アンノウンのレビュー・感想・評価
全64件中、1~20件目を表示
弱めニーソン
事故って目覚めたら自分がだれか分からんくなったーというよくあるプロットを、毎度無双キャラのリーアム・ニーソンが演じた、オレ誰系サスペンス映画。
リーアム・ニーソン演じる植物学者のマーティン博士は、妻のリズことエリザベスとともに国際学会が開催されるドイツのベルリンに降り立つ。タクシーに荷物を乗せてホテルに向かい、チェックインをしようとするところでマーティンがアタッシュケースを空港に置き忘れたことに気がつき、タクシーを拾い急いで空港に戻ろうとする。
その時、トラックから落下した荷物がきっかけでの大事故に巻き込まれてしまう。
四日間もの昏睡状態に陥り、目を刺さますマーティン。まだ体もまともに動かない状態で愛する妻が待っているから、と無理やり退院を迫り、混乱する記憶をたどりながらホテルに向かう。身分証明の一切を無くして身分が証明できない中、なんとか妻を見つけてホテルに入ろうとするも警察に止められ、それでも無理やり妻のもとに行くと、なんと妻のリズはなんと自分のことは知らないと言い、しかも横から夫のマーティンだと名乗る男が現れる。
じゃあ、私は一体誰なのだ?マーティンは混乱する。
しかし、病院を抜け出したところで謎の追手に追跡され、病院に戻った時にはついにその追手に命を狙われる。
マーティンは本物のマーティンなのか、また何故命を狙われるのか。
いつもなら追手が来ようが軽く夢想してしまうところだけど、今回は植物学者さん。なので強度補正が入りかなりの弱めニーソン。追手のジョイマン高木とのバトルも、いつものような数手で葬るのではなく、くんずほぐれつの大バトル。隣の部屋まで出張してのバトルでドタバタ。その割には学者さんこんなに運転うまいのか?と訝しくなるドラテクでのカーチェイスがあったりして、ホント何者?となってしまう。
にしても、弱めニーソンの奥さんへの執着はちょっとなんだかなーってなる。もう、好き好き大好きで、途中で行き掛かり上協力者になるジーナさんも辟易となってたり。
でも結婚五年目って言ってたからあんなもんなんかな。
中盤から少しずつ協力者が現れて、物語の謎が徐々に解けていくのだけど、ほー、そう来たかというどんでん展開が幾つか出てくる。最大の謎とそのカラクリについては、んーこれ観たなーって同じく武闘派俳優主演のある映画の存在が強烈に思い出されてしまう。
確かにジャンル含めていろんな面で違うのは分かるけど、ちょっと謎解き似過ぎてないか?とそっちばっかり気になってしまった。
ただ、かなりいろんな面でミスリードしまくるし、一部はやっぱり理由が分からん伏線もあったりするので、終盤までそれにはほぼ気づかず楽しめると思う。
強烈などんでん展開映画ではないけど、なかなか終盤まで気が抜けない面白サスペンス映画だったと思う。オチだけ少し残念。
全く予想できない展開で面白かったです
リーアム・ニーソン主演のサスペンスアクション作品、それだけでワクワクしながら観ました
「えーどんなるん?」の連続で、全く展開が読めなく、予想したのと全然違う真相で、なかなかない作品でした
親切な3人の人がとっても気の毒だったけど、あのラストは良い着地だったように思います
元ナチスの探偵さんの真実かどうかの見破り方にとっても納得
戦うおじさんリーアム・ニーソンが今作でもハマり役でした
そしてダイアン・クルーガーはいつも美しいです
「96時間」のリーアム・ニーソン主演によるアクションスリラー。医学...
「96時間」のリーアム・ニーソン主演によるアクションスリラー。医学博士のマーティン・ハリス(ニーソン)は若い妻とともに学会に出席するためベルリンへと赴くが、宿泊するホテルに向かう途中で交通事故に遭う。病院で一人意識を取り戻したハリスだったが、妻にはその存在すら認識されず、見ず知らずの男が自分になりすましていたため、真相究明に乗り出すが……。監督は「エスター」のジャウム・コレット=セラ。
謎解きが楽しい!
なんで、奥さん急に知らない人のふりするの??
なんで、その写真もってるの??
なんで?なんで??
の嵐で、リーアムニーソンが病気なのか?
と本人同様私もそう思ったりして
とっても楽しめた作品でした!
