トータル・リコールのレビュー・感想・評価
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オリジナルを観ていなければそこそこの作品と言えるかも。
うーん、観終わってなんとも言い難い感じです。
表題にも書きましたがこれがオリジナルであれば
結構なSF傑作かもしれません。
しかし、私の心に残るオリジナルを観た時の
インパクトはこの作品の10倍くらい強かった。
確かに、ストーリーの補完(つじつま)やCGは
前回より数倍凄くなっていて映像は良かった。
しかしね、脚本といい、アイデアが貧相なのである。
新しい驚きは少なかった。これに尽きる。
前作のシュワちゃん演じるクエイドのオバサンに化ける
シーンのリメイク程度しか前作を超えるアイデアは少ない。
オリジナルは凄かったなぁ。
幼心に凄い興奮を覚えましたよ。
これぞ、SF映画だって思いましたもの。
・シュワちゃんの鼻から出てくる通信機
・旅行者のおばはんが顔が割れて出てくるシーン。
・ホログラム使って敵を倒す
・最後の目玉飛び出るシーン
これぞポール・バーホーベン監督が作り出した傑作でした。
キャストに関してはコリン・ファレルには文句ない。
シュワちゃんよりスピーディーだし、何と言っても
美人な奥さんを持つスパイはイメージ通り。
ただし、他のレビュアーの皆さんも仰ってる鬼嫁がね・・。
ケイト・ベッキンセール演じるローリー・クエイドと
ジェシカ・ビール演じるメリーナは正直、良く似ていて
なんか区別つかないんです。
(二人とも黒紙だし、似たような顔立ちの美人だし・・)
オリジナルの鬼嫁シャロン・ストーンの方が金髪で
解りやすかった。
だからこの作品がオリジナルで有れば面白い作品、良い作品
かもしれません、ですがオリジナルには全然及ばない。
自分はオリジナルの方が今見ても面白いと思います。
ばったもんくさくなった
オリジナルに比べると
展開が簡潔で分かりやすい
洗練された映像、ガジェットデザイン
派手なアクション
映画としてはそれほど悪くない
でもSFとして平凡
というかアイディアが全部他の借り物と言っていい
ブレードランナー、スターウォーズ、ボーンアイデンティティー
マイノリティリポート、マトリックス、ターミネーターetc..etc...
独自の世界観の構築よりも他の映画をなぞることばかりをしている
リメイクだからと言ってそんなことをしてはいけないと思う
オリジナリティや気宇壮大さがなければSFとして…
オリジナルを見た観客に対するサービスとして
「3つもおっぱいがある、すげぇ!」
が出来るのは良かったが…
変装用のオバハン…なんだあれ
無難に作ろうとしすぎて駄作になっている
世界観を出そうとしてやたらごちゃごちゃした町並みにしたのだろうが
正直ブレードランナーのパクリであるという印象以外に何も感じなかった
印象的なシーンですら英語とハングルの併記という意味の分からないことになっている
あれは英語だけにすべきであった。何のつもりだろうか
日本の某アニメと同じパターンだろうか。
オリジナル作品の気になるところを修正した、ほぼ完全なリメイク映画。
続き物や、元に戻る物ではないので、オリジナル作品を見ていない人は、ネタばれになるので、見ない方がいいです。
オリジナル作品の気になるところというのは、まず、シャロン・ストーンがキレイすぎることです。
夫婦役で、最初だけちょっと出てくるのだけれど、こんなキレイな人と結婚できて、いい思い出があるのなら、本当の記憶などいらないだろうと思ってしまうところ。
本作のケイト・ベッキンセールもすごくキレイだけれど、その辺の気持ちを、これでもかというくらいつぶしてくれるところが、すっきりしていてよかった。
あと、原作にはないらしいけど、火星に行って訳がわからなくなるところ。
