「スタイリッシュな映像と音楽!」ダークナイト ライジング talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
スタイリッシュな映像と音楽!
Zimmerの音楽、どのシーンでもぴったりで素晴らしかった。難解な映画が多くてもこれだけノーランの映画見てると、映像の感じだけでノーラン!とわかった気になる。IMAXで見てくれ❗️圧がすごかった。
ダークナイト・トリロジーをやっと全部見ることができ、三部作の最後に相応しい内容で大満足でした。常にゴージャスなキャスティング、その中で自分にとっていつも未知の俳優との出会いがあった。『バットマン・ビギンズ』ではキリアン・マーフィー。見たときは名前も知らなかったが自分のレビューにこうあった:「眼鏡が素敵なスケアクロウ役の人、目が離せない不思議な雰囲気を纏っていた」『ダークナイト』は文句なくヒース・レジャー。彼のことも公開時はまだ知らない俳優だった。そして今回の『ダークナイト ライジング』では、ジョン・ブレイク刑事役のジョセフ・ゴードン=レヴィット。ブルース同様孤児で、ウェイン財団の孤児院で育った本名ロビン。知的で勘がよく信念ある役を説得力もって演じていた。この俳優も知らなかった。調べたら『スノーデン』の主役なのか!まだ見てない。
ミランダ/タリア役のマリオン・コティヤール、とてもいい役回りで三部作の円環を美しく閉じました。マイケル・ケイン=アルフレッド、良かったね、フィレンツェで幸せなお坊っちゃまを確認できて。ストーリーの最後は海上に落とされた原爆のキノコ雲。レオニード・パヴェル博士という物理学者、核融合、中性子爆弾といった言葉が出てくる。この頃には既にノーラン監督が物理学、特に量子力学の分野に関心を持っていたことがわかる。あと「自分の手が汚れている」といった台詞もあった。新約聖書のポンテオ・ピラトはイエスを磔刑にするのは私じゃないからねと手を洗ったから、罪や悪事の責任を負っている者の手は汚れる(とか血塗られている)というイメージは欧米ないしキリスト教圏ではお馴染みなのかもしれない。
talismanさん、共感&コメントありがとうございます!
ロビンというのはバットマンの弟子&相棒ですよね。
こうしてロビンが誕生したのか~という驚いたのは俺だけではないはず。