恋の罪のレビュー・感想・評価

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恋の罪

劇場公開日 2011年11月12日
37件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

水野美紀と児嶋だけが良い

大部分は監督が芸術家気取りで悲惨な女の末路を女目線のつもりで、実は通俗的な、使い古された表現で描くもんだから、だるい。

素晴らしいのは最初のアンジャッシュ児嶋の凄い演技と、それに応える水野美紀の素晴らしさだけ。
水野美紀はヘアヌードで、掴みが良くて。
児嶋の電話の声が、効果的で。
水野美紀と児嶋が電話しながら、バラバラ殺人現場で、水野美紀がオナニーする、最初だけが山でした。
見せ場は、それと、水野美紀の旦那と児嶋が三人で家で飲む場面での、水野美紀と児嶋のラブシーンだけ。
後の二時間あまりはくだらん売春の汚い性交みる苦しさよ。
アホのポエムは見苦しいぞ。

アサシン
アサシンさん / 2019年5月11日 / PCから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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. ネタバレ

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自宅で鑑賞。「家賃三部作」の二作目。良くも悪くも本作の後、監督と婚約発表した“菊池いずみ”役、神楽坂恵の映画。余り必然の感じられない放尿シーンや『愛のむきだし('08)』でも観られた男に跨り暗誦するシーン等、孰れも話題集めか。この監督の実話ベースは現実の表層のみを汲み取った作品が多く、本作でも被害者が昼はエリート、夜は娼婦と云う設定のみ。判り易いエディプス複合と云う解釈や監督お得意の「言葉」で核心に迫るので無く、摂食障害から異常性欲に至ったと考えられる実在の事件寄りのアプローチが観たかった。60/100点。

・アンダーグラウンド系を含め、監督常連組みがスタッフ・キャストに終結しているが、そんな中“菊池由紀夫”の津田寛治が印象的──この人は爽やかな笑顔より、前半によく観られた訝しげな表情が佳い。更に“尾沢志津”のキャラクターが作品に深みを与え、異常性を際立たせており、演じる大方斐紗子も好演技で違和感が無く、作品の世界観に溶け込んだ妙な説得力が有る。

・鑑賞日:2012年6月23日(土)

瀬雨伊府 琴
瀬雨伊府 琴さん / 2019年4月28日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  萌える
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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ゴメンなさい! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

え、面白かった。

舞台のような。時計仕掛けのオレンジ色。
ミツコはイズミを嵌めたのかな。
「恋」は、誰の恋?
愛のあるセックス、お金の介在するセックス、って出てくるのに、タイトルが「愛」ではなく「恋」だった意味は?
ミツコが父に抱いた恋心?
夫を寝取られ自分をはめたミツコに対する、イズミの恋?
お母さん出てきてから引き締まったなぁ。いい演技。。
水野さんの旦那さん、めっちゃいい人そうだし幸せな家庭だから、これは消えて欲しくないなって思ったり。笑

ドロドロぶっ飛び系なだけに、見ながら、途中、「ここがちょっとなぁ」とか粗探ししてしまいそうになってゴメンなさい!
見終わってみると完敗。
めっちゃ楽しみました。
見てる途中は色々思ったけど、振り返ってみると、役者さんそれぞれいい仕事してたなぁ。。。
関係ないけど、神楽坂さんのおっぱいも好きだし、ほんと大満足でした!
やっぱり園子温さんの作品好き。

印象に残った言葉は、
「言葉を知るんじゃなかった」
(でしたっけ?微妙に違ってたらごめんなさい)よりも、
「セックスにお金を介在させると、セックスの意味が変わった」。

ウリをしていたけど、イズミは、夫が客としてくるまではやっぱり夫を愛してたんだと思う。だから、そんな生活になってからも夫ともセックスがしたかった。
客としてやってきた夫を見てそれも崩壊したけど。
ああ、ここだけ矛盾があるかも、なのかな。
愛のないセックスにはお金を、だったら、夫がやっているのも「お金の介在したセックス」。
それが結婚する前からであったとしても、彼はお金を払ってたんだから、「夫は自分を裏切ってた」とはならないはず。。

もちろん人間はそんな割り切って考えられないからこそ、どうしようもない絶望を感じるんだろうけど。
ただ、夫は妻とセックスしようとはせず、それだけに、妻との間に愛がないように感じられていた。
夫は果たして本当に妻を愛してなかったのかな。
「人形」「マネキン」「ハウスマネキン」的に飼ってただけなのかな。
特殊な性癖のために妻を抱けず、案外、夫は夫なりに妻を愛してたんじゃないかな。

