カンパニー・メンのレビュー・感想・評価
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残念
僕もサラリーマン。
我が身に起こることかもしれないと、見に積まされる思いでみていた。
救いはあるだろうかと。
結論から言えば、全ての人に救いがあるわけではないということ。
エンディングまではいい感じで進んでたんだけどなあ、残念。
主人公一家のよくできた妻子。
主人公のちゃらんぽらん具合に比べてホントによくできた妻子だ。
やはり妻は財布の紐が堅いに限る、羨ましい。
困ったときは身内の絆。
ただそれも日頃の関係を良好にしておくことが重要。
ケビン・コスナーの優しさがいい。
フィルは残念だった。
定年間際にリストラされたらどう救われるのか?
興味深く見ていたが、やはり救いようはなかったということか。
これは切実だ。
いくら虚構の映画の中でも救う手段はなかったということ。
恐怖だ。
ジーンは何故もっと早くに会社を立ち上げなかったのか?
というよりは、重役であった人ならリストラ後の再出発も出来るということ。
そこは金の力か。
フィルを救う鍵は彼にあったろうに。
家庭の画き方はああいう金持ちは、愛人はいることが当たり前ということか。
上級国民てやつ。
そして最後も結局ジーンの財力で皆が再出発するが、他のまとめ方は出来なかったのだろうか?
これじゃ俺は救われない。
初心に戻ることの大切さ
リストラされた人が再就職するのにどれだけ苦労するのかよく分かる作品。
今まで高いポストに位置付けられた人にとってプライドや見栄みたいなのを気にしていて、それが再就職の邪魔になるのがよく伝わった。
自分はまだ学生だが、社会に出て出世し、成功を収めたらその分変なプライドや見栄みたなのが芽生えるのかなと思った。
家族が父親を支え原点に戻り再スタートするところが良かった。初心に戻ることの大切さがよく分かる。
ドラマチックな展開はないが、最後まで飽きることなく鑑賞できた。
出来る男感
主人公に感情移入が出来なかった。
奥さんは支えてくれて、仕事も贅沢を言わなければある状況。
単に生活をダウンサイズするのが嫌なだけだろう?と。
会社は誰のものであるかを問うのであれば強者の対比である主人公には残酷ながらもっと深みが欲しかったと思う。
そういった意味で一番感情移入出来たのがクリス・クーパー演じるフィル。
エコノミック・アニマルによって犠牲になった人はフィルの様に多くいるのだろう。これは現実だ。
ベン・アフレックは自身の一度はハリウッドから干された体験から役的にはハマりそうと思ったのだが、イマイチ「出来る男」感が溢れてしまっていてあまり悲惨には見えない。
あと、ケビン・コスナー親方の下で一度ベンは働くが、私もあれと同じバイトをしたことがある。
彼は合板を1枚1枚運んでいたが通常は3~4枚くらい運ぶ。
彼ぐらいのガタイで1枚運んで「はぁはぁ…」ってのに全くストーリーと関係なく嘘くさいと思ってしまった。
ケビンコスナーが出てる
トレーラの通り。
期待も裏切らないし、イメージ通りの作品になっている。
失業して仕事とは、生きるとはを考えて、
立ち直ってがんばっていこうっていう映画。
良くある正義とは、モラルを考えさせる・・・
そこまで重くも無いか。
大工さんの仕事は安い給料で、なぜ、
CEOとかマネージメントする人が平均的な給与よりずば抜けて高いのか?
資本主義では当たり前の事なんだけど、
直接物を作らない仕事は、
40,50代でクビをきられると、つぶしが利かないという
日本でも身近にある話だと思う。
ベンアフレック、トミリージョーンズ、ケビンコスナーが出てた。
トミリージョーンズはBOSSのCMで露出してるけど、
ベンアフレック、ケビンコスナーは久しぶりに見た感じがする。
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