ニューイヤーズ・イブのレビュー・感想・評価
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ラブ・アクチュアリーの大晦日バージョン
クリスマスイブや大晦日は多くの人々の気分が高揚する特別な日、タイムズ・スクエアのカウントダウン・イベントの進行を中心に誕生から死別、子供から中年まで様々なカップルやファミリーが織り成すハートフル・コメディ。
下手な鉄砲も数撃ちゃあたると言わんばかりの登場人物の多様さに圧倒される、幅広い観客もきっと誰かには共感を抱くだろうからはずれが少ないのだろうと思ったらラジー賞とは意外でした。もっともサム・エイハーン・ジュニア ( ジョシュ・デュアメル)の恋人がヘイリー( アビゲイル・ブレスリン)の母親のキム( サラ・ジェシカ・パーカー)だったのは何だったんでしょう、おば様たちへのエールでしょうか、それともあまりの美談のてんこ盛りに毒を一服盛りたくなったのでしょうか・・。
クレア(ヒラリー・スワンク)はお馬鹿さんと思っていたらスピーチは絶品で驚きました、音楽もなかなか、ジェンセン(ジョン・ボン・ジョヴィ)やエリーズ(リア・ミシェル)の歌も最高なんですが赤ちゃんのバックにサッチモのワット・ア・ワンダフル・ワールドはベタすぎて笑えました。さすがデニーロは存在だけで人生が想像できてしまうから凄い人ですね。スペシャルデーの物語は照れずにベタが似合います。エンドロールのNG集も笑えます。
薄味だけど良い話集
こういう群像劇っていうのかな?好きだな。
ちょっとづつ繋がる話で年末の時間を過ごす人たち。
そこじゃなかったのか❗っていうすれ違いがあったり。
ハル・ベリーの話は、浮かれすぎるなよってことなのかな?
あの話だけ後味違った。
恋人と大晦日にいちゃいちゃしながら観たいわ♪
底の浅いエピソードをとりあえずいっぱい詰め込んだけど、大晦日の雰囲気でごまかせるでしょ!?て仕上がりです。
もともとオールスターのお祭り作品程度のつもりで作ったの?と監督に聞きたくなるほど、「プリティ・ウーマン」「フランキー&ジョニー」の頃のキレが全く感じられません。
唯一、デ・ニーロの演技力のおかげで、彼のエピソードは短時間ながらも伝わるものがあったけど。
ハル・ベリーのも、まあまあ良かったです。
あとは全部ダメ!特にエレベーターのはマンガ!?そういうの何百回も見てるわ!!ついでにアシュトン・カッチャーのボーボーの無精髭が汚ならしい(笑)
「バレンタインデー」がつまらなかったので、ハードル下げて観たんだけど、その下をいくつまらなさでした!
「ラブ・アクチュアリー」は好きなんだけど、所詮コンセプトまるパクリは駄目ですね。
とっても幸せな気分になれる一本!
NYの大晦日を舞台にしたオムニバスラブコメ映画。
こういう映画って最後は絶対ハッピーな気分になれるから好き!
あと、クレアの演説には何気に感動してしまいました笑
もっとやれることあるなぁとか、新年の密かな決意とか思い出したり。
クレアのあの言葉で何だか、1年の重みを感じました。
大晦日に、もう一度見たいと思います!
