「【”オール・ユー・ニード・イズ・キル、ジェイク・ギレンホールヴァージョン。”秀逸なプロットを基に、SFサスペンス要素+恋愛要素も加えた逸品。】」ミッション:8ミニッツ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”オール・ユー・ニード・イズ・キル、ジェイク・ギレンホールヴァージョン。”秀逸なプロットを基に、SFサスペンス要素+恋愛要素も加えた逸品。】
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ー 乗客全員が死亡した列車に乗っていた男ショーンの意識に、軍の極秘任務として送り込まれたスティーヴンス大尉。(ジェイク・ギレンホール)
彼は、何度も爆破で死にながらも限られた8分の中で、爆破犯を突き止めようとするうちに、前の座席に座っていたショーンの恋人、美しい女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)に恋をして行く。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・所謂、タイムループ作品であるが、列車爆破の8分前を何度も繰り返すことで犯人を突き止めて行くスティーヴンス大尉の姿や、その中で前の座席に座っていた女性クリスティーナに恋をし、彼女を救おうとする姿が、ナカナカである。
・更に言えば、この仕組みを考えたラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)の指示の元、戦地で負傷し、植物人間になっていたスティーヴンス大尉の意識をショーンに飛ばしていたグッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)が彼の懸命なる姿を見て絆され、彼の意志を聞き、望みを叶えて上げるシーンも良い。
・見事に爆破犯を捕らえたスティーヴンス大尉は、心残りであった喧嘩別れをしたままだった父に、ショーンの名を借りて電話するのである。
<ラストも爽快である。
ラトレッジ博士が考えた仕組みでは想定していなかった”意識を飛ばした人間が、新しい世界で生きる事が出来る。”と言う仕組みの元、スティーヴンス大尉はショーンとしてクリスティーナと、爆破対象だったシカゴの晴れ上がった街を歩くのである。
今作は、秀逸なプロットを基に、SFサスペンス要素+恋愛要素も加えた逸品なのである。>
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