最後のゴミ出しは、水野さん演じる女性刑事が、作中に出てくるエピソードをなぞるかのように蒸発するのか?と匂わせる感じで終わってるけど、これは、単に女性刑事の行く末を描いたのではない気がする。
ゴミ出しという、日本に暮らす人がほぼ必ずやる日常の動作。あなたの、あなたが全く信じて疑わない家族や家庭のすぐ隣にも、言葉の体を求める世界への入り口はあるんですよ、と言いたいんだと感じた。

ハム
ハムさん / 2019年4月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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神楽坂好きにはいいかもしれないが。

まず、東電事件とは別物。
神楽坂恵はエロい身体でエロい演技ができる以外に良いところがみつからない。
彼女が出てくると途端に昼ドラか下手な再現VTRになる。
神楽坂恵がベタな演技すぎるため、水野美紀の演技が自然すぎる。うまいよねー。
冨樫真は上手いし昼夜の顔が全く違うのはさすが。
役がトチ狂ってるだけに後半演技がうるさすぎたけど仕方ないんだろうな。

いずみは最後まで流されて人の影響下に生きていて最後も自分の意志のようにみえて、ミツコの影響そのまま。全く好きなれない。
吉田は最後に、家に戻るのか?
という終わり方だけど、戻るとおもうなー。

猫柴
猫柴さん / 2019年1月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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児島だよ!

水野美紀のあんなシーンやこんなシーンは園子温監督映画ならではじゃないでしょうか?
エログロです。
キャストが全員イッてる役すぎてもはや笑っていい所なのか判らない。

でも人間みんな、いい人っぽい顔だろうが出来た人だろうが、こういう二重的生活してるんだろうな。大なり小なり。
やっぱり神楽坂恵はいい身体しててOh,...ってなる。笑

お金あってこその価値。
見出すことで自信を付けていく箱入り主婦、そこに命をかける二つの顔を持つ女。
人間らしさを強く感じるその意識の移り変わり。
夜の繁華街とか黴臭い雰囲気をそこに一体になって感じた〜すごい巧いんだろうなぁ。
ある意味観てる人を試している映画かもしれない!

冨樫真の演技がトラウマばりに怖い!!もうこれだけでサスペンス。

mnb93
mnb93さん / 2019年1月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
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誰のために映画を作るのか

インディペンデント映画監督として確固たる地位を確立した園子温。しかしながら最近はシネコン映画でも見られるようになり、昔ほどのアイデンティティを感じなくなっている。個人的にはそのような監督の変化の岐路に置いておくために作られた映画だと感じた。ラストの「わからん」が象徴的。11年当時は勝手に期待されて勝手にガッカリされて、昔の方がよかったなど心にもないことを沢山耳にすることだったのだと推測する。そのようなカウンターとして園子温色の強いねっとりとした演出、突き刺すような画面使いをこれでもかとぶちかまし、「俺は俺のために映画をとっているんだ!てめえらの言うことなんて知ったことか!」と言わんばかりのメッセージ性、それがラストの「わからん」に集約されているように感じた。
中身がどうこうというよりはやはり、ど変態ワールドを楽しむ作品だと思う。しかし2時間半は疲れた。
よかったところは雨の中の廃虚での自慰シーン、繰り返される日常の奇妙さを時計や紅茶、スリッパなどの細かい部分で描いているところ、つかみの目を背けたくなるような映像、ショッキングピンクのサイケな画面使い(多用されてるいないところがよかった)、おばあちゃんの頭おかしい演技、そしてラストシーン。

minto
mintoさん / 2018年9月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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恋の罪!?

富樫真さんの怒鳴り声と化粧とニヤッと笑ったときの顔がトラウマになりそう…
映画のタイトルと作品の内容が今一リンクしなかった。
どういう意味なんだろう?

フラニー
フラニーさん / 2018年8月6日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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神楽坂恵、熱演も空回り…

あの時代に 働いていた者として、あの事件は確かにショッキングではあった
個人的には「 自己承認欲求」のなせるわざだと考えているが、本当のところは誰にもわからない

監督は3パターンの女性を用意したが、
やはり引き込まれるのは、富樫 真だろう
私は何となく「地獄に堕ちた勇者ども」を思い出してしまった

水野美紀の印象は薄い
神楽坂の設定は あまりにも安易過ぎるような気が
して 心惹かれない… (演技力にも 問題が… )
なので 最後のセリフに上手く繋がらない

音楽の選択でも マーラーの交響曲を使った時は
笑った、ジョークなのか?
最後で再び 海を見つめる神楽坂のバックにこれが
流れた時は パロディなのか?と考えてしまった…

