ハンナのレビュー・感想・評価
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いろいろと、とっちらかった映画。
音楽とか映像とか演出とかいいのに、ストーリーが謎すぎる。なんでもいいのでハンナの行動原理に適当に理由をつけりゃいいと思う。父親がハンナを暗殺者として育てるためわざわざ敵地に放り込むとか、ハンナは殺されないよう極地に住んでいたが敵に居場所がバレ戦わざる得ないとか、ハンナはことの発端である組織への復讐を行なうとか、考えればキリがない。本当にもったいないことするね。
シアーシャに初めて出会った
ケイト・ブランシェット狙いで見た映画で、思いがけず透明感あふれる少女に出会ってしまった。何て強くて孤独で、思春期の可愛さを持って大変なことにたちむかえるの!と呆然と見るしかありませんでした。
シアーシャは役者に生まれついた人ですね。
個人的には、ベルリンの場面とても良かった。いかにもベルリン。
不思議だけど
雑なストーリーで謎が多すぎるけど、頭を空っぽにして見れる。でも、テンポの良さとアクションで知らず知らずに引き込まれる。
この映画、けっこう気に入っています。20161225
二回目はすんなり入っていけた。悪くない。
何故ハンナは戦う?
総合60点 ( ストーリー:40点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
文明から隔絶した凍てつく地で父親から密かに厳しい訓練を受けた少女の旅立ちが始まる。敵の基地に何の事前情報もなく潜入して恐るべき能力を発揮して任務を果し、単独で脱出をして合流地点に向かう。
彼女の能力の見せ方や格闘場面や緊張感のある雰囲気を作るのは良い出来だった。主要登場人物のハンナと父親、そして特に彼らを殺そうとするマリッサを演じたケイト・ブランシェットの、他人を騙し生命を自分のために簡単に犠牲にし使用する冷酷で狡賢い演技は良い出来栄えだった。
しかし駄目なのは物語。彼らが何故極地に住み、そこを出て行くのか全くわからない。しかもその際にはわざわざ敵に自らの存在を知らせるなんて意味が無い。都合よく目標とする相手と会えて任務が果せると思い込める理由もないし、何の情報もない敵の基地に侵入するなんて自殺行為だ。
結局のところ、物語は暗殺者ハンナのことを描くために後付けで無理矢理作られただけなのだろう。だから謎だらけであるし、それも作品のために本当に謎にしようとしただけではなく、適当に場面を盛り上げるために設定されていたたけの出鱈目な謎。設定も展開も世界に出たハンナの行動を描くために適当につけられただけのように感じた。何故戦う? こういう話はそれになりに設定をしっかりとしないと駄目。それと戦いの場面には周囲に一般人がいなくなり誰も騒がない・警察も呼ばないというのも不自然。
女性アクションでは最強の戦士ハンナ!?
ルック△
シナリオ◯
アクター◯
デプス◯
ラスト△
オススメ◯
ハンナ強いな、キックアス以上の強さかな(笑)
キックアスが上か...(笑)
自由が欲しいハンナの気持ち感じられた
こんな世界が世の中にあるとこわいな
シアーシャVSブランシェットは魅力的だったが
シアーシャ・ローナンの圧倒的な存在感に関しては文句なし、そこに父親役にエリック・バナ、悪役にケイト・ブランシェットを配せば、間違いなく面白い作品に仕上がりそうなものでしたが、何とも微妙な線に仕上がってしまった印象ですねぇ。
まあつまらなくはなかったですし、映像や音楽の部分なんかは全然悪くなかったと思うのですが、脚本の問題なんですかね、何かモヤモヤ、微妙に乗り切れなかったかも。
やはり一番の原因は父親がハンナをどうしたかったのか、いまいち伝わってこなかった部分ではないでしょうか。
勿論何となくは分かるのですが、ここは重要な部分なので、もっと見る者にグッと感情移入出来るよう演出して欲しかったですね。
他にも全体的に曖昧な部分が多く、こうなってしまうとハンナに関する衝撃的な部分もそれほど驚かないと言うか何と言うかで・・・。
まあ16歳まで外の世界を知らずに殺人マシーンとして育てられたハンナが、初めて外の世界に触れ全てのことに驚きつつ展開していくロードムービー的なシーンは、結構ツボでしたけど。
初めての安らぎ、そして友情、でも殺人マシーンである現実、その辺りの葛藤具合の描き方は良かったと思いました。
アクションのイメージが全くないシアーシャ・ローナンだけに、尚更そのギャップで楽しめた部分も。
それから何と言ってもケイト・ブランシェットの悪役としての存在感は、さすがの一言でしたね。
幼いシアーシャVSケイトの構図は、さながら童話の世界のようで、ビジュアル的には文句なしだったと思いましたよ。
でも、結局話の味付け具合がもう一歩なんですよねぇ。
いつもとは違う分野に手を出したジョー・ライト監督でしたが、どうやらこのジャンルはあまり向いてなかったようで・・・。
変化球に"アクション風味"。
予告の印象とチラシから、アクション映画と思いきや、実は"自立"をテーマに包んだ、アクション風の家族ドラマ。エリック・バナの演じた役も、子供の自立を守るためにその身を捧げた義父に見えて、終わるときまでアクション映画にしては異質な感触だった。
なのでアクション映画というくくりで見たら、相当地味。だけどありふれたアクションに比べて、この映画は雰囲気含めて良い意味での異国感と英国風味が良い感じ!
