劇場公開日 2012年7月28日

  • 予告編を見る

「本当のヒーローとは」ダークナイト ライジング もんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0本当のヒーローとは

2013年5月29日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD

泣ける

興奮

知的

『ダークナイト』の壁を越えられるのか?と言われていたが、さすがはクリストファー・ノーランとジョナサン・ノーラン。
素晴らしい。圧巻。の一言に限る。
ストーリー、そしてその深さ、キャラクターや役者の演技力、カメラワーク、画質、見せ方、アクションなどどれを取っても今まで観てきた映画の中で一番だ。
まだ自分は若造なのでそう決めるのは早いが、少なからずこの作品を超える映画はしばらく現れないだろう。

前作『ダークナイト』では(大きく言うと)正義と悪のあり方について描かれていた。
本作は“本当のヒーローとはどういうものなのか?”という疑問を、観ている人間に投げかけてくる。
最後はノーラン兄弟なりの“本当のヒーローとはどういうものなのか?”という疑問の答えがあかされる。

あえて内容やネタバレは書かないが、観て損をすることは絶対に無いと断言することができる。
生き方を変えさせられる映画だ。

本作は
前作や『インセプション』同様に、何度も観ることで新しい発見があり、より深く物語を楽しむことができる。

やはりクリストファー・ノーランは天才だった。

素晴らしい。
自分は3回劇場で観たが、もっと観ておけば良かったと思うほどだ。
DVDで観るのはもったいない。
こういう映画こそ、劇場で観るのにふさわしい映画だと自分は思っている。

文句無しの5.0だ。
5.0意外の点をつけられるはずがないだろう。

この映画を「つまらない」「退屈」なんて思う人間は映画を観る目がないし、まだまだだ。

これは単なるヒーロー映画ではない。
それを超えた究極の映画だ。

もん