「作り手の「無機質な物体に命を吹き込む愛」が感じられる作品」リアル・スティール 覆面A子さんの映画レビュー(感想・評価)
作り手の「無機質な物体に命を吹き込む愛」が感じられる作品
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これ、話としては
「父子がポンコツロボットに命を吹き込む作品」ですが
実は父子を通して
製作サイドが動かない物体に命を吹き込む愛に強いこだわりを持っている様に感じました。
要所要所に「えっ?このロボット、感情を持ち始めたの?」と思う様なシーンを織り交ぜて、彼をどんどん愛しく思わせちゃう。
主人公ロボ・アトムを映す映像が全編を通して、優しい眼差しに描かれていて、大切に紡がれた作品であるように思いました。
最後に、この話には私的などんでん返しが。
女性の要役「ベイリー」の声、江角マキコさんって信じて疑わなくて、
なんだよ下手だな、天海祐希さんにすればいいのに。って思ったら、
最後のクレジットに思い切り「天海祐希」ってありました。
個人的に大どんでん返し。
それにしてもディズニー映画は何であんなに「親との別れ」が基本でしょうか。
まあ、いいっちゃあ、いいんですが。
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