モテキのレビュー・感想・評価
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いまどきの恋愛は三十代!とはいえ2時間は長い…
おおっ!?と思ったのは、主人公が三十歳越えという設定。年下〜年上のヒロインたちも三十前後…というわけで、恋愛映画=若気の至りな十代二十代、という時代は去りつつあるのかな、と感じました。(同時封切りの「セカンドバージン」を意識しているのかも?)
取り上げられているサブカルは、主人公たちより(たぶん)上めの作り手世代の心を多分にくすぐります。ちなみに、私はあれからオザケンを久々に聴きまくっています。「岡村さん」がたびたび丁重に登場する点も、たまりませんでした。
…と、遊び心いっぱい、くすぐられどころ満載、のわりに、二時間が長く感じられます。斬新なつくりながら、いまどき日本映画の宿命を脱せなかったか…と少し残念です。例にもれず、起承転結の起承まではテンポよく突き進みますが、結が見え隠れし始めるとたんに失速…。テンポ重視で90分程度に収めないならば、仲さんや真木さん演じるヒロインたちを掘り下げ、もっと絡ませると面白くなったのでは、と思います。二人とも魅力的だったので…通過だけでは惜しい!
個人的には、「男ってばかだよね」と同じくらい「女ってばかだよね」と異性同性ともに明るく言える「女子版モテキ」を希望します!数段ハイレベルになる分、かなり面白くなるのでは、と…。
自分の好きな映画を高評価しているユーザーからテキトーに選んで、トッ...
自分の好きな映画を高評価しているユーザーからテキトーに選んで、トップ5の映画に入っている映画を視聴してみた
自分では絶対選ばない作品だけど、第1印象と全然違った内容でかなり楽しめた
童貞オタクの独白の演出が面白いし、変なミュージカルもperfumeが出てきて驚いた
恋愛における失敗をがっつり描いてくるので共感性羞恥で居たたまれなくなるし、
別れも進展も真剣に泥臭く描いてくれるので見ごたえがあって良かった
ホントに、泥臭そうで笑ってしまったけど(見れば解る)
全編にわたりJ-Popが流れ、歌の力は説得力あるなーと思いつつ、でも締めるところはキチンと良いシーンで見せてくれる楽しい映画でした
格好悪いふられ方
昔、大江千里をださいなあと思っていた。
洋楽に傾倒していたから余計にそう思っていた。
十人十色という曲があってサビが思いっきり十人十色なんだわ。
大江千里といえば巻き舌(HOUNDDOGの大友康平みたいなやつ)とは違い日本語をはっきりくっきり、大口開けて歌う人だった。なんかキッズ向けに表情や身振り手振りを誇大にしているような人だった。
それが妙な感じでへんな歌だなあと思っていた。
だが今や大江千里はJPOPのレジェンドだ。
この映画でさいしょに心奪われるシーンは幸世(森山未來)が初取材に行った野外フェスでDQNかっぷるから思いっきり嘲罵されるところでベソかいて逃げ走るとき大江千里の格好悪いふられ方がかかるところ。
1991年の曲で映画の2011年からすると20年前の曲なのに、ましてや今の2023年からすると32年前の曲なのに、すごい新鮮にきこえる。と同時にモテキのシーンに書き下ろしたみたいにピッタリ合うのだ。やっぱ大江千里はすごかったんだ。俺はまちがってたよ。
それからPerfumeのBaby cruising Loveがミュージカルになるシーン。おそらく映画内PVとして類例のない完成度だしとうぜん森山未來もPerfumeもキレッキレだった。
──
モテキのwikiをみたら2008年から2010年までイブニング(講談社の漫画本)に掲載され、そこから多岐メディアへ広がったとのこと。
モテキはその言葉とともに大流行したがじぶんは原作漫画も未読で、この映画やドラマを見たのもずっと後年だった。
漫画は各話が実在する楽曲になっていて1が前述した格好悪いふられ方だそうだ。
映画の前後でテレビドラマも見たと思う。あまり覚えていないが松本莉緒が出ていたことはおぼえている。
ひさしぶりに映画を見て、今2023年だから2011年のこの映画から12年経っているが、時代感や俳優のポジションとかが、あまり変わっていないように感じた。りりィさんや新井浩文はいないけれど。
幸世は長澤まさみとツイッターを通じて出会うことになるんだが「お、水道橋博士から返信されてるスッゲえ」というセリフをなんとなく覚えていた。
それらのSNS周辺の社会背景(のあの頃と現在)にまったく進展を感じなかった。
余談だが真木よう子はこの鉄火肌上司のキャラクターがいちばん似合うと思った。
原作漫画もドラマも映画もそれぞれに訴えるものがあって面白くて好き。...