本作は、前作の火星が、地球の支配層の地域ブリテン連邦になっていて、ブリテン連邦対貧困層地域コロニ―の対立構造になっていてわかりやすかった。
それから、前作のシュワちゃんは強そうだけれども、アクションにキレがない。
本作のコリン・ファレルは弱そうだけれども、動きはすごくキレていた。
世界観も、「ブレードランナー」を思わせるものになっていたし、前作を含めいろいろな映画の場面が小ネタ的に入っているのもよかった。
映像も、CGの発達により、すごくよくなっていた。
非常にめずらしいケースだけれども、個人的にはオリジナル作品よりも、おもしろかったように思う。
アクションは良いが
前作を超えるのはなかなかむずかしい・・・
これまた大好きな作品だったので、劇場では観なかった。前作を知らなければそれなりに楽しめると思うが、やっぱりシュワちゃんの方がおもしろかった。私はシュワちゃんの作品の中で、「ターミネイター2」と並ぶベスト2だと思っている。まず、主役。コリン・ファレルは悪くないが、シュワちゃんのようなカリスマ性に欠ける。体も小さいし、スケールがない。次に悪役、リクター役マイケル・アイアンサイドはなくなり、悪妻がそれを兼ねていた。シャロン・ストーンがケイト・ベッキンセールになったことについては別に文句はないが、ただのヒステリーにしか見えず、アイアンサイドのあくの強い存在感には負けていた。それから、火星が舞台ではないのも、つまらない。地球上の話だとロマンがない。火星の話だから夢があっていいのに・・・ また、ポール・バーホーベン監督のこれでもかのシュワちゃんへのいじめもないのも物足りなかった。発信器を取り出させるために鼻の奥深くに用具を突っ込まさせたり、酸素が無くなって、眼を膨らませたり、そういう体を痛めつけるシーンもなくて残念。もうひとつ前作は酸素をめぐる話もあったのに、今回は見事にカット。ただの革命話に終わっていた。やっぱり、シュワちゃん版の方が断然いい。また観たくなった。
記憶喪失×スパイ×超未来
ターミネーター現象
序盤は目がチカチカして嫌でした💦
しかし、【ターミネーター】を彷彿とさせるアクションシーンがたくさんあり、あきません✨
とゆうか、キャラ達はほぼターミネーター化してます(笑)
【スターウォーズ】でもあいゆうシーンはあるんですかね? 見たこと無いんでわかりません💥
個人的にはGANTZのYガンに似たのが出てきたのが嬉しかったです✨
ただ何か画質が悪かったです💦
富裕層・貧困層の町の全体が見えるシーンは劇場で見てればもっと綺麗なはず。 他にもそんなシーンがあり残念でした💦
あと、決め台詞がダサい💥
ダサいと結構萎えます💦
それとやっぱりキャラの名前は覚えないと駄目ですね💦
『お前は(ピー)の(ピー)なんだよ!』
俺(え?誰それ?w)
・・・驚愕の真実の驚きが無くなります💦
最後はやっぱりπ×π×π について(笑)
・・・あれ喜ぶ人いんの?w 自分はもう・・・気持ちわ(ry
さてはこれもGANTZネタか?w
変わったな…アンタ変わったよ…
胸糞悪いヴァーホーヴェン版から二十年余り。最新技術でクソ気持ち悪くなってんだろーな~♪とウキウキしつつ鑑賞しました。
結果は普通。いたって普通。よくあるアクション映画その1。
誰にも流されず触れるものみな傷つけたヤンチャなアイツが、夏休み終わったらビン底眼鏡の優等生に変わってました。
まあ、ある意味衝撃でしたよハハハ。
変わってないとこ…もといオマージュといえば、三個のおっぱいぐらいでした。
…そこかよ!!じゃあ全部変えなくていいよ!!ありがとうございます!!
あと、自分は地質学とか詳しくないんですが、マントルをぶち抜いて…その…色んな意味で大丈夫なんでしょうか?いろんなもん噴き出さないんでしょうか…そこだけ気になりました。
せめてオチぐらいぼかそうZE☆
美しき鬼嫁。強い!しつこい!
