劇場公開日 2011年10月28日

  • 予告編を見る

「キャッチコピーに騙されるな」ミッション:8ミニッツ モリさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0キャッチコピーに騙されるな

2011年11月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

デビッド・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズ監督作品。主演は『デイ・アフター・トゥモロー』のジェイク・ギレンホール。

ある日、列車の中で目覚めたスティーブン大尉(ジェイク・ギレンホール)は同席した見知らぬ女性に「ショーン」と呼ばれ戸惑う。気が付くと見覚えのない場所にいて、鏡の中には赤の他人の顔が写っている。自分がいったい誰なのか、どこにいるのか、何をしているのか見当もつかないうちに列車が爆発する。そして再び目覚めると不気味なカプセルの中にいた。これは軍の極秘ミッションで、事故犠牲者の事件発生8分間前の意識に入り込み、その人物に成りすまして爆発事件の犯人を見つけ出すという作戦だった。彼は8分間という限られた時間の中で犯人を見つけ出すが、8分後には必ず列車が爆発し、またカプセルの中に戻ってしまう。彼は、何度もミッションを繰り返すなかで、次第にこの作戦への疑問を抱き始める。

本作のキャッチコピーは「映画通ほど騙される」。しかし、ショッキングな結末はなく、むしろ感動を呼ぶ結末に仕上がっている。

モリ