「歴史ファンタジーとしての面白さ」47RONIN ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史ファンタジーとしての面白さ
この作品、赤穂浪士の話だとか江戸時代とか日本史的な要素で観ては面白くない。衣装も何もかも全然だろう。
でも,鬼に育てられた西洋の男が武士としても魂を持ち,でも、主君と愛する人のために戦う姿は,かなり良かった。柴咲コウも美しかった。
そもそも最初に対峙する獣があまりにも現実離れしているので、私はそこでちょっと切り替える気持ちになった。
大石内蔵助役の真田広之は流石の殺陣が素晴らしかったし、田中泯は浅野内匠頭としては年寄りすぎるけれど、この物語の藩主と思えば,めちゃ存在感あって素晴らしい。
まぁ、30年以上真田広之のファンなので、甘めの評価かなと思う。
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