンが生まれると言う。オープニングではそれを退治する勇者が現れ、再び月が交わる100年後に再び勇者が現れることを望む・・・とあった不思議な世界。しかもコメディ・・・ 邦題に付けられているように『ドラゴンクエスト』のような世界観。巨悪な怪物にはサイクロップスやケンタウロスなど、ギリシア神話に登場するもの。結婚式ではリザーが現れ、何人も傷つけた上、花嫁ベラドンナをさらってゆく。ファビアス王子(フランコ)は早速騎士団を引き連れてリザー退治へと旅立つのだが、そこにはぐうたらでセックスのことしか考えてない臆病な弟に旅をさせるよう王が命令。旅の最初に占い師に見せると、迷宮にあるユニコーンの剣でしかリザーを倒すことはできないと知らされ、その迷宮の位置を示すコンパスをもらう。 旅立った直後、有能な部下である騎士団が皆裏切り、リザーの手下となってしまう。路頭に迷うファビアス、サディアス、そして召使のコートニー。ブタのような男が支配する村で5首の魔物に襲われるが、その場を救ってくれたのが旅の戦士イザベル(ポートマン)だった。サディアスは一目惚れし、うかつにも旅の目的を喋ってしまい、寝ている隙にコンパスを奪われてしまうのだ。その後、目的の迷宮のある町に到着し、彼女と和解。そこで裏切った騎士団がファビアスを生け捕りに。ユニコーンの剣を早く見つけ、兄を助けなくては・・・といった感じの物語。 ケンタウロスのペニスを戦利品に取ったり、セックスの話という下ネタオンパレードの映画でもあり、まともに作っても楽しめるのに、もったいない気もする。 何と言ってもオスカー女優のナタリー・ポートマン。もっとエロティックな雰囲気も欲しかったが、剣捌きだけでもかっちょいい。ジェームズ・フランコも同じ年のオスカー候補というのも、考えてみれば凄いキャスティングだ!
わかりやすいお下品コメディ映画
最初から最後まで、ものすごくわかりやすいお下品なファンタジー映画です 頭空っぽにして、お下品なネタで笑いたいならオススメ 途中クスッと笑える程度の普通のコメディがお望みなら評価は低いでしょう それなりに特殊効果もシナリオもしっかりしてます まさに悪ノリのおバカ映画って感じで、個人的には高評価です
認定、上級のB級
下品で下らないギャグ、お色気ありまさにB級の塊り満載の作品でした。こう言う作品大好きです。んでもってしっかりとA級の配役ってこれだけでも飯何杯も御代わりできます笑笑。しかしナタリー・ポートマン良く出たよなあ、偉い。Tバッグ姿から最後の貞操帯までしっかりとお付き合いして演技してました。まあ、お気楽で観れる楽しく馬鹿馬鹿しい作品でした。
卑猥な はなしが最初から最後まで続くだけ
コメディー映画ということで きたいしたのですが、 要するに 卑猥な はなしが最初から最後まで続くだけでした。 にほんでコメディー ストーリーといえば吉本新喜劇やコントのようなものを想像しますが、 外国では性的にわいせつな内容を意味します。 外人には [性的な内容を抜きにした笑い] は作れないようです。 といっても、 それに目をつぶるならば、 平均的な映画としての品質は維持していましたので、 普通に楽しめました。
何故この映画に出た?
ある中世の国。さらわれた姫を救い出す為、勇敢な戦士である兄王子と下品なダメ弟王子が冒険に出る。 そこそこ本格的なCGと特殊メイク、兄弟の絆や弟王子の成長など描かれているものの、ナンセンスなギャグと下ネタ満載。「ロード・オブ・ザ・リング」「ドラゴンクエスト」のパロディ・コメディ。 兄王子にジェームズ・フランコ、旅に同行する女戦士にナタリー・ポートマン、さらわれた姫にズーイー・デシャネルらが出演しているが…何故この映画に出た?(笑) チープなRPG風冒険ファンタジー・コメディと言うと、日本じゃ深夜ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」が思い浮かぶ。 こちらはチープさを逆手に取ったユニークさが人気だが、映画はそういったセンスが感じられない。 本当に暇つぶし程度の作品。勿論、日本劇場未公開。 エンディングの音楽がRPGゲーム風でご愛嬌。
阿呆がいっぱい
まぶしいくらいに 阿呆がいっぱい。 小笑いが散りばめられている、まったくのB級映画に ナタリー・ポートマンが出てるから ちょいグレードアップ。 下ネタ満載、セリフも ティーンが喜びそうな俗語てんこ盛りで 「くっだらねぇ。。」と思わせる、たぶんそこが 製作者の狙いだと思います。 ファビアス王子の結婚相手が 悪の手によってさらわれる。 結婚相手を救うため、冒険の旅にお供するのは 世界一ぐうたらな弟のタディウス。。という流れ。 この兄弟の名前、兄貴は fabulous・素晴らしいのような発音 なのに対して、弟は tedious・退屈な、つまらないという意味にとられる 読み。 こんなギャグが 延々とつづきます。 『スモーキング・ハイ』でもタッグを組んだ ジェームズ・フランコとダニー・マクブライド。 同作品は 豪華メンバーを集めたせいか、“遠慮”が見られた → そのため 面白さ半減でした。 特に ファビアス王子(フランコ)のキャラクターは、「もっと大胆に 阿呆にするか」、逆に「阿呆の中に 真面目が一人」くらいの演出があれば もっと映えたかなぁと感じました。 プレビューでもポスターでも 大々的に宣伝に使われている ナタリー・ポートマン。 恐らく 本人希望で出演したのではないかと思われる、アクティブな女性・イザベル役。 いつ見ても お美しい☆ コメディに不向き(だと思う)な女優さんですが、今回は 阿呆あいてに花を添える形で 出演、正解。 ナタリーだけ 美女出演かと思いきや、ファビアスの結婚相手に ズーイー・お人形・デシャネルもいました。 “お人形出演”で 特別な演技なしです。 旬な人、最近 ジェニファー・アニストンと噂になっている ジャスティン・セローと言う人が 悪役で出演中。 劇場で観るべき理由が まったくみつかりません、が、意外な豪華メンバーなので ヒマ潰しにGOODな一本です。
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