トータル・リコールのレビュー・感想・評価
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映像と活劇は前作よりも上
総合:75点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
シュワちゃん版のほうは物語は凝っていて面白かったが、映像と活劇に関しては大作の割にはどうかなという部分があった。
しかし本作の映像と美術はかなり出来が良くて、時代の進歩を感じる。最初から最後までずっと続く活劇も派手だし、主演のコリン・ファレルの動きも良くてこちらも堪能した。無重力の場面なんてどうやって撮影したんだろうね。シュワちゃん版の敵役の上司とタクシー運転手は頭脳派で面白かったが、今作の敵の上司と妻は肉体派でやたらと自ら戦いたがる。自分は前作のようなもっと頭脳的な部分が観たかった。活劇部分はいいけれど、物語と世界観の描き方は前作よりも力が入っていなくて落ちる感じ。それと女優2人が似たような服装・髪型で区別がつきにくいのも良くない。
地上波で観たけどかなり短縮されてたみたいなので、いずれ短縮されていないものを観直してみたい。
ミスキャストとネタしかなかった…。
コリン・ファレルがどう見ても、ただの労働者に見えないし、ハラハラ感も薄かった。ケイト・ベッキンセールのローリーも最早主人公のストーカー状態(笑)自宅から逃走するシーンはカットの繋げ方が良かったけど、良いと思ったのそれだけだった。疑問だらけのリメイクだったな。
追記:久しぶりにTVで見たけど、なかなか"響く台詞"があった。一番なのはマサイアス(ビル・ナイ)の、
"過去というのは脳が作った主観的な概念にすぎない。心は今を生きようとする"。まさにディックの小説に出そうな深みを感じる台詞だった。それを言うのが悪役演じる印象強かったビル・ナイだから、意外性も含めた意味で台詞がジワッと染み込んだ。
他にも敵側のハリーが告げた"自分の現実を掴め"にダグがコーヘイゲンへ告げた"過去を知らなくても、今の俺は知ってる"。どっちもディック作品に出そうな台詞だったし、中身がとても意義深くて、グッと迫るものがあった。それをもっと生かしていれば良い映画になるかもしれないのに…。
シュワちゃんのリメイク版 前作と大幅に違いがあるが大筋は変わらず、...
シュワちゃん版のリメイク
良いと思う
やはり、オリジナル版の方が…。
昨晩、早く寝てしまったので、今朝は夜中の3時頃に目が覚めてしまったので、TSUTAYAから借りてきたリメイク版の「トータル・リコール」のBlu-rayを観ました。
当初は、公開当時に映画館に観に行こうと思っていたのですが、観るかどうか迷っている間に公開が終わってしまったので、今回借りて観ることにしました。
映画の原作は「ブレードランナー」と同じフィリップ・K・ディック。
リメイク版を観た感想は、公開当時の映画評と同じく、やはりポール・バーホーベンが監督したオリジナル版の方が良かったです。
やはり、オリジナル版のトータル・リコールの方が、記憶が二転三転する展開やミュータントなどが登場し、バンホーベン監督らしい強烈な風刺とインパクトがあり、作品の世界観も地球と火星が舞台で、リメイク版より広かったように思います。
残念ながらリメイク版は、普通のSFアクション映画に成り下がった気がしました。
おかげでまた、オリジナル版のトータル・リコールが観たくなりました。
リメイク記憶と鬼嫁売ります
今も人気を誇る1990年の同名SFアクションのリメイク。
原作フィリップ・K・ディック、監督ポール・ヴァーホーヴェン、主演アーノルド・シュワルツェネッガー…改めて思うと、オリジナルって豪華面子だったなぁ。
ストーリーはほぼ同じ。
「トータル・リコール」の代名詞(?)、3つのアレも勿論登場。
有名シーンもアレンジされている。
現在の技術でリメイクしただけあって、近未来映像はよりスタイリッシュに。
チェイス・シーンは見せ場の一つ。
労働者階級の住む“コロニー”の雰囲気は、まるで「ブレードランナー」。(アレ?オリジナルでもそうだったっけ?)
しかしながら、“ポール・ヴァーホーヴェン”という強烈個性が抜けたせいか、インパクト不足。
「アンダーワールド」や「ダイ・ハード4.0」をソツなくこなしたレン・ワイズマンの娯楽手腕はまずまずだが。
ケイト・ベッキンセールとジェシカ・ビールという好みの美女が二人。
ジェシカ・ビールはタフで格好良いヒロインがやっぱり合う。(今回、もうちょっとセクシーさがあれば良かったんだけど…)
ケイト・ベッキンセールは最強鬼嫁! 多分、本作で一番美味しい役所。
映画史上最大の夫婦喧嘩
前作とは違った魅力が。
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