「鹿の肉はあぶらが少なくてヘルシー」大鹿村騒動記 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
鹿の肉はあぶらが少なくてヘルシー
農村歌舞伎の伝統が残る、長野県大鹿村で起こる騒ぎを描く、人間ドラマ。60歳を超えた男女のいざこざは、まったく生々しさがなく、逆にほほえましく思える。それは大楠道代演じる、貴子のおかげかもしれない。童女のような笑顔で、びん詰めを差し出す姿がかわいらしい。しかし、駆け落ちした日に、何か怖いことがあったようだが、何だったのかな。
歌舞伎のシーンは、記録としても有意義だ。古ーい舞台装置に、ただの傾斜した地面の客席に、乱れ飛ぶ白いおひねり。江戸時代のまんまなんだろうね。お客タイムスリッパーになりたい。
松たか子の村内放送は、とても聞きやすく、わが町にもいて欲しい。あと、リニア新幹線は、私の予想では来ないと思った。
BS松竹東急の放送を録画で鑑賞。
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