違うと思うぞ~

jarinkochie
jarinkochieさん / 2018年8月3日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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現実逃避女性がセックス依存症になるまでの話 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

確たる自分を持たず、30歳まで何となく生きてきた女性たちが性の闇へ堕ちていく様が残酷に描かれている。

自分は純粋だと思い込むため、現実を直視しようとしない人間ほど、現実から逃げるために更に深い闇にはまっていく。

この痛々しい姿から目を背けてはいけない。

「影がある人ねと言われるころはまだ間に合うの」
「闇は影よりも濃いんだよ」
「このあたりは闇が濃いから来ない方がいい」
「早く帰って」

このセリフが一番心に残った。

rei
reiさん / 2018年7月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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私の~好きな~映画は~

と歌われる映画。

主体性のなさすぎる女性の話。

言葉なんて覚えなければ…とはどういう意味か。

いままで男性への依存を強いられていた女性が、
男女平等の声の中で自立を迫られたものの、急にはそれに適合できない現実
を暗に意味していると考えるのは考えすぎだろうか。

女性の他者への依存性として語られるものは、
性に由来するのではなく、社会構造に由来するのかもしれないと思った。

もりり
もりりさん / 2017年10月1日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:-
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東電OL殺人事件をモチーフにして描いた作品。 昼間はお淑やかな主婦...

東電OL殺人事件をモチーフにして描いた作品。

昼間はお淑やかな主婦、日本文学を研究する準教授の2人は夜は売春をしている。

その人間の二面性は互いの面はグレーゾーンのように関係しあっていて、それを出すか出さないかくらいのギリギリのラインで生きている。

おそらく現状の生活と180度反対の日常をどこかで追い求めているのではないだろうか。普段家族に見せている顔ではない側面は誰しもあり、その両面を持つことによってのみ、自分のアイデンティティが保たれる、そんな印象だった。

アンジャッシュ児島の善人ぽい雰囲気が怖さを引き立てていた。

キッスィ
キッスィさん / 2017年6月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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エログロ

普通の日常に潜む 不幸せな女の怖さと浅はかさ。
園子温監督らしい映画。
まさに エログロ
面白かった。

多賀子
多賀子さん / 2017年6月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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おもしろかった

この監督さんと、女優さんの神楽さん?好きになった。
結婚してるんだね。

チーズバーガー
チーズバーガーさん / 2016年10月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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言葉なんて、覚えるんじゃなかった

女の強さとか弱さとか汚さとか全面に出てて、共感はできないけど、誰だってこうなってしまう可能性はあるような気がした。

言葉は体を持つっていう言葉がささった。

ただ神楽坂恵、ちょっと大根すぎるなあ…

yccn
yccnさん / 2016年10月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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最右翼な女性映画

「冷たい熱帯魚」の園子温監督による「東電OL殺人事件」をモデルにした映画。最近は「スターウオーズ」「マッドマックス」さらには「ゴーストバスターズ」に至るまで過去の作品を女性メインでリブート(て言うのかな?)している中、やはり世の中女性がメインになってきたような気がする。この「恋の罪」は女性の「性本能」と「感情」「思考」がうまく絡み合い素晴らしい出来の作品となっている。「冷たい熱帯魚」同様強引な展開があるが、「セリフ」や「描写」でグイグイ引き込まれて行く。途中冨樫真演じる大学講師が引用する詩「言葉なんて覚えるんじゃなかった」ってフレーズが頭から離れない秀作。

colt45SAA
colt45SAAさん / 2016年8月3日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い 難しい
  • 鑑賞方法:VOD
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グロ

超グロイ。
水野美紀が最高。
ストーリーも最高。
狂気を感じる。

よちよちあーちゃ
よちよちあーちゃさん / 2016年6月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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ヤベ〜

最初始まってから ちょっとの間は 久々の…いや 子供のとき以来のトラウマ映画の感じがあったけど 観ているうちにDVD欲しくなった!園子温夫婦モノはB級感を拭えなかったんだけど 結構な本数観てて、今回の作品で園子温ファンとしてコンプリート!
ただ今作が俺にとってのトラウマ映画になってたら100点だった。

2015年11月19日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 楽しい 怖い
  • 鑑賞方法:VOD
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おもしろいんだけど、堂々とみれないかなぁ。AVみてると思われそう。... ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

おもしろいんだけど、堂々とみれないかなぁ。AVみてると思われそう。

おかんの俳優さん、こぇぇ。素晴らしい

kens
kensさん / 2015年9月26日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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じわじわ伝わってくるメッセージ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