原作漫画もドラマも映画もそれぞれに訴えるものがあって面白くて好き。
ここから選曲される楽曲のセンスもいいし、ストーリーもささるよね、
こーゆー人の心に一歩踏み出せない草食男子っていつどこにでもいると思う、
モテキは恋愛未満!!
ここで主演の森山未來に振り返ってみましょう。
職業は俳優、ダンサー。
今まで、ほとんど接点がなくて、映画もドラマも殆ど観てません。
いえ、「苦役列車」は観てました。
最新作の「アンダードッグ」の咬ませ犬ボクサー役が素晴らしくて、
出演作からこの映画をチョイスして観ました。
森山未來は「苦役列車」と「アンダードッグ」で、
キネマ旬報ベストテンの主演男優賞を2度も受賞。素晴らしい。
まだ36歳。意外と地味な印象の方ですね。
さて「モテキ」です。
2011年。監督:大根仁。
森山未來演じる藤本幸世は(金なし、夢なし、彼女なし)
そんな幸世にモテ期到来(襲来かも!)
彩る女優人はなんとなんと。
長澤まさみ。麻生久美子。仲里依紗。真木よう子ですぞ!!
羨ましすぎまっせ!!
うーん、2021年に観る映画としては時期的にも微妙ですね。
だって居酒屋で会食で大盛り上がり(今はさ、大勢でお酒とか、ダメじゃないですか、)
ライブでガンガン叫び、飛び跳ねる・・・とか。
キャバレーでお持ち帰りするとか、されるとか・・・(これは別に勝手かぁー、)
カラオケで女の子とデュエットとか・・・
仲間で馬鹿騒ぎ・・・みんなダメじゃん!!
羨ましい時代ですねー!
また来ますかねーこんな時代・・・
藤本幸世が絶対的にモテないのは、
あっちにふらふら、こっちにふらふら、
覚悟を決めない・・・からだと思うよ。
この女に骨を埋める・・・そう覚悟を決めないと、大人にはなれないのだと、
悲しいけれど思うね。私は。
久しぶりにAmazon primeで見た
昔、セカチューに嵌まったので、
森山未來さん&長澤まさみさんの共演に
期待してたのですが。
封切り当時も感じたけど、ドラマ版の方が
面白かった記憶。
“みんな!エスパーだよ!”もそうだったけど、
テレ東作品って映画化すると無駄に気合い
入りすぎる気がする。
ドラマの時の力の抜け具合が良いのに。
でも、長澤まさみさんはステキでした!!
モテキ到来のどうしようもないダメ男、森山未来が良かった。 迷走する...
モテキ到来のどうしようもないダメ男、森山未来が良かった。
迷走する重たい女の麻生久美子もすごかった。
映像の造り方や音楽も良かったし、エンドロールがおもしろかった。
モテない男の心の叫びそのままに
大好きな女優
長澤まさみさんと麻生久美子さん。
この二人が出てるから観れたもの。
モテない男を演じる森山未來。
終始心の叫びが劇中で入るが、男なら「そうそう!」と共感するね。
とにかくあの年頃はいい女を見つけりゃヤリたい気持ちがど真ん中。
映画としては可もなく不可もなし。
大根仁監督らしい遊び心たっぷりの作り。
やはり重用されるリリーフランキーさんの役所はサイコーだ。
確実なセックスが出来るなんて、男前〜😊
トンネルで泣き叫ぶ麻生久美子さんの迫真の演技は、33歳の女性の後の無さを切実に魅せる。
泣きながら喋るセリフは少し感動した。
長澤まさみさんの御御足は神々しい。
この後出演した都市伝説の女に続く生足悩殺はここからなのかとうなづいてしまう。
若いのに胸を鷲掴みにされる羨ましいシーンにも体当たり演技で臨むところ、さすがた。
結局、賞賛は2人の女優さん。
作品は話のネタ程度でした。
TENGAが友達なんじゃないの?
