「マックスがキュート。」リアル・スティール りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
マックスがキュート。
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ヒュー・ジャックマンのダメおやじぶりも良かった。
けれど、マックス君、めちゃキュートだった。
かわいさと憎たらしさの割合が、ちょうど良い。
母子家庭で育ったわりには、いえ、母子家庭で育ったためか、しっかり者の11歳の男の子。
することなすこと、うまくいかないダメおやじとの交流。
前半、投げやりで、ちっとも一生懸命でないチャーリーにイケスカないものを感じた。
こういうダメ役も、上手いね。
ストーリー的には、こうなるでしょう!だけど、そこにロボットが混じって、戦いが始まって・・・。
最後まで、飽きることなく、ダレルことなく見ることができ、良かった。
諦めない気持ちを教えてくれたのは、マックスだけではなく、アトムも教えてくれたのだ。
アトムが持つ、真似をする機能。
まるで、意志が、感情が、あるかのようなアトムの動き。
つまりは、操っている本人の気持ちを、悲しみや辛さ、痛さ、または、楽しみや喜びまでを写しているのだ。
マックスが生まれて間もなくから、離れて暮らしていても、父親と男の子、似た者同士であるのが、なんとも微笑ましい。
血の繋がりが、成せる業か。
日本に対する好感をいくつか目にするが、あの漢字のセンスは、いただけない。
なんとかならないの~。。。
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