恋の罪のレビュー・感想・評価
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迷走園さん
どうも「愛のむきだし」から意固地に逃れよう、逃れようと「冷たい熱帯魚」やこの「恋の罪」を無理やり撮ったという印象がある。
「愛のむきだし」は「勃起を恥じるな」という名セリフがあるように、虚にまみれた世界から自分を解放するドラマだった。
しかし園監督自身がどうもそういう人ではないらしく、「冷たい熱帯魚」では実は虚にまみれた世界こそが実は人間を人間らしくもさせているという、真逆の世界観を描いた。社本は覚醒したのではない、ただ単にキレただけで、それ以前の虚にまみれた生活こそが社本にとって、真実だったのだと言える。
それらの前の作品である「紀子の食卓」はその両方を一つの家族の中で描いた傑作である。
「冷たい熱帯魚」は「愛のむきだし」で「らしくない」結果からのプレッシャーか、単なる天邪鬼か、必要以上に自由に撮れる環境になったせいか、下らないエログロで画面を汚し、それらが先行してしまい、上記のテーマすら汚してしまう結果となった。中身はかなり危ない内容だが、エログロがなければもっとそのテーマが色濃く出たはずで、つくづく残念だった。
さて「恋の罪」。
中身は「冷たい熱帯魚」と全く同じテーマだと思う。ていうかまるっきり一緒。
虚から抜け出し、自分を解き放て、とは言うが、虚にまみれた世界で人は守られてもいる。
今回もエログロ祭りなんだが、これありき、ってだけの監督と思ってなかったんだが、どうもこう2作つづくとやっぱりこういう人なんかあ、とは思ってしまう。
そして今回さらに輪をかけて映画が饒舌すぎる。そのくせ「冷たい熱帯魚」と同様にテーマがすっかり埋没してしまっている。
家族と虚と実の世界は彼のこれまでの得意分野なはずで、2作続けて、エログロにかまけすぎているのをみると、「ヒミズ」の出来が心配になってくる。
私は大好きです
雰囲気。展開。
こういうの好きなのですが。
みなさんのレビューを見ると非常に賛否両論なのですね。
人の裏側。普段見せていない部分。墓まで持っていく秘密。全部オープンにするとこんな感じなのかもしれません。
わたしもいろいろあったからわからなくもないし。他人のそれを見るのがまたすごく面白いな、と。
昼間の服を脱ぎ捨てて、もう一つの夜に消える
未解決の東電OL殺人事件を元にした、園子温家賃三部作の2作目。
渋谷円山町で起きた女性の猟奇殺人事件の真相を追う女刑事。
真相に近づくにつれ、これがただの殺人事件ではないことが明らかになっていく。
俳優陣の熱演が凄すぎて狂気的な面が目立ちがちだが、実に切なく悲しい女の映画だった。
この恋は罪なのか?この罪は恋なのか?
“城”を追い求め男に体を売る女たち。
売女と呼ばれ蔑まれ男と闇に堕ちていく、ごく普通の平凡な主婦と高学歴の大学教諭。
変わらない日常を抜け出そうとすると、与えられた当たり前の幸せが崩壊していく。
愛のないセックスには金を介在させる。
そうすることでセックスの存在が明確になる。
強気ながらも男に搾取される女の悲しみが滲み出る姿にはプロミシング・ヤング・ウーマンの姿が見えた。
園子温らしい世界観でありながら、完全女性視点の物語はとても新鮮。
胸に残る、深いような深くないようなセリフも良かった。
ちょっとした言動から感じられるメタファー、人間の沸々と沸き上がる血と汗の匂いと音、こちらにも真相を気にならせるような構成の巧さ。
やっぱり流石だわ。園子温!
