リアル・スティールのレビュー・感想・評価
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父と息子とロボットと
まさに、「ロッキー」「ベスト・キッド」のロボット版。
ストーリーは至ってシンプルで予定調和なのだが、ロボット同士の迫力のバトル、父と息子の交流というエンターテイメント+ヒューマニズムは、プロデュースを務めたスピルバーグ印、最後まで飽きずに楽しめた。
人間同士の戦いでは物足りず、ロボット同士に殺し合いをさせ始めた…と劇中で言っていたが、そんな殺し合いの道具のロボットが父と息子の距離を近付けるのは意義深い。
父と息子は男同士なので感情の伝え方が下手なのだが、何か共通のモノがあればすぐに距離は縮まる。
それがロボットというのが、また男心をくすぐる。
また、日本語でしか動かないロボットや、主役ロボットの名前が“ATOM”だったりと、ちょっとした日本ネタにもニヤリ。
意外と面白かったです。
映画館で観たいと思っていたけど、ズルズルと時間が過ぎ、DVDが出るのを待っていました。お家で観ましたが、意外に面白かったです。なんでも、ロボットのリアリティーさが抜群に凄くて、ある意味ロボットにさえ感情移入出来ます。ストーリーもとっても良かったです。ちょっと小生意気な少年もいい味出してました。スピルバーグも携わってるんですね。特典を見てビックリしました。
『(それでも)"僕の父親"なんだ!!!』
※DVD&BD発売記念という事で劇場鑑賞当時の感想を掲載します
【2011年の締めくくりにふさわしい作品でした】
初め、アンダーグラウンドの住人のリアル・スティール(ロボットガチンコ試合)
に対する熱の入れようがあまりにもハイテンション過ぎて、その世界観になじむのに少し時間がかかりました。
しかし、マックスとチャーリーとATOMの間に次第に形作られていく
「絆」とも「友情」とも「愛情」ともいえるドラマパートが物語をよくカバーしており、
劇場にはあまり観客が多くなかったのですが、どの席からも
すすり泣きのような声が聞こえてきて私自身も、少し涙がこぼれそうになりました。
廃棄場では落ちそうになっているマックスを助けたチャーリーですが、
この場面に関しては、音楽の使い方から考えて、
この瞬間からやっと父チャーリーと息子マックスの親子としての時(とき)が回り始めた様に、
私には感じられました。
個人的に一番気に入っているシーンとしては、マックスが養子として引き取られる際に
「Please!(お願いだよ、一緒に居させてよ!)」
と切に訴え、その願いを一度は断ったチャーリーが、最後の大勝負では
「Please!(お願いだよ、ATOMと一緒に戦ってよ!)」
と訴えるマックスの思いを受け止める、という一連の流れがとても印象的でした。
次点には、チャーリーが2000ドル払わなかった相手に半殺しにされかけた時に、マックスが
「"父親"なんだ!!!!」
と強く叫ぶシーンに息子マックスの父チャーリーに対する愛情を強く感じ、その思いを受け取った父チャーリーが、
「すまない、マックス、俺が悪かった」
と息子に対して初めてその過ちを謝罪し、息子に対する愛情が芽生え始める、というシ-ンが心に残りました。
こういったまさに典型的な感動サクセスフルストーリーであっても、
これだけの感動を与えてくれるショーン監督、およびロバート&スピルバーグ製作総指揮ら、製作スタッフの手腕に、
ただただ称賛と敬意を表したいと思います。
見るよりやりたい
ロボットを操って対戦する格闘賭博の話。
11年ぶりに再会する父子が協力して強敵を倒していく展開。まぁベタだね。
ただこの手の映画は見るよりやりたくなるんだよね。ぶっちゃけ、話はたいしたことないし。
親子の絆もいまひとつ描けてない。賭博に参加してなかったら、この2人は話することもなかっただろう(笑)