ハンナ役のシアーシャ・ローナン、マリーナ役のブランシェットもこっちが考察したくなるほど、ミステリアスな感じが良い!
ただドンパチアクション好きには恐らく薦められないかな。人を選びそうだしね。
世界一愛らしい純真無垢な暗殺者
シァーシャ・ローナンちゃん頼みの感じか歪めません。
テンポやストーリー展開は飽きずに観れますが
流石に突っ込みどころ多し。
大体育ての父親と言えども、父親ならまずは危険を
避ける方法を教えるべきでしょうが!
全くの暗殺者のエリート教育施してどうすんの?
と父親の身としては叫んじゃいます。
まあDVDだし、こんなものかな。
ダコタとエル/ハーマイオニーエマ/CGモレッツ/Cリッチに‥
‥に‥
●ハービーのリンジーローハン
●レオンのNポートマン
●シックスセンスのMバートン
子役デビューの女児が‥どんな大人に育つか?
映画好きなオッサンなら‥興味深いトコだ‥ヽ('ー'#)/
●ラブリーボーンのシアーシャローナンちゃんが‥
体当たりで凄腕○○○にっ♪
なるほどなるほどo(><;)(;><)o
実験的なカメラワーク?
斬新な音楽?
‥‥馴染んでいるのか?
いないのか?
う〜ん~ヽ('ー`)ノ~
判断は好みが有るし難しい‥
とにかく‥
テイストとしては‥
Mデイモンのあの映画や‥
リーアムニーソンのあの映画思い浮かべるね(^-^)
☆評は‥
DVD100円水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒②★★
モ、1回見たい度⇒③☆☆☆
オススメ度⇒⑤♪♪♪♪♪
デートで見る度⇒②◎◎
ガンバレ!シアーシャちゃん‥
‥俺は応援してるぞッ└|∵|┐♪┌|∵|┘
あと15分‥短くても良いかな~ヽ('ー`)ノ~?
惜しい
設定と脚本は秀逸ながら、演出と音楽が全てを台無しにしてしまっている。違う監督なら、名作に化けていたかも。 シアーシャ・ローナンのかわいさ、エリックバナのジェイソン・ボーンの様なアクションシーン、ケイト・ブランシェットの怪演、この3つだけが見所。
もったいない…
初アクション
シアーシャが初めて挑戦したアクション作品。
「つぐない」のジョー・ライトと再びタッグを組み、周りをケイト・ブランシェット、エリック・バナが固めるにも関わらず、評判はイマイチ。
私にとってはシアーシャのキレのあるアクションとケミカル・ブラザーズの音楽がマッチしててすごく格好良かったと思う。ハンナのあの可愛さで人をあっさりと殺す感じも新鮮。
でも何か足りない気がする…
ゆるいサスペンス。
「心臓はずしちゃった、ゴメン」そう呟き無表情に拳銃で止めを刺す少女。
つまり、これこそが少女の運命を表わしているシーンだけれど、全体的にゆるい展開で、全体が見えてくるまで少々退屈するのは自分だけ?