メイクによって全く印象の変わる冨樫さん、神楽坂さんや圧倒的存在感の大方さんによる怪演狂演も見事。
水野美紀さんの脱ぎ損感は否めないけど、エンディング後のオチは秀逸過ぎる。
文学的な部分も多く、カフカの「城」や田村隆一の「帰途」を読んだ上でもう一度観れば、さらに深められそうな作品であった。
激しい、怖い、痛い
普段皆が隠して取り繕っているような、人間の欲望や醜い感情、本心を生々しくむき出しにしまくってるのが、園子温監督の映画かもしれません。性的に堕落していくことと正気を保つことのせめぎ合い、ハラハラして見るしかありませんでした。
愛のないセックスは金をもらえ、は正解だと思います。
ただ、女性の立場から言わせて頂くと、実際の女性の本能はこんな感じとは思いません。ある種の世界では近いのかもしれませんが、この映画を見た男性方が女性は本当はこうなんだなんて、勘違いしないで欲しいなぁと思います。
園子温
「冷たい熱帯魚」と同じで、心の奥底にある願望を満たす映画だと感じた。その対象が男か女かの違いで、「冷たい熱帯魚」は男が主体で女が対象、「恋の罪」は女が主体で男が対象。でも結局その願望を満たすってゆう行為のその先にあるのは破滅というのは同じ。だけど、「恋の罪」は主人公が死ななかったからちょっと違うのかも。でんでんと冨樫真はどちらもその育ちに言及してることからも、自らの願望を満たした果ての破滅だと考えられるけど、吹越満も最後死ぬのに対して、水野美紀の最後のセリフ、「分からん」というのは、この状況とか愛人の言葉とかをバカバカしく感じてるようにも聞こえた。久しぶりに家族そろってご飯食べたくなったのよとか言ってたし、願望を満たしたいけどその先に待つ破滅(自殺と今回の殺人で2回)を目の当たりにしたから、それよりこの幸せな家族ってゆうものを求める選択をしたようにも見える。神楽坂恵の最後のシーンはその反対で、そういう幸せとかをあきらめて欲望のまま生きることを選んで、その結果めちゃくちゃ満たされた顔してるけど、その先に待つのは破滅だけ。その両立は無理。それは男も女も同じ。でもどっちが良いのか、どっちがおれにとって良いことなのか、今の時点で決めかねる。中村文則の「掏摸」でも結局幸せを求める側に行くし、「恋の罪」も結局、願望を満たした先にあるのは破滅だけ。でも、その破滅を肯定できたら話は全く変わってくるんじゃないか。破滅、すなわち死は、幸せに生きようが欲望のまま生きようが変わらずやってくる。そこに違いはない。ならどっちでも同じじゃない?今のままで幸せな自分を想像できないなら、一旦神楽坂恵のように欲望に素直になって、心の奥底にある願望を、こうやって園子温の映画を見るだけじゃなくて、実際に満たしてみても良いのかもしれない。どっちにしたって今のおれの人生は幸せとは言えないんだから。
くらいきもち
「影があるって言われるうちは、まだ間に合う」
覚えている美津子の言葉。
カオルは「ラブ&ポップ」のキャプテンEOを思い出した。あんな格好していたよね。あの映画は援助交際の話だったかな。東電OL事件もほぼ同じ時期だから、その頃は売春が溢れていたのかもしれない。今も溢れているのかもしれない。
本当のところはわからない。
あなたも、あなたの隣にいる人も。
どこかで、知らないところで何しているかわからない。
だけど、そのどこかでしている事が、あなたの本当のところかもしれない。
そこがあることで、普段の生活が保たれることだってある。
だから、下品だなんて思わない。
触れ合って初めて言葉に体がつくのでしょう?
みんなセックス好きだもんね。
そうだね。
言葉なんか覚えなければよかったよね。
東電OL殺人事件を題材にした作品らしいけど、神楽坂恵のヌードとオッ...
東電OL殺人事件を題材にした作品らしいけど、神楽坂恵のヌードとオッパイのデカさが気になった。出演する女性たちは、ただのSEX好き?そんな印象の作品。
もう一度観ないと良さが分からない?
神楽坂恵って、、
うまい、のか? なんか、あんまり、、グラビア出身だけあって、体はスゴいですけど、演技が、、。シーンによっては棒読み、もしくは、(こう言ってはあれだけど)学芸会レベルに感じてしまう、、
冨樫真は、うまいです。べらぼうに。この人ナニモノなの(笑)
水野美紀も、スタイルよいのう。キャラクター(女刑事)は、大体予想した通りの感じでした。いわゆる、サバサバした感じの。
「冷たい熱帯魚」のモデルになった埼玉愛犬家連続殺人事件も少し調べたし、「恋の罪」きっかけで「東電OL殺人事件」も調べ中。中村うさぎの「私という病」で少し知ってたけど。
母娘の確執の描写が、ちょっとね。事件の核心をそこに落とし込んで、(迷宮入りの事件だし)真犯人を曖昧に濁すのは分かるんだけど。
最近、園映画の「ほら、過激やろ。ドヤァ」みたいな、他の方も触れてたけど、ちょっとした「ドヤ感」が鼻についてきた。
母娘の確執とか、縁がなかった人からしたら衝撃かもしれないけど、ね。