作り手の「無機質な物体に命を吹き込む愛」が感じられる作品
これ、話としては
「父子がポンコツロボットに命を吹き込む作品」ですが
実は父子を通して
製作サイドが動かない物体に命を吹き込む愛に強いこだわりを持っている様に感じました。
要所要所に「えっ?このロボット、感情を持ち始めたの?」と思う様なシーンを織り交ぜて、彼をどんどん愛しく思わせちゃう。
主人公ロボ・アトムを映す映像が全編を通して、優しい眼差しに描かれていて、大切に紡がれた作品であるように思いました。
最後に、この話には私的などんでん返しが。
女性の要役「ベイリー」の声、江角マキコさんって信じて疑わなくて、
なんだよ下手だな、天海祐希さんにすればいいのに。って思ったら、
最後のクレジットに思い切り「天海祐希」ってありました。
個人的に大どんでん返し。
それにしてもディズニー映画は何であんなに「親との別れ」が基本でしょうか。
まあ、いいっちゃあ、いいんですが。
万人誰でも楽しめる
ロボットと親子・ボクシングと詰め込み過ぎかと思いましたが、見事な融合を果たし、子供・男性・女性どの人が見ても面白い映画になってました。
ロボットバトルは興奮する事間違いないです。ロボットだけど痛々しい感じも伝わってきました。この映画の準主人公でもあるATOMというロボットは、まるで感情を持っているかのように表現されていたので、ロボットに対する感情輸入もしやすかったです。
親子のストーリーはベタな感じですが、それがこのストーリー内容では十分活かされ、これが答えとも言わんばかりに伝わってきます。心情の変化に注目をしてみるとまた面白いと思います。
ベタな作品だが…
ロボットの動きがシュガーレイレナードが元と聞き、それのみ期待していた。
相変わらずアメリカ映画は、ヒロイズム、バイオレンス、成り上がり、安直な家族愛かよと、半分バカにしてたが…燃える(笑)。
手に汗握るし泣ける名作。
興奮&感動
新年初めてみた映画
最高によかったです!!
感動できるし、楽しめます。
ATOMが初めて勝つシーンとか
子役の子がめっちゃよかったです。
久しぶりに、
最高の映画でした(^^)
近未来版ロッキー?
この映画見てるとロッキー思い出して仕方がなかった(笑)。親子愛ものとしてもロボットアクション映画としても十分に楽しめる作品です。しかしオンボロロボットのアトムの愛らしさ抜群で容赦なく目の前のものをけり飛ばしながら走る姿やダンスする姿など見ていて笑いが止まりませんでした。
余計なテーマもなく何も考えずただ純粋に楽しむ映画なので気晴らしに見るのに最適かと。多少アトムが打たれ強すぎや、アトムと同じロボットのゼウスを作っている会社の立場に関してなどちょっと不満もありましたが・・・
ロボット格闘技を通じて.......感動です!
ボクシング、プロレス、異種格闘技....と進む中....いよいよ人間同士の戦いに飽きてロボット格闘技へ移行したということか.....。
ロボットいえども痛々したしい格闘シーン.....。
一言でいえば、とんでもないダメおやじチャーリーが息子マックスとの親子の絆を取り戻して行く話.....。
廃工場で拾った旧式ロボットATOMは、まるで人間のように動き、マックスとの触れ合い、そして、ボクサーでもあったチャーリーが指導するシーンは、感動的.....。
ラストシーンは、チャーリー自ら.....それを見つめるマックス.....涙が溢れ出ました.....。
スカっと楽しめる映画です
親子愛のネタは弱いですね~泣けてきます。
押し付けがましくもなく単純にスカっと楽しめる映画でした。
格闘シーンはとっても迫力があり、本物の格闘技を見ているときのように自分も避けたりしてしまいました。
残念なのはエンディングのラップ。
感動が、余韻が台無しでした。
心地よいメロディーにして余韻を楽しみたかったです!
感動
子と父の親子愛そしてサクセスストーリー。
単純なサクセスストーリーなんだけれども
ATOMと父親のシャドー機能練習で、父のボクシングにおける情熱を感じる事ができました。
最後の方には感極まって泣いてしまいました。
この映画は凄い面白いです。
一つ言うならATOMはなんであんなにタフなのか??ATOMについてもっと掘り下げて知ることが出来たらなお良かったです。
主人公ロボットの目が語るもの
単純に楽しい。
ただのロボなのに。しかも自律してない! リモコンだし! (^^ゞ
典型的なハリウッドエンタメ作品ですので、ストーリーはベタですけど、まとまりも流れも心地よいです。
まぁ、野蛮だと思われちゃいますけど、拳でぶん殴りあうシーンってのは、男の子的にはスカッとする部分ってあるわけです。それがロボットだと罪悪感もないしド迫力だし。
私が最後まで解釈に困ったのが『主人公ロボットの目』です。
たぶん、いろいろ解釈してくれる人達もいるでしょけど、結局、私の結論としては、視聴者に感情移入させるためのテクニックにすぎないのかも?というところ。
でも、気になります。
社会をまだ知らない少年と愛情を忘れた父親のSF感動ドラマ
親子の絆を描いた作品はいくらでもあるが、この作品は今までにない、近未来ロボットを使ったド派手なSFと連続するアクションシーンで絆を描いた新しい挑戦である。
そして逆に格闘や戦闘アクションを見せ場に観客を魅了する作品もいくらでもあるが、今回は最後の結果を見ればわかる通り親子は似た者同士だといわんばかりのシーンを交えて"親子の絆"というテーマが決定的に裏に配置されている。
同じマシンの主でも大人社会の中にある現実をまだ知らず20万ドルの価値も知らない少年と愛情を輝かしかった過去に置き去りにし、ロボットの闘いを金儲けの手段としてしまう父親ではそのマシンの価値は全く変わってくる。息子は誠実な心で鉄に夢を馳せ、父親は現実社会の中で金儲けの希望を鉄に込める。
廃品置き場にあったあの鉄屑は持ち主によって手段としてのガラクタ、つまり「現実の鉄」(リアル・スティール)にも成り得、「純心な夢」(リアル・スティール)にも成り得るのだ。
ヤバい!
評判が良かったので、観にいきました。
ユーモアのあるロボットが次から次へと出てきて、自分的に2011年のロボット映画ではトランスフォーマーより遥かに良かった。
また、子役のダコタくんはカワイイですね。
そしてヒュージャックンは、とにかくカッコよかった!
テンポも良く、あきずに見れました。終盤はかなり感動します。
最高の映画でした!
愛を感じた
まさに素晴らしい!!の一言しか出ない。
本映画は実に様々な側面があって、非常に見る人の心をくすぐる。
私自身本映画のポイントは以下の通りではないかと思う。
・主人公の父親と子供の愛情
・子供とロボットの友情
・ロボットのCGの凄さ。
・ロボットボクシングのアクション
・現代社会へのアンチテーゼ
(壊れたらすぐ捨てる)
(金で何でも解決しようとする)
(更なる刺激がほしい。満足出来ない。我慢出来ない)
特に現代社会へのアンチテーゼという強いメッセージ性を感じる。それをロボットと人間との関係を通じて我々に訴えかけているのではないだろうか。
実に深い映画だ・・・。
本当に観て良かったと思える映画でした。
かっこいい〜〜
久しぶりに映画館に行きましたが、迫力満点で最高でした!!
ヒュー・ジャックマンはダメ男の時でも十分かっこよく、ダコタ・ゴヨくんのダンスは120%キュートで、アトム達ロボットも皆かっこよく、音楽もノリノリで最高!!
難を言えば、劇場なので自分が拳を振り上げて応援できなかったり、声援を送れなかったことです。DVD出たら自宅で再演です!!!!!
なつかしい名作を思い出した
主人公ヒュー・ジャックマン格好いいねー
それだけでも見るかちあり
内容的にシルヴェスタースタローンの名作オーバーザトップが帰ってきた感じで
この手の親子との交流映画は今の時代 ヒュージャックマンなんでしょうね
子供をもつあなたなら是非見てくれ!
親子のハッピーエンド映画って良いもんですな
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