素敵なお話つめこみ
今さらのレビューです(観たのは去年の年末)。
どの人たちの話も素敵でした。
印象的なのは、軍隊の彼氏がいる看護師さん(ハルベリー)のところ。
戦地にいる恋人とテレビ電話でラブラブしてたと思ったら、すぐ彼への召集命令。ハルベリーの涙が切なかったです。
年越しってどこかお祭り気分な幸せなイメージが強いけど、戦争をしている場所もあるという現実。幸せを感じている人ばかりじゃないを忘れちゃいけないなぁと実感しました。
外国の俳優さんの名前を覚えるのが苦手な私ですが、ほとんどの出演者が知っている顔でした。
CM・広告どおり豪華キャストだと思います★
年末にまた観たいな。なにも観る予定が無かったら(笑)
ちょっと物足りなさ…
オールスターキャストなので、それだけである程度は楽しい。
あとはもう少し個々のエピソードに関連性や交錯、意外性があったりすると面白いんですけど…。そこが少しもの足りたないところ。
ジョシュ・デュアメルが約束の時間に急いででかける相手は誰か…というところくらいですかね。少しハラハラというか、身を乗り出しそうになったのは。ヒラリー・スワンクか?と思わせて実は…っていう、あのお相手は、まあ、ご愛敬かなあ。
意外な組み合わせといえばザック・エフロン×ミシェル・ファイファーも。この2人が一番新鮮で面白かったかも。
全体的にいいけどもの足りないというのは、「バンレタインデー」もそうだったので、たぶんそんな感じだろうな…と思ったら、その通りでしたという感じで。
とはいえ、ハッピーな映画なので、ちょっと現実を忘れて幸せな気分にひたりたければ、ちょうどいいかも。
あとは見る時期ですかね。年末のあわただしい中でというのは気分が出ますが、そうでない時期にみるとどうなのかな…。
愛も忙しい大晦日。
豪華スター競演の、特に心に残るエピソードではないけど^^;
とりあえず大晦日に味わっておこう的な群像ラブストーリー。
まぁラブといっても、親子愛を含めてですが。
何しろここまで登場人物が多いと、どれがどうで、誰が誰で、
終いには誰と誰がどういう関係?というのが興味の的になるが
そこそこ(笑いも含めて)まとまっては、いる。
最後の富豪のお相手があの…(爆)という期待外れかは、謎。。
どのエピソードをとってもベタ、ベタ、ベタの連続なのだが^^;
M・ファイファー演じるハイミス(古い?この言い方)がZ・エフロン
演じる配達人とローマの休日よろしくバイクに乗っちゃうところ、
中高年の夢を満喫させようとする演出の甘さに笑ってしまった。
彼女といえば、ひと昔前はピアノの上で仰け反って肢体を晒して
魅せるような色っぽさを放った女優、可愛らしさは相変らずでも
かなり地味にオバサン化してましたね~。彼女と気付かないほど。
この話もそうなんだけど、一つ一つの物語の人物の掘り下げが
時間的に間々ならないため^^;その背景がまったく分からない。
で、そのあたりで右往左往していると、すぐにお次のエピソード。
気持ちが入る間際に取ってすり替えられるストーリー展開とは、
まさに大晦日ならではの忙しさ、なんだけど^^;難しいのねぇ~。
G・マーシャル、無難に纏めてはいるんだけど完成度はイマイチ。
でもこんな大忙しのエピソード内でも、さすがの名俳優たちは
しっかりと心に残る演技をしてますね。
デ・ニーロはもちろん、H・スワンク、H・ベリーの女優陣も見事。
あの短さで、しっかりと泣かせどころを演じてしまうのがスゴい。
しかしこの作品、他にも(役名なしで)俳優たちの親族が出ている。
デ・ニーロの養子、監督の妹をはじめ、懐かしい所でA・ミラノ、
J・ベル―シなど(なんであの曲がかかるのかと思ったら)
しかし当然ながらどのシーンで?と考えてみても思い出せない^^;
ボン・ジョヴィは(歌う時以外は)すごく地味でアレレ?だったし。
あぁ~もったいない。しかしもう一回は観ないわなぁ。。
このNYで大晦日に行われるという、ボール・ドロップ。
まったく知りませんでした^^;
カウントダウンされる映像はよく見た気がするけど、アレか??
(慌ただしい中でも恋愛はできる!ってことかしら。どうなのサラ^^;)
皆様、良いお年を
まさにタイトル通り、ニューイヤーズ・イブ(大晦日)にニューイヤーズ・イブを観てきました。
大晦日のNYを舞台に、8つのストーリーによる多重構造映画。それぞれ脈絡がないように思えますが、深夜0時に向かって8本の線が少しずつ繋がり、やがて1本になった瞬間、思わずニヤニヤしてしまいました。
色んな人が同じ時間、同じ街を過ごしている。それぞれがこの瞬間に様々な思いを馳せている。再会を夢見る者、望まぬ再会を果たした者。終わりへ向かう命、誕生へ向かう命。などなど…
ひとつひとつ説明はできませんが、個人的に好きなストーリーは、ミシェル・ファイファー演じる女性が、1年の目標をたった1日で達成しようと奔走するもの。理論上不可能なことを、メッセンジャーが機転を利かして、ひとつずつ叶えてくれます。ミシェル・ファイファーは既に50代なのに、キャッキャと少女のようにはしゃぐ姿は、愛らしいけど見ていてイタイです…。
2011年は、どんな1年だったでしょうか。地震が起き、洪水が起き、世界情勢がひっくり返る程の政治的な出来事が各所で起きました。ヒラリー・スワンクのスピーチや最後のナレーションには、感慨深いものがあります。
希望の1年にしたい。
何度同じ悲しみや絶望に遭っても、人は性懲りもなく祈り続けるからこそ、前向きに生きていけるのだと思います。
今年の最後に相応しい映画に出会えました。
エンドロールも面白かったです。監督の前作をちゃっかり宣伝しています。しかも、BD・DVDの2枚組で。
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