マーラーのアダージェット(※うろ覚え)と、田村隆一の詩に助けられてるところが大きいと思う。 いやいいね、「言葉なんか覚えるんじゃなかった」。いま思ったけど、監督は女子が馬乗りになって詩的(もしくは聖書的)な言葉を吐く演出が好きなのか(「愛のむきだし」とか)
しかし、結局、、 (モデルになった東電OLのような女性の)心の闇に肉薄するようなものではないんだよなぁ。 神楽坂恵もねぇ。やっぱ監督が嫁さん使いたいだけなのかな。
あと、タイトルもね。「恋の罪」って言うけど、恋がなかった気がします(笑)
新・日活ロマンポルノだと思えば腹も立たないか。
渋谷「東電エリートOL殺人事件」にヒントを得た……という話が流布されていますが、残念ながら現実の事件とは無関係。
地名とイメージを勝手に借用しているだけの作品です。(冒涜しているだけの、というべきか)
配給は日活。
有名女優の水野美紀が全裸ヘアヌードでスッポンポンになるとか、本作の監督と結婚したAV上がりの大根女優の巨乳や濡れ場とか……、そういうのを拝みに行くための映画だと言えば、 腹も立たないかも知れません。
水野美紀は、貧相な裸体で、ストーリーとほとんど無関係に裸体を晒したわけですが、どう考えても脱ぎ損だったのではないか、と思います。
唯一、富樫真(娼婦役)が熱演。
町田マリーはエロかったのに脱がなかったのが残念でした。
いずれにしても18禁映画ですから、早い話がポルノです。
日活ロマンポルノは、昔からこういう「有名事件を勝手に冒涜する作り」の作品が多かったことを思い出します。
ストーリー面において、何ひとつ評価できるものもなく、共感も感動も何も感じることができませんでした。
難しいテーマをしっかり扱ってる
園子温監督作品。
1997年にこの作品の舞台ともなっている渋谷区円山町で起こった「東電OL殺人事件」をモチーフにしてるらしいが、あくまでモチーフで特に関連も無いし、ドキュメンタリー映画でも無い。
ストーリーは、殺人事件の解決が縦軸ではあるんだけど、そこの解決とか犯人は正直どうでも良くて、描かれているテーマとしては、「女性の性」、だと思う。言葉にできない身体が感じる「欲望」としての性。なので、作品通してエロス感が半端無い。しかし、裸やセックスシーンがスゴい、というのももちろんあるんだけど、言葉で表現できない以上、身体でそれを表現するしかない。だからこそのこの表現なんだろうな、と思う。それこそが、映像化=映画の醍醐味でもあるわけだし。
この映画では、下品の極みに落ちた女と、貞淑な妻から底へ落ちて行く女、そして、落ちかかっている女、という女性3人が対照的に描かれている。
富樫真、神楽坂恵、水野美紀という3人の女優が演じているが、やはり圧巻は富樫真。ほんとスゴい。
この作品の主人公は水野美紀演じる和子、という設定みたいだけど、どう考えても富樫真演じる尾沢美津子が主人公だ。これ以上書くとネタバラしになるから、ここまでに留めておくけども。。
カフカの「城」も題材として登場する。
どこまで行っても辿り着けない城。「女性の性」の暗喩なんだろう。落ちても落ちても「城」には辿り着けない。どこまで落ちても、登場人物の女性達は満足していないし、もちろん「幸せ」も掴めない。
男性の性も若干作中で扱ってはいるけれど、女性のそれに比べて、何とも底が浅い。
自分が男だから余計そう感じるのかもしれない。暴力的で、くだらないフェティシズム。哲学的な意味も無い。
最後の水野美紀扮する和子の台詞が印象的。
「今どこにいる?」「わからん」
他2人の登場人物は底まで落ちて行き着くところまで辿り着いたって感じだが、この和子はまだその途中。とりあえず「城」が見えるところまでは来た。ここがどこなのか?自分はどの位置まで落ちているのか?それが本人もわかっていない。だから「わからん」と答えた。
この先、「城」へ入って落ち続けるかどうかは本人次第。
これが園監督が伝えたいメッセージなのかな?と自分は感じた。
不倫は、おそらく男女問わずかなり多くの人が行っている行為ではあるが、「性」という欲望に身を委ねても果てしなく落ちていくだけ。「城」が見えるくらいのところで止めておけ。そういうメッセージなんじゃないだろうか。
だからこそ、タイトルが「恋の罪(Guilty of Romance)」なんだろう。「愛の罪」じゃなく。
たしかに、ロマンスを求めた果ての顛末ではある。3人とも。
色々と考えさせられた映画。
で、観終わった後に、なんか圧倒されてちょっと気持ち悪かった。酔ったというか。。。
こういう気分を感じる映画は久しぶり。
さすがです。園子温。
リアルではないとついていけない。
この手の映画はあるていどリアルではないと一般人はついていけない。まるでアングラ劇団を延々観せられてるよう。監督のポエム映画。セリフもリアルではないし設定もリアルではない。ネットフリックスで見たけど金払ってみなくてよかった。
20代男性向け
エロ全開かと思いきや、
教授が出てくる辺りから、「a sono sion film」な感じに。