主人公の偽物が
大好きな海外ドラマのエレメンタリー・ホームズandワトソンの
警部でめっちゃ嬉しかったです^ ^
タイトルから連想される期待を超えるものではないです。
「目が覚めたら不思議なことになっていた」という良くあるストーリーです。
どうやって問題を解決していくのかと思いきや、予想外の展開へと進んでいく感じです。
最後まで観たあとは
「本当にこれで良いのかなー」という少し複雑な気分になります。
個人的には、
期待を超えるものではなかったなという印象です。
見ているうちに既出感を覚えた。大筋は「トータルコール」とそっくりで...
見ているうちに既出感を覚えた。大筋は「トータルコール」とそっくりである。それぞれ、原作は、ディディエ・ヴァン・コーヴラールの小説『Out of My Head』とフィリップ・K・ディックのSF小説『追憶売ります』と異なると言うことだが、どういうことだろうか。もちろん、物語はディーテールに宿るので、映画の面白さは保証したい。
『黒いカーテン』を思い起こす話
最初はウィリアムアイリッシュの『黒いカーテン』を思い起こす話だった。
ただ、それだけでは終わらない話だった。面白い話だった。
エスターと同じ監督?!でも、これは評価出来る。
ベルリンの地下鉄はジーゼルエンジンなのだろうか?
私はだーれ?
『96時間』のリーアム・ニーソンが主演する、クライム・サスペンス。いつものごとく、ニーソンは、闇の組織との追いつ追われつの逃亡劇を繰り広げるアクションも満載。そして、本作の舞台は、ドイツのベルリン。
学会で妻と共にベルリンに降り立ったニーセン演じる主人公・ハリス・マーティン。ホテルに着いた所で、1つ荷物がない事に気づき,妻を置いて,一人で空港に取りに戻る。しかし、その途中で交通事故に遭い、4日間昏睡状態となる。目が覚めた時には、彼の状況は一転していた。
記憶は徐々に戻ったが、身分を明らかにする物が無く、妻とも再会するが、妻は別の男と結婚し、自分を知らないと言う。見知らぬ街で途方に暮れる中、いつしか彼に魔の手までが忍び寄ってくる。
次第に、追い詰められていく中で、闇の組織とマーティンの研究に関わる、大掛かりな陰謀が明らかになっていく。その中で、物語は二転三転しながら、マーティン自身に課せられた、衝撃的な秘密にも辿り着く。
この作品は、ニーソンにとってもハマり役。彼の持つアウトロー的な男臭さと危機一髪のギリギリのアクションは、ニーソンの魅力を充分に、引き出した作品である。個人的には、彼の作品の中で,一番のお気に入りだ。
好みが分かれる
謎解きがあって面白いって言う人がいたので観てみたけど私の好みではなかった。もちろんつまらなくはないんだけど中盤で飽きてきた。後半で色々謎が解けてきて少し盛り返すけど展開が好きではない。良い人が亡くなるので悲しい。敵が主人公を殺す機会がたくさんあるのに見逃しがすごい。女性陣は綺麗だった。リーアム・ニーソンはスター・ウォーズで好きになったけど主役じゃない映画の方が面白い気がする。
謎解き
リーアム・ニーソン主演のサスペンス
植物学者のマーティン・ハリス博士が
学会に出席する為、妻と一緒に
ドイツ ベルリンに到着する。
ホテルへ向かう為、タクシーに乗るが
手荷物のひとつをカートに置き忘れる
ホテルに到着した博士は
荷物が足りない事に気が付き
再びタクシーで空港へ引き返す途中
交通事故に遭い、4日間の昏睡状態から
目覚めた時は病院にいて・・・
妻を探す為、ホテルへ向かうが
ホテルでは、妻に知らないと言われ
なんと、見知らぬ男が
自分に成りすましていた。
いったい、どういう事なのか・・・
謎を解明しようと奮闘する
アクションサスペンス。
リーアム・ニーソン主演作も
多く観ていますが
この作品は、見逃していたので
鑑賞できて嬉しかったです。
(TV鑑賞)
過去の後始末はベルリンで
記憶がテーマの作品の舞台をベルリンにしたのはとてもセンスがいいと思った。壁が崩壊し東西ドイツが再統一して20年以上たっても幽霊のように徘徊しているシュタージとナチス。「ドイツ人は忘れっぽい」というユルゲン(ブルーノ・ガンツ!)の台詞はすごい皮肉だ。本当に忘れっぽいのはどこの国の人たちだろう。植物が専門の教授がなんでこんなにすごいんだ❓️と思った。記憶を取り戻した結果がなんであれ、それによって起こり得ることを止めることができると言ったジーナ。ジーナの役がドイツ人のダイアン・クルーガーであることが嬉しかった。
壁の落書き、テクノ、すごく訛ってる英語、ホテル・アドロン、移民が沢山、現代美術好き、黒の革ジャン、時折映るブランデンブルク門にテレビ塔。ベルリンのクールな空気をいっぱいに吸った。
最後まで分からない!
記憶喪失なのか?だとしたら奥さんまで知りませんは何なんだ。
全て妄想なのか?といろいろ考えていたが想像していない結末で面白かった。
最後まで予測できないストーリーで見応えたっぷりだった。
70点
映画評価:70点
ストーリーも良く、
キャラクターも良く、オチも良い。
役者や演技も良いので、
超良作と言っても過言ではないでしょう。
私は途中の段階でオチがある程度
わかってしまったのですが、
それでも面白い。
主人公に感情移入していたら、
みんな騙されてしまうのではないだろうか?
それくらい設定が良い。
展開もハラハラドキドキするので、
飽きずに見られます。
私はアクション嫌いですが、
この映画のアクションには意味があります。
私の場合は、
このアクションシーンで
オチが予想ついたくらいには
重要なシーンでした。
ただの飾りではないというのが凄いの一言です。
普通に騙されても楽しいし、
答えに繋がる伏線も沢山張られているので、
ちゃんと推理出来るのも
評価が高いです!
ただ色々後味が悪かったり、
混乱させるための荒い手法が多く
スマートさに欠けていたのは
マイナスです。
総じて素晴らしい作品でした!
父親や友人に紹介したくなります!
【2021.8.6鑑賞】
【裏切られたオチは素敵。でも動機が…】
・2011年公開のアメリカのサスペンス映画。
・植物学者の主人公マーティンが国際学会に出席するために妻と共に向かっている最中に事故にあう。4日後に起きると、妻は自分を知らないと言い、自分とは別のマーティンが存在しており自身の身分を証明することもできず、周囲からは「誰?」という扱いを受ける主人公が「いったい何が起こっているのか…」を追求する、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・オチが気になって最後まで観てしまう
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・このようなサスペンス系はオチを予想しながら最後まで楽しめるので好きです。この映画は悔しくも「ヒントが現れる終盤までオチが読み切れなかった」です。そういった意味では高評価。ただ、全てがつながった時に「ん?まてよ?このまま物語流れていっていいの?自己中すぎやしませんか?笑」という疑問符が頭の中に一杯に。ということで感情移入がしがたかったです。
[演出]
・美術館で奥さんにコンタクトを取るシーンは、結構印象的でした。
[映像]
・特に際立って感じたことはありませんでした。
[音楽]
・特に際立って感じたことはありませんでした。
[演技・配役]
・リーアム・ニーソンさんは安定感のある渋カッコいいおじさま。あとはユルゲン役のブルーノ・ガンツさんが可愛カッコよいお爺さんで素敵でしたね。
[全体]
・安定感のあるリーアム・ニーソンさん主演が故、さらった最後まで観れます。また、オチを裏切られたサスペンスとしては素晴らしかったです。が、物語の流れ(動機など)には共感ができない…そこだけが残念なポイントでした(賛否分かれると思いますが)。ありがとうございました。
#映画 #サスペンス #アメリカ映画 #ジャウム・コレット #リーアム・ニーソン #ブルーノ・ガンツ #オチが読めない
#全体3.3 #物語3.1 #演出3.4 #演技3.5 #配役3.3 #映像3.4 #音楽3.0
人間性が再生するドラマでもあるんだ‼️❓
スリラーとゆうよりサスペンス、スパイかな。
最後までわからない、ハラハラドキドキが多いとゆうことではかなり上質な映画です。
記憶喪失と再生とゆうことで医学的な面、悪巧みの本質的な面では、かなり甘い詰めがあるな、そんな感じではありますが、展開と結末は希望と爽快感に溢れているので、なんだろう、アカデミー賞の脚本賞をあげたいレベルではあります。
主役はもちろん、キーパーソンになる女優二人の演技も素晴らしい。
全64件中、1~20件目を表示