シアーシャ・ローナンの顔のアップが多く、それほどサスペンス感もなくストーリーは進むが、中盤に入っても盛り上がらない演出の拙さ。
むしろ、こういった背景の過去を持つ少女が成長してヒットマンとなり、いろいろな事件に巻き込まれていくストーリーの方が面白そうと思う。
サスペンスもアクションも中途半端で物足りない作品といった印象。
性の孕まぬエロス
ふ~。シアーシャ・ローナンちゃん、堪能いたしました。
溌剌としたエロス(色気?)とでもいうと御幣があるでしょうかね。
何でしょう。イチイチどれもが格好良い画作りなんだけど、それ全部タイトルロール演ずる彼女の魅力を際限なく引き出す為だけ、そこのみに労力費やしてる風に感じました。ストーリーも含めて。
彼女のPV的なノリとでも云えば分かり易いかな。
アイドルDVDのイメージが膨らんで、本格的な物語を付けて映画にしてみました!みたいな。
若さ弾ける彼女の躍動する生命力を観よ!という感じの。
脇の豪華俳優陣、エリック・バナやケイト・ブランシェットやら、彼らも全部、彼女に華を添える為だけの布陣というか。
色調乏しいザラついた画。
唐突に打ち鳴らされるダンスビート。
音と共鳴するかの様にプロフェッナルな殺戮をこなす彼女。
純真無垢、イノセントな表情をアップで眺めてみたり、突如キリングマシーンへと豹変する彼女の近接戦闘を眺めてみたり…映画自身が彼女に向ける視線。
何故に物語は、対象は、主役は少女であらねばならないのか?自らに問い、自ら答えてるかの様な、そんな印象も受けたりして。
そして、彼女のそれと対比したカタチで相対するケイト・ブランシェット。
純真さゼロ。執念の塊、執拗に少女を追跡する大人の女性。
この子どもと大人、敵対する二人が醸す雰囲気が、全く性描写を描かないのに、何故かワタクシ、エロスを感じてしまいまして。
シアーシャの女友達への友情キスや、ケイトの無心で血が出るまで歯を磨くシークエンス。これがなんかエロい。
性の介在しないエロスに、監督の意図しなかったであろう変な興奮を覚え、劇場を後にしました。
是非、続編を。
いきなりの緊張と衝撃
冒頭からいきなりの緊張と衝撃、クールな目のハンナにすっかり惹きつけられてしまいました。
ハンナの、もはや反射運動のような流れる動きは、美しくすらありました。シアーシャ・ローナンに拍手です。
音楽は、たいへん効果的に使われていると思いました。
納得しつつも不安でモヤモヤした余韻でした。彼女は一体何処へ行くの?とんでもないものが解き放たれてしまったの?
続編があれば観たいです。見届けたいです。
ケイト・ブランシェット演じるCIA捜査官、貫禄・迫力!でした。
エリック・バナ演じるハンナの父親は、中盤もうちょっと暗躍するのかと思ってたけど…。終盤は、疾走もアクションも凄かったです。
心臓、はずしちゃった。
「面白いケド、おもしろくナイっ!」とわめく私の横で、
「スピード感あるし良かったよ。もう1回見たい!」と、ハンナと同い年の娘。
「こんな無表情の役は誰でもできる。ラブリー・ボーンでは感情豊かに演じて
たぞ。つぐないも見たいな」と、シアーシャのファンになったらしい夫。
確かに、ケミカル・ブラザーズの音楽は場面を盛り上げて良かったし、
ケイト・ブランシェットの相手を射抜くような表情は素晴らしかった。
・・・が、場面を繋げるためだけのような筋書き、
彼女が武器に使うために死体に残されている道具等々、
寓話的な映画だからと言っても、納得できない設定が多すぎる。
アクションを楽しむだけの映画では、このキャストがモッタイナイ。
彼女の出生の秘密も完全に明かされてはいない。
過去にどんな作戦が立てられ、何故それは闇に葬られたのか、
何を意図してエリックは娘を殺人兵器として育てたのか。
他の方のコメントにもあったが、是非今回描かれなかった部分を
ふくらませて続編を作って欲しい。
今回の最後のターゲットは、内臓をえぐり出されてはいないのだから
蘇る事もできるはず。
文明の息吹きを浴びたハンナが、少女からどんな女性に変わっていくのか
グレードアップしたモンスター達の壮絶な対決を待ちたい!
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