女教授の壊れ具合は良しとしても、彼女の性癖やセックスの哲学、
更に教授と出会う前の数々の脱線を受け入れてしまう人妻の神楽坂に、
全くリアリティもファンタジーも感じない。
確かに体当たりの演技は凄かったが、
(特にラスト直前の小学生とのあのシーン、ぶっ飛びすぎ)
受け身、Mっ気なのが自分にはダメだったなあ。
水野美紀は、いきなりの生まれたままの姿に圧倒。
あとは添え物でした。
アンジャッシュ児嶋の役は、逆に渡部の方が合ってるかも。
あとはババァ、なかなか良いですがもっと毒気が欲しい。
全体的に「冷たい熱帯魚」程評価できないのは、
こちらはファンタジーにしようとして、いまいちだったから。
それと、視点が終始「女」だったからかな。
若しくは自分が、もう女性にファンタジーを描かなくなったからかな。
本能むきだし
女の性むきだしの作品。
激しく残酷な描写があります。
愛だけでは満たされないなにかがある。
愛も体もバランスが取れないと。
愛がなければお金をとる。
ただ、1つ言えるのはグロい。
これに似た事件ありましたね。
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自宅で鑑賞。「家賃三部作」の二作目。良くも悪くも本作の後、監督と婚約発表した“菊池いずみ”役、神楽坂恵の映画。余り必然の感じられない放尿シーンや『愛のむきだし('08)』でも観られた男に跨り暗誦するシーン等、孰れも話題集めか。この監督の実話ベースは現実の表層のみを汲み取った作品が多く、本作でも被害者が昼はエリート、夜は娼婦と云う設定のみ。判り易いエディプス複合と云う解釈や監督お得意の「言葉」で核心に迫るので無く、摂食障害から異常性欲に至ったと考えられる実在の事件寄りのアプローチが観たかった。60/100点。
・アンダーグラウンド系を含め、監督常連組みがスタッフ・キャストに終結しているが、そんな中“菊池由紀夫”の津田寛治が印象的──この人は爽やかな笑顔より、前半によく観られた訝しげな表情が佳い。更に“尾沢志津”のキャラクターが作品に深みを与え、異常性を際立たせており、演じる大方斐紗子も好演技で違和感が無く、作品の世界観に溶け込んだ妙な説得力が有る。
・鑑賞日:2012年6月23日(土)
ゴメンなさい!
え、面白かった。
舞台のような。時計仕掛けのオレンジ色。
ミツコはイズミを嵌めたのかな。
「恋」は、誰の恋?
愛のあるセックス、お金の介在するセックス、って出てくるのに、タイトルが「愛」ではなく「恋」だった意味は?
ミツコが父に抱いた恋心?
夫を寝取られ自分をはめたミツコに対する、イズミの恋?
お母さん出てきてから引き締まったなぁ。いい演技。。
水野さんの旦那さん、めっちゃいい人そうだし幸せな家庭だから、これは消えて欲しくないなって思ったり。笑
ドロドロぶっ飛び系なだけに、見ながら、途中、「ここがちょっとなぁ」とか粗探ししてしまいそうになってゴメンなさい!
見終わってみると完敗。
めっちゃ楽しみました。
見てる途中は色々思ったけど、振り返ってみると、役者さんそれぞれいい仕事してたなぁ。。。
関係ないけど、神楽坂さんのおっぱいも好きだし、ほんと大満足でした!
やっぱり園子温さんの作品好き。
印象に残った言葉は、
「言葉を知るんじゃなかった」
(でしたっけ?微妙に違ってたらごめんなさい)よりも、
「セックスにお金を介在させると、セックスの意味が変わった」。
ウリをしていたけど、イズミは、夫が客としてくるまではやっぱり夫を愛してたんだと思う。だから、そんな生活になってからも夫ともセックスがしたかった。
客としてやってきた夫を見てそれも崩壊したけど。
ああ、ここだけ矛盾があるかも、なのかな。
愛のないセックスにはお金を、だったら、夫がやっているのも「お金の介在したセックス」。
それが結婚する前からであったとしても、彼はお金を払ってたんだから、「夫は自分を裏切ってた」とはならないはず。。
もちろん人間はそんな割り切って考えられないからこそ、どうしようもない絶望を感じるんだろうけど。
ただ、夫は妻とセックスしようとはせず、それだけに、妻との間に愛がないように感じられていた。
夫は果たして本当に妻を愛してなかったのかな。
「人形」「マネキン」「ハウスマネキン」的に飼ってただけなのかな。
特殊な性癖のために妻を抱けず、案外、夫は夫なりに妻を愛してたんじゃないかな。
最後のゴミ出しは、水野さん演じる女性刑事が、作中に出てくるエピソードをなぞるかのように蒸発するのか?と匂わせる感じで終わってるけど、これは、単に女性刑事の行く末を描いたのではない気がする。
ゴミ出しという、日本に暮らす人がほぼ必ずやる日常の動作。あなたの、あなたが全く信じて疑わない家族や家庭のすぐ隣にも、言葉の体を求める世界への入り口はあるんですよ、と言いたいんだと感じた。
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