アジョシ

劇場公開日:2011年9月17日

アジョシ

解説・あらすじ

「母なる証明」のウォンビンと「冬の小鳥」で絶賛された子役キム・セロンが共演し、2010年韓国で630万人を動員したサスペンスアクション。過去のある事件をきっかけに、世間を避けるように孤独に暮らしていたテシク。隣家の少女ソミは母親が仕事で忙しく、テシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった1人の友だちとして慕っていた。そんなある日、麻薬密売に巻き込まれた母親とともにソミが犯罪組織に誘拐され、ソミを救うため組織を追うテシクは事件の背後に隠された真実を知る。

2010年製作/119分/R15+/韓国
原題または英題:The Man from Nowhere
配給:東映
劇場公開日:2011年9月17日

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映画レビュー

5.0 『アジョシ』 vs 『Rocky Handsome』

2026年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

驚く

同じ物語、異なる美学。二つの孤独な男の戦いを比較する。
同じ物語でも、韓国は孤独を語り、インドは華やかに踊る。
韓国映画『アジョシ』とインド映画『Rocky Handsome』は、基本的なストーリー構造が共通している。孤独な男が、唯一心を許した少女を救うために裏社会へと身を投じる――この骨格は同じだ。しかし、両者の魅力は映像美、演出、心理描写において大きく異なる。
『アジョシ』は、緊張感と静寂のコントラストが際立つ作品だ。倉庫でのナイフ戦に代表されるアクションは、切れ目のないカメラワークで観客を戦場に引き込み、息を止めるほどの臨場感を生み出す。冷たいブルーを基調とした映像と、暴力の後に訪れる静寂が、主人公の孤独を強調する。セリフを排したクローズアップが心理を語り、最後に残るのは静かな温もりだ。
一方、『Rocky Handsome』は、よりスタイリッシュでエンタメ性が強い。アクションは派手でスピード感があり、色彩はビビッドで華やか。主人公の孤独や少女との絆も描かれるが、韓国版ほど繊細な心理描写や社会派テーマの深みはない。代わりに、インド映画らしい音楽や演出が加わり、娯楽作品としての完成度を高めている。
両者を比較すると、『アジョシ』は「体験させる映画」、『Rocky Handsome』は「見せる映画」と言えるだろう。韓国版は観客を物語の中に引き込み、痛みや孤独を共有させる。一方、インド版は視覚的な快感とテンポの良さで観客を楽しませる。どちらも魅力的だが、余韻の深さを求めるなら『アジョシ』、エンタメ性を重視するなら『Rocky Handsome』がおすすめだ。

アジョシは孤独な男と少女の絆が生む、韓国アクション映画の金字塔、韓国映画史に残る傑作アクションだ。無口で冷徹な主人公が、少女との絆を通じて人間性を取り戻していく過程は、観る者の胸を強く打つ。
本作の魅力は、緊張感あふれるアクションと心理描写の融合にある。倉庫でのナイフ戦は、切れ目のないカメラワークで観客を戦場に引き込み、息を止めるほどの臨場感を生み出す。銃撃戦では主人公の視点に近づくアングルが挿入され、観客は彼の恐怖や焦りを共有することになる。さらに、暴力の後に訪れる静寂で、目や手のクローズアップが孤独を語り、言葉以上に深い感情を伝える。
映像美も見逃せない。冷たいブルーやグレーを基調に、血の赤やわずかな光が際立つ色彩設計は、絶望の中に潜む希望を象徴する。韓国映画特有の距離感を保ったカメラは、寄りすぎず、覗き見るような緊張感を演出し、観客に心理的な圧迫を与える。
そして、ラストシーン。ソミとの写真を見つめる主人公の姿は、セリフなしで感情を語り、アクション映画でありながら、最後に残るのは静かな温もりだ。麻薬、臓器売買、児童搾取といった社会の闇を背景にした骨太なテーマも、本作に深みを与えている。
想像を超えるカメラワークが、あなたを戦場に引きずり込む。息を止めるほどの緊張感、そして最後に残るのは静かな温もり。

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larkmild

3.0 『レオン』とは似て非なるもの──

2025年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

オジさんと、親ガチャに外れた少女が追われる側となって逃げる…という構図。設定だけ見れば『レオン』の系譜かと思いきや、話が進むにつれてどんどん散らかっていく。

とにかく登場人物が多く、それぞれにドラマを背負わせようとするから、物語の軸がぼやけてしまう。アクションも少し古くさく感じてしまい、10年以上前の作品という時間差が見えてしまうのが惜しい。

結果として、いろんな要素を詰め込みすぎたせいで、肝心の“少女とオジさんの物語”が薄まってしまった印象。設定は魅力的だっただけに、もう少しシンプルに描かれていれば…と思わずにはいられなかった。

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abu

3.0 ウォンビンは凄いんだなぁ

2025年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

驚く

良くも悪くも普通、王道韓国映画という感じ
レオンと似てると言ってる層がいるが、伝えてるものが違いすぎて、そうか?という感想でしかない。母なる証明からのギャップが際立つウォンビンの演技力に注目してほしい。

爆発のCGのチープさが際立つ。残念

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タヌキ

4.0 タイトルなし(ネタバレ)

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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肩幅ヒロシ