園子温と神楽坂恵が夫婦だったということをつい先日知った私です。
だから園子温の作品に毎回出てくるのか。
だって言いづらいけどさ...なんていうか、大根...だよね...??
「自分の妻をどんな使い方してんねん!」っていう、100人中150人が言いそうなセリフを呟きながら観ました。

【メインの登場人物】
◆吉田和子(水野美紀):刑事。夫と娘がいる幸せな家庭。ドSな男と不倫中(相手は出てこない)。夫の後輩とも不倫経験ありという奔放さ。円山町で起きた猟奇殺人事件を捜査する。
◆尾沢美津子(冨樫真):昼は有名大学の助教授、夜は立ちんぼやデリヘル嬢という二つの顔を持つ謎の熟女。昼と夜で人格まで豹変する。
◆菊地いずみ(神楽坂恵):売れっ子小説家と結婚して表向きは玉の輿だが、夫にも私生活にも満たされない思いを抱いている主婦。ある日、夫に隠れてAV出演してしまう。その後尾沢と出会い、尊敬、共感、崇拝する彼女と一緒に立ちんぼやデリヘル嬢をするまでに堕ちていく。

円山町の廃墟で女性の変死体が発見された、という同僚からの電話を受けたとき、吉田はラブホテルで不倫相手と情事の真っ最中だった。
慌てて現場へ向かうと、そこには2体のマネキンが。
よく見ると、マネキンの数カ所に腐乱した女性の身体の一部が埋め込まれていた。
蛆虫がそこらへんにうじうじ。鑑識によると死後十日ほど経過しているという。
そして、部屋の壁には大きな「城」の文字。

この廃墟はなんなのか?
被害者の身元は?
城とは何か?
犯人は?

出てくる三人の女たちは、みんな自分の人生に満足できず煮え切らない思いを抱えているわけだけれど、側から見たら完璧なまでに恵まれて幸福であろう人生を送っている、というのが象徴的。
女ってほんと無い物ねだりしてやまない生き物よね!
無い物をねだってそれを手に入れるためには相当の犠牲を払わなきゃいけないし、犠牲を払ってまで手に入れたとしてもそのときにはもう自分がズタズタになっている、っていう世の常を秀逸に描ききっているなと思った。
ほんと園子温の作品は、容赦なくザクザク切り込んでくるよね。
だから観終わると漏れなくちょっとオエッてなるんだ。
「地獄でなぜ悪い」「冷たい熱帯魚」のようなスプラッター的グロ描写は影を潜めた一方で、あまりにも生々しい「生」と「性」を余すところなく描ききったという点でまた違ったグロさがあった。
でもどっちにしても好き。容赦のなさが圧倒的。鑑賞後すぐにはわからないこの魅力。

水野美紀、この作品まではほとんど映画とか出てなかったんだなぁ。
圧倒的な滑舌の悪さを凌駕するほどの美しさなので、好きです。
初っ端からフルヌードで随分体当たりだなぁ~と思ったけど、中盤以降は特に過激なシーンもなく普通だった。

鑑賞後しばらく時間が経った今でこそ「容赦のなさが圧倒的!」とか賛美してるけど、実は、園子温の作品としては珍しく途中で止めようかなって少しだけ思った。
前半の間延び感、濡場の多過ぎ感、登場人物の饒舌感、神楽坂恵の大根感、そして水野美紀側のストーリーの、影の薄さ。
しかもとにかく長い、いや、長いのはいつものことだけどこれはやや嫌んなっちゃうくらいの長さ。
重要な「城」というキーワードの使い方もイマイチ釈然としない。
最初にドーンと出てきて以来ほとんどヒントらしいヒントもないまま終盤に突入し、一番最後にミツコ母の語り&回想で全部を説明するという、後出しジャンケン的な種明かし。
せっかく長い映画なんだから、たくさん伏線を張って徐々に謎が解明されていくストーリーだったら、もっともっと楽しめたかなぁ。

次は「愛のむきだし」だ!!

・・・と思ったけど、あれ4時間くらいあるんだよね。
なんか短くて濡れ場がなくて軽いやつでいったん休憩してからにしよ。

Chisa
Chisaさん / 2015年9月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い 難しい
  • 鑑賞方法:VOD
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性欲の渇き。

神楽坂恵の出演シーンだけが、なぜか爆笑コメディ風になっていた。
園子温監督らしさも全開の、後味の悪い猟奇犯罪映画。
強烈すぎる女たちのエロスとエゴイズムにたじろぐ。

2015年7月20日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  笑える 怖い 興奮
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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