原作もテレビドラマも見ずに鑑賞。
ドラマからの映画化作品は必ずドラマ見てから鑑賞しているが、今回ばかりは仕方なく。
いやー、刺さりまくりだった。
非モテ男子にはズサズサくる。
偏見かもしれないが、この映画に共感できるのは圧倒的に男だと思う。
本当に恋は盲目で、好きになると僅かな可能性を信じて共通点を見つけようとしたり、自分でもキモいくらいに相手の動向チェックしたり。
Twitterやメールの反応で一喜一憂なんてのもわかりみが深すぎる。
自分はまだこの映画の入り口付近だから、きっとこれからモテキが来るんだよね⁉︎
やや中弛みしたけれど、J-popを多用したミュージカル調のテンポの良さも良い。
J-pop以外にも、胃もたれし過ぎない程のサブカル要素が心地良かった。
モテキ到来で多くの女性に振り回されるかと思いきや、結局みゆき一途なところも好き。
メインの女性は4人いるが、長澤まさみと麻生久美子の実質2人。
仲里依紗は出演シーン短いし、真木よう子は一瞬でも恋愛感情抱いたかすら不明。
もうね、長澤まさみが最高すぎる。
語彙力ないわ。はぁ。
大切な作品にしたい。
嬉しい時、悲しい時、辛い時。
何度でも観たくなる処方箋ムービー。
これはドラマも見なくては。
長澤まさみちゃん可愛すぎる!
原作やドラマ版同様、女の子がみんな魅力的で可愛い。
中でも長澤まさみちゃんは可愛すぎて、これはみんな好きになるでしょってレベル。
恋愛の矛盾や不甲斐なさ、流されちゃう感じとかグダグダしたとこをちゃんと描きつつ突き進んでいく真っ直ぐな純粋さもあって観てて応援したくなってしまう。
ドラマ版から好きだったので少し贔屓目かなと思うけど、映画から観ても楽しいと思うしドラマファンはおすすめ。
【”男とは聡明な女性達から様々な事を学び、成長する生き物なのである。”美しき女優陣にも魅入られる作品。森山未來さん、羨ましいぞ!と思ったが、私も小学生高学年以来ずっとモテキが続いてるなあ。(おバカ)】
■感想
1.モジモジ、ウジウジ藤本(森山未來)が、美しき女性達、みゆき(長澤まさみ)、るみ子(麻生久美子)、愛(仲里依紗)に”好かれて”・・。
・こらこら、長澤さんとそんな事するんじゃないよ!
・おいおい、麻生さんにそんなことを言うとは!
などと、イロイロと脳内で、突っ込みながら楽しく鑑賞。
2.職場の先輩、素子(真木よう子)から、”キビシク”指導されたり・・。
・キビシク指導されるなら、勿論、真木よう子さんが良いよね!
3.モジモジ、ウジウジ藤本の脳内の妄想言葉も面白く・・。
<大根仁監督の、ポップで、サブカル愛溢れる、SNSを前面に出した、当時、今までにない映画スタイルが面白かった作品である。>
■大根監督、エレファントカシマシの熱烈なファンなんだから、映画作ってよ。是枝監督も、プロデュースした作品があるし、山下敦弘監督だって、作っているよ!
自分はモテない。
森山未來はあまりよく知らなかった。この映画で初めて知って。面白かった。長澤まさみが若くて可愛い。と思った。リリーフランキー初め周りの脇役もよかった。でも。最後はモテないほうがよかったかな。
結構、好き。
ドラマを見てなくても、充分楽しめる、ラブストーリー。主役の幸世はオタクキャラだけど、
ところどころ映る持ち物など見てると、ほんとにオタクか?ちょっとオシャレなものも持ってるじゃんって細かいところ見るのも面白かった。
映画に使われる曲、全部いいわ〜。
パフュームとのダンスも最高。
さすが、森山未來。
長澤まさみ、細くてかわいい。
普通に楽しめるエンタメ作品
誰にでも一度は訪れるモテキ。
自分は中学と大学の頃だったかなー?
エンディングの主人公のように、なりふり構わず、ぶち当たっていけば、人生変わっていたのかなー?
ともあれ、映像と音楽が融合していて面白い映画だった。
これは凄い作品でした。 予告編やポスターで想像される内容とはまった...
これは凄い作品でした。
予告編やポスターで想像される内容とはまったく違い、純然たる骨太の恋愛映画です。
濃密で、細部まで丁寧に仕上げられたシナリオといい、演者たちのすばらしい演技といい、今年最高の映画だと推薦できると思いました。
人として人を愛することと欲望との狭間とか、自分への言い知れぬ不安と絶望と……などなど、大人がみんな味わってきた(はず)の心理を、これでもかと丁寧に描き込んでいて、すばらしかったの一言です。
長澤まさみが、あれほどの演技力を持っているとは、思いもよりませんでしたし、もちろん主演の森山未来の迫真の演技もパーフェクト!
よくぞこれほど凄い作品が作れたものだと思います。
もしかしたら、来週あたり、もう一度時間を作って観に行こうかと思うほどの凄い作品でした。
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