天地明察のレビュー・感想・評価
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宣明暦、授時暦、大和暦、そして・・・
ちょっと暦の違いがわかんない。まぁ、中国の暦を使ってたんだから距離的に誤差は生じるだろうなということくらい。そして、誤差があるから改暦したいと申し出ても公家がそう簡単に許さない。元は日本を攻めたのだから、そんな暦を用いるのはよろしくない!の世界だ。まぁ、800年も使用していた暦だからね。
月食や日食。日本で見られる日食なんてかなりの周期だから、安井算哲が測定するのも10年単位。対決によって食の予測が外れたため、またやり直しだ。印象に残るのはえん(宮崎あおい)と結婚してからの地道な作業。地球儀作りなんて、小学生のときにやったことを思い出した。懐かしい・・・
もう一つ興味深かったのが、関孝和との数学対決。碁の勝負がさっぱり分からなかったので、こちらばかりが印象に残った。正方形の中の大円、小円なんて答えが無限に存在することも分かったよ。円と多角形の問題なんかも円周率に繋がるんですね、きっと。
昼間に見える星。皆既月食のときにようやく見えた。やっぱり天文はロマンチックだ。
少し物足りなかったのは僕だけ・・?
先に死なない夫婦の約束
小説版と違う賛否があるけれど、最低でも半日かけて読む小説でも漫画でも、二三時間の作品にするのだから何に着目して映画版を作っているのか、という視点で見るべき。本作はエンターティメントとして、日本の暦を作り直す主人公と周りの協力する群像、主人公と伴侶のいい関係と細やかな愛情を中心に素直によくまとめたと思う。
キャストは超ベテランや実力派で脇を固め見事に調和していて隙がない感じ。宮崎あおいさんは東京メトロのCMで着目して以来ぐんぐんとステップアップ。この作品でも、不慣れな主人公に刀を差してあげる前半のシーンが気に入っていて、その後の展開を予感させ記憶に残る。事実とも重なり何とも微笑ましいいいシーンだ。
残念なのはふたつ。主人公の立場とかステータスが説明不足。お目見えで碁を指すし、藩主から命を受けたり、副将軍ともため口だけど、その格や生活は感じらえない。何様って感じ。関和算との関係や暦作成のプロセスの説明があまりに雑なので結局わからずじまい。解決するのは原作かな。
平凡な話
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江戸時代に暦が古くなり、毎年少しずつ時間がズレて来た。
岡田が中国の暦を研究し、真の意味で正しい暦を導き出す。
でも保守的な公家の影響で、天皇はそれを却下。
しかし岡田は天下の人々の前で日食を予測する。
公家は、その通りにならなければ腹を切れと言う。
予定の日時に日食が起こらず、切腹しようとしたら、日食起こる。
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歴史をもとにした作品らしい。
結構長いし、結末が読めるし、あんまりおもしろくなかった。
そういやこの映画が原因であおいが離婚したな、くらいの感想。
面白かった!
あわなかった(^_^;)
日本の暦って江戸時代に作られたのね
暦は綿密な天体観測で、カナリの年月を経て完成する様は凄いの一言。公家と武家の戦いとか煩わしい限りですね。
日本独自の暦を初めて作った安井算哲の話。幾多の困難を乗り越えていく...
命がけの改暦
先人たちの明察・努力、良き理解者に恵まれて誕生した「大和歴」に感銘❣
面白かった
暦について
改暦のおはなし。公家の汚いところに切り込んでいく。
関考知役の市川猿之助、数学バカって感じをすごく上手に演じていて良い。
手を切るシーンがあります。見れない。
ストーリー 89点
配役 80点
音楽・映像 80点
全体 87点
とりあえず観ておいてよかった。
数学と天空の摂理
星を観るのが好きな青年。
大和暦を作った人物。今の暦の創設者
算術が好きな算哲役を岡田准一。岡田の演技が素晴らしい。月と陽の細かな観測や小さな誤差まで計算し困難を乗り越え命をかけてこの大和暦を作り上げる。
江戸時代。今の様なデータが無い中、暦を作り上げることは大変な苦労を伴う事だったと思う。妻えんの役を宮崎あおいが演じている。
算哲は妻の助けもありこのような偉業を成し遂げることが出来た。
岡田准一と宮崎あおいの二人。夫婦役として素敵でした
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