「映画愛」キツツキと雨 ぴんかんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画愛
登場人物は、みな一癖ある人たち。でも、共通項は映画愛。あまり大袈裟に映画愛を、叫ぶわけではないですが。
それに巻き込まれていく村人の役を役所広司がさすがの名演で、こなしています。映画愛を縦糸に、それに絡む役所さんの親子の事情を横糸に、全編独特の間合いの笑いをまぶして、テンポ良く話が終わりました。「チケット代の価値あり」という映画だと思います。こういう映画が流行らないと、日本の映画の未来が心配。
欲を言えば、折角の「小栗旬」が今ひとつ活かしきれてなかったかな。
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