ニューイヤーズ・イブのレビュー・感想・評価
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何も考えず新年をもりあがろう!!
スゴイ
ニューイヤーズ•イブ
こういう映画を楽しみながら年を越せることに感謝
B級作品
年末デートムービーにピッタリ。ちょっと微妙になった関係もポジティブに修復できるかも?
元々は、2010年の映画『バレンタインデー』の続編として企画されていたもの。ご覧になった方の多くが、「カップルが映画館でポップコーン食べながら観るのにぴったりなデートムービー」とレビューで書かれているとおりの作品でした。
本作と似たようなのオムニバス作品である『ニューヨーク,アイラブユー』が駄作だったので、あまり期待せず『山本五十六』のついでに見たといのが正直な気持ちです。
ニューヨーク。タイムズスクエアのカウントダウンを舞台に、新たな年に向けて運命をポジティブに好転させる8人の人間模様がランダムに進行していきます。中盤まで細かいカット割りで、8つのエピソードが脈絡なくぱぱっと切り替わっていくので、混乱しました。でも後半は、それぞれの登場人物のつながりが見えてきて、ラストには見事にひとつに繋がり、思わず感動。
そのわけは、ラストのナレーション。全ては愛に包まれているというメッセージに、きっと皆さんもキュンとなることでしょう。
そして、そんなラストに向けた各シーンでも、ニューイヤーズ・イブに相応しいポジティブなメッセージが、伏線として語られていきました。どんな挫折や失敗があっても、それは今年までの話。新しい年になればきっと乗り越えていけるというのが本作を貫くテーマ。8つのエピソードの登場人物それぞれに手痛い挫折を経験します。なかでもカウントダウンイベントの責任者であるクリアは、カウントダウンを目前にニューイヤーボールが止まってしまうというあってはならないピンチに見舞われるのです。
それでもクレアは毅然と記者会見に応じます。その時のスピーチが印象的でした。ボールが止まったことを受けて、多くの観衆に、今年一年の点検を呼びかけたのです。前へ進むためにも、時々それまでの道のりを振り返らなければいけないことをボールが教えてくれたとスピーチして、絶賛されます。ピンチをチャンスに変える名スピーチでした。
8つのエピソードの中でも、偶然出会い1年後の元旦の0時に同じ場所での再会を誓いあった女性が忘れられない、大企業の御曹司サムが果たして約束通り出会えるのか。そして相手は?という謎が、一番最後までストーリーを牽引していきました。その最後にサラ・ジェシカ・パーカーが華やかなファッションで颯爽と登場。この物語の真打ちには、彼女が出てくるだけで、物語が一段とゴージャスに盛り上がりますね。
あと臨終間際の初老の男を演じたデ・ニーロの達観ぶりもよかったです。孤独死を自分の相応しい最後と覚悟を決め込んでいるのに、なぜか新年の0時までは死ねないというのです。そのカウントダウン直前に、別なエピソードに登場した人物が病室へ飛び込んできて、タイムズスクエアのカウントダウンを一緒に眺めるシーンが感動的でした。
ちなみにタイムズスクエアのカウントダウンは、『ニューイヤーボール』と呼ばれる巨大なクリスタルボールがカウントダウンと共に下りてきます。 ニューイヤーボールは1907年に導入され、以来代々のニューイヤーボールが使われてきました。2年前から32256個のLEDを使用したボールへとエコに生まれ変わっています。
そのタイムズスクエアでの年越しイベントの華やかさも本作の見どころ。そのオンステージには、人気ロックスター役としてジョン・ボン・ジョヴィが登場。ノリノリのサウンドはイカスばかりでなく、役柄が背負ったある登場人物を愛しく思う気持ちがこもっていました。それ以上に、彼のバックコーラス役として出演したリア・ミシェルが歌うバラード調の『蛍の光』が素敵でした。
またマーシャル監督自身、大晦日にプロポーズした経験があるそうです、ニューイヤーズ・イブには特別なモチベーションを持っていたからこその本作だったわけですね。
語られるエピソードはありきたりかもしれません。でも、年の瀬でいろいろ困難なことや人間関係のいざこざを抱えて悩んでいる人でも、恋人と喧嘩して落ち込んでいる人も、本作を見れば少し元気が湧いてくそうな作品です。最近彼氏や彼女とうまくいっていない人は、ぜひ誘ってこの作品をご覧になれば、素敵な年越しができそうです。
もうそろそろいいでしょう。。
豪華キャストx季節もの、イベントを題材にした映画は もうそろそろネタ切れですね。 全米公開でも不評だったようなので、期待せずに観たら そこそこ面白かったです。 でも、どこが“面白くなかったのか”も分かってしまうような 雑な構成です。 印象に残った順に、ザック・エフロン、ヒラリー・スワンク、リア・ミッシェル、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、ジョシュ・デュアメル、ロバート・デニーロ、ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョビ、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ソフィア・ベルガラ、その他。
一人『ハイスクール・ミュージカル』の ザック。 一人『グリー』の リア(彼女はまぁ良かった)。 即席親子(デニーロさん家)と 即席夫婦(ジェシカさん家)、ついでに 即席恋人(キャサリン・カップルとジョシュ・カップル)は 互いを結ぶものがイマイチ表現できておらず “愛を感じない”。。ここは肯定しておくべきか、「熟女に夢を与える配役」という点では ちょっぴり新鮮(でも かなりの違和感、、苦笑)
出てるのは知ってたんだけど、アビゲイル・ブレスリンちゃん。 『私の中のあなた』でお姉ちゃん想いの可愛い女の子を演じていた、あの面影は どこへやら。 ふつうのティーンエイジャーに成長しちゃって、その変貌ぶりに 演技を見ずに顔ばかり見つめてしまいました。。
個人的に注目したいのが スピリチュアル・ドクターを演じた カーラ・グギーノ。 地味な役どころでしたが、あの真剣な表情が笑いを誘って 良かったです。
『バレンタインデー』を撮ったゲイリー・マーシャル監督作品というだけで、内容(役どころ)は全く 別物。 ヒラリー・スワンクが ジェニファー・ガーナーに見えても 学校の先生ではないのでお間違いなく。 ついでに ジェシカ・ビールとも絡みはありません(ネタバレ ごめん、、) あと、エンドロールで巻き返そうとして NGシーンを映すのは ジャッキー・チェンのアイデアなので 豪華キャストをそろえたなら 中身で勝負してほしいものです。
年末年始のテレビの特番だと思えば、楽しいかも。 …なんなら季節を気にせず テレビで見る(DVDを待つ)のもいいですよ。
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