想像してた以上にスッキリ味でしたが、二つの都市とそれを繋ぐ「フォール」を充分に活かした展開は迫力がありました。
見所に思ったのは、美しき鬼嫁。強い!しつこい!せっかくアクションで主役を張れる女優さんだし、いっそ夫婦の攻守が逆でも21世紀的リメイクで面白かったかも。追っかけるばかりではもったいない気がしました。
ケイト・ベッキンセールとジェシカ・ビール、二人ともカッコ良かったけど、衣装も髪型も似ていて少々混乱してしまいました。
どうも苦悩の表情ばかりが印象に残ったコリン・ファレル、「フライトナイト…」の豪腕バンパイア役に続いてリメイク作品で観ました。クエイド役でヘン顔が無いのは、ちょっと腑に落ちなかったです、私は。
眼が痛い。。。
九龍城
またフィリップKディック原作の映画が生まれてしまった。
『これは現実なのだろうか』という主題ならインセプションのほうがだいぶ上の出来。
だけどインセプションは傑作なのでくらべてはいけないかも・・・
すこし、スパイ設定が弱い気がします。
現実かどうかわからない、記憶を疑う、ってことがもっとガツンときてたら佳作
一番疑ったのは説得されるシーンで白っぽい画面が夢の記憶と酷似していてその演出はとても良かった。
でも終盤はちょっと弱かったかなあ
本当は裏切ったように見せかけていただけで、実際に二重スパイだったとか
どちらの勢力にも記憶を書き換えられていた
とかの描写があって
観客にもどちらが本物なのか?と疑問を抱かせるようなシーンが足りない。
そこらへんがね・・・
雑多な街並みは九龍城のようです。
スプロールSFが好きな人におすすめ
駄作です
今振り返ると印象が薄い
観劇してからちょっと時間をおいてしまいました。
そんな今、本作について印象深く残っているのは、シュワちゃんの前作へのオマージュ的シーンたち(シュワちゃんの被り物おばちゃんとそっくりな方とか)、主役としか思えない恐妻がキャラクターの濃さと外見的魅力とで存在感が大きかったこと、そして前作よりはるかに痛そうな追跡装置を外すシーンでしょうか。
前作みたいに鼻から引っ張り出すのは、あまり現実味がないので見ているこちらは痛みまでは感じなかったのですが、今回はリアルに痛みを想像できそうな外し方です。「やめてくれ~(泣)」とちょっと目を背けてしまいました。
あと、本作の大きな特徴となるのは、地球を貫通する交通機関「フォール」でしょうね。「そんなもの、できるわけあるか!」とか、「イギリスとオーストラリアの間に地球のコアはあるのかな?」などの想いを横に置いておければ、途中で上下が逆転するスケール感のある発想を楽しめることでしょう。
ストーリー展開は正直あんまり残っておりません。ただひたすら、ケイト・ベッキンセールがもの凄い勢いで追いかけてくる映画です。
前作とは違った意味で良い
記憶についてはそんなにこだわって見なくてもいいアクション映画
主人公の記憶の真偽が危うくなるお話なのでと思って、記憶を買うシーンから自分は疑いの目でストーリーを追ってたけど、もっと素直に見ていても問題なかった。
本当の主人公ってなんなの!?っていう困惑をもっと誘われるかと思ったけど、意外とシンプルなちょっとした近未来アクションでした。
なんでこんな経費にも安全性にも優しくない交通機関作っちゃったんだろうとか、日本とか中国みたいな街並みを近未来っぽく無理やり高層にしたかんじとか、そういうファンタジーは突っ込みどころ満載だったけど絵的には綺麗でかっこよかった!
その近未来設定と記憶を買うお話とを組み合わせる必要性が全くわからなかったけど。
ただ展開はそれなりにわくわくできるところもあるし、映像的に残念なところもないので、いちエンターテイメントとして楽しむ分には楽しめると思います。
重量級アクションSF! 鬼嫁はリコール(解職)効きません
オリジナルの『トータルリコール』はテレビで2、3回は観た事がある筈なんだけど、
覚えてるのは目ん玉飛び出すシュワちゃんと、3つの手が必要になりそうなお姉さんと、2週間よオバサンくらい(笑)。
バーホーヴェン監督の映画ってエグみが強過ぎて、僕はちょっとニガテ。
そんなオリジナルに思い入れの薄い僕の場合、
本作はカラッと楽しめるSFアクション映画で安心しました。
監督レン・ワイズマンの代表作はやっぱり『アンダーワールド』だろうけど、僕の中では『ダイハード4.0』の人。
全シリーズ中で間違いなく最悪の脚本だった『4.0』だが(←オイッ)、
それでも2000年代で最高のアクション映画のひとつだと僕は思っている。
キャラは魅力的だし、何よりアクションにガツンと肉の重みがあった。
アクション映画って重量感や痛みが伝わらないと迫力や緊張感を感じないよね。
CGをバリバリ駆使しながら、あれだけの“重み”を感じさせた演出力は凄いと思う訳です。
で、今回もそう。
浮遊する車でのカーチェイスも、ガコンガコンと動くエレベータ内での格闘も、
これまでの監督作以上にCGを使いまくってるのに、かなりの迫力を感じさせる点は見事。
役者がナマミでアクションを頑張ってる成果も大きいんだろう。
序盤の貧民街でのチェイスなんて特にスゴイ!
さすがコリン・ファレル!と言いたい所だが、一番活躍してるのは
ワイズマンとの夫婦生活が心配になるほどの鬼嫁っぷりを見せるケイト・ベッキンセール奥様。
吸血鬼の次が鬼嫁って……いや、何でもないです(爆)。
だがド迫力のアクションに対して、後半、気持ちがもうひとつ乗り切らないのは何故。
アクションが多過ぎたか、主人公のエモーションがイマイチ不足してたか、
シチュエーションを変える以外のアクションのバリエーションが欲しかったかな。
ん? ここだけで何回“ション”って言ってる?
あとは、貧困層の人々がそこまで貧困に見えなかったせいか、
(むしろ『ブレラン』チックなこっちの方がステキやわあ)
富裕層の住む世界と貧困層の住む世界が“ザ・フォール”で隔てられてるように思えなかった。
なので、富裕層の侵略とか、レジスタンスの存在とかが、そこまで危機感を煽るものに思えなかったかも。
けど、観て損ナシ!です。
DVDで観るには勿体無い、大スケールの世界観! ド迫力アクション!
劇場で是非。
<2012/8/19鑑賞>
見ごたえあります
なまじリメイクと言わない方が・・・
同じ「トータル・リコール」という題名だが、原作とも前作とも趣は異なる(原作は主人公が惑星間刑事警察機構の秘密捜査官だった過去だけでなく、少年時代に異星人と遭遇し、自身の存在が地球侵略を防ぐ鍵となっていることが明らかになるだけで、地球からは離れない。前作は原作の一部を使用し、主人公は実際に火星へ行き植民地の開放に一役買うことになる)。
結局この作品は「トータル・リコール社で疑似記憶を植え付けようとしたことが原因で事件が起こる」ことだけが共通で、その他は原作とも前作とも共通点はない、言わば全くの別物である。原作や前作の知名度に便乗するのも興行的な作戦かもしれないが、なまじこの題名にしたことで前作ファンや原作ファンから色々批判されることにもなるだろう。
しかしだからと言ってこの作品がつまらないとは思わない。どちらかというと私にとっては好きな部類の映画である。
まずSF的な設定として地球を貫通するエレベーター「フォール」、磁気駆動で浮遊走行する車、高速で移動する三次元エレベータ、手のひらに埋め込まれた通信端末、大量生産されるロボット兵士など、映像的な見せ場には事欠かない。
またメインを張る2人の女性の強さは圧巻で、特にローリーの悪女振りは小気味よいくらいである。
個人的にはここまで内容が違うのだから、いっそオリジナルのSF作品として公開した方が良かったのではないかと思ってしまう。
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