リミットレスのレビュー・感想・評価
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映像表現がおもしろい
普段は20%くらいしか使えていないという人間の脳。
あるクスリで100%使えるようになったら…というお話。
覚醒状態を表現する映像がなかなかおもしろかった。
しかし、主人公を「完全無欠」な存在にしてしまうと
ストーリーの説得力が難しくなっちゃう好例かな、と。
なにもわざわざ闇金から借りなくても…とか
何手先も読めるのに想定外のトラブルなんて起き得るの?とか。
まぁ気にしないでさらっと楽しめると言えば楽しめる作品。
緻密な頭脳戦とかは期待せず、気軽なノリでの鑑賞をおすすめします。
とても面白かった
終わり方が気持ちいい!
豊かな映像表現と知能拡大SF、ドラッグ
楽しめたけどこれはどうなの?
有名どころの俳優を使い、なくならないドラッグの問題をテーマにした社会派作品
最低な生活を送るだらしない自称作家が、ある人物との再会をきっかけに脳を100%使い切る天才になれる薬物に手を出し、それを機に人生が驚くほど変わってしまうというもの 甘い言葉で誘われ、「ダメ、ゼッタイ」という薬物乱用を繰り返し、人工的に天才になったことで社会的成功を収め、どうにもやめれなくなり自身の健康はもちろん、周囲の人間はたまた社会までも巻き込むほどの恐ろしい状況をどう切り抜けるのか、そこが面白い 斬新ではあるが、薬物を使ったサクセスストーリーというどうにも問題視されそうな結末に、善悪の判断を乱され困惑する作品であった
ハッピーエンド?
なかなかおもろかった
ヤクの描写が楽しい
酔いそうな映像かっこいい、薬で人や感覚がおかしくなる描写は映画の醍醐味の一つとして大好きなんだけど、そういうのとてもよかった。けど、全体的に話が安い。なんだよ最終的にやってるのが立候補って!別に薬なくてもいいじゃんよ!と非常に残念なところも多かった。
この主人公は作家を目指していたはずなのに、ヤクで力を持った途端、もっと効率がいいやり方があるなんて金儲けに精を出し始めて、ってことは作家として頑張っていたのは単にステップアップの踏み台として考えていたってことなのか? それとも頭が冴えたら小説なんかバカバカしくて描いていられなくなってしまったのか。オレは漫画家なので、非常にバカにされている気分になった。
覚せい剤はきちんと使えばとてもいいですよ、というようなテーマ性は悪くなく、バッドエンドじゃないところも好感が持てた。けど、彼女の描写もまるで適当な普通のいい女以外なにもなかったり、人間的な描写が絵空事だった。
ラストをもうちょっとなんとか、、、
決して狙いは悪く無いんだよね、この映画。実際前半は結構良かったし。でもねぇ、後半がねぇ。完全に失速してしまってますよね。
簡単に言うと薬を飲むと超頭が良くなって、ビジネス界を席捲するお話なんですけどね。その薬自体の謎解明部分が殆ど無くて、結局何の為に作られたのかも分からないまま。しかもそんな画期的で、尚且つ通常では手に入らない薬を何故か、チンピラ的地位の義弟が独占してしまってる状態になってる事がおかし過ぎる。普通ならもっと上流社会の人達にこっそり流通してるって、、、。
それと彼女は何をしとんねん!薬を飲まないって彼氏に約束させたやん!結局彼氏は薬を飲み続けて、彼女の方はそれっきりラストシーンまで出て来ず。あの約束はなんだったんだ。
最後の終わり方も物凄くつまらない終わり方をする。最後のシーンの後にエンドロールが流れ始めて、「えっ嘘やろ!?」って思ってしまった。てっきりエンドロールの後にまだ何かある物だと思ってたら、何も無いまま終了。こんなつまらない終わり方をする映画を見たのは久し振りというか、記憶に無い。
題材自体は結構面白いんだけど、それを料理する側に問題ありですね。
話がどっちつかずでSFにもスリラーにもなれず
人間の脳を100%活性化させたらどうなるか? 話の軸となるのはサイエンス・フィクションだ。
その頭脳に「ウォール街」に出てくるような大物投資家(ロバート・デ・ニーロ)が目をつけたのはいいとしよう。ところが、この二人のあいだに火花が散るような丁々発止のツバぜり合いはない。
エディはクスリのことを隠すことに精一杯、投資家はエディの企業分析に頼りっぱなしという構図で、やったらやられるという直接的な利害関係が存在しないからだ。
問題のクスリの出所についても語られず、どこで誰が何の目的でクスリを開発したのか? また、クスリの存在を隠蔽しなければならない真の理由とは? といったミステリーの要素も放棄してしまった。
超人的な能力で目立つ存在になった主人公エディの敵といったら、なめし皮のコートの男と金貸し屋ぐらいで、これではスケールが小さい。その辺のB級アクションでも、もっと手強いのを敵に据えるだろう。
この時点で、この作品を、特殊薬をテーマにしたSFアクションから、町のチンピラ相手のいざこざを描いたに過ぎない小品にしてしまった。
たしかに、常人では考えられない頭脳で主人公が先の手を打つというのは分かるが、やはりラストは都合がよすぎる。
SFらしい捻りの効いたラストを期待したが、そもそもSFになりきっていないのだから仕方あるまい。
SFにもハッピーエンドはある。だがその場合でも、そこに至るプロセスに見る者をあっと驚かせる機転がある。そこのところの描写が弱い。
ブラッドリー・クーパーがヤクやって・・・何やってたんだか分からないけれど、終わってみたら万事よしでは「ハングオーバー!」と変わらない。
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