「限りなく透明に近いブルー とはまさに」ヴァンパイア Hasさんの映画レビュー(感想・評価)
限りなく透明に近いブルー とはまさに
2度目のレンタル。大きな記憶違いがあった。以前に観た時、この映画は終始薄いブルーのフィルムではなかったか。
岩井俊二監督が得意とする透明感ある画調に加えて、施される森の緑や、バスのシート、病院のシーツまで、拘ったブルーやグリーンの配色が美しく、間違った記憶を生んだのだろう。
「首から飲んでみていい?飲んだことないんだ」 にグッときた。
赤い風船ならぬ白い風船。風船はよくできていた。
とにかくクソ暑いこの真夏。クーラーの効いた部屋で観たい映画No. 1。怖い映画という意味ではなく。心地良い清涼